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つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

武蔵野第三中開校60周年記念祝賀会

2011年11月12日 | 日記
                     開校当時の模様を披露する武藤忠春先生

記念祝賀会は同期の連中と同じテーブルについた。
学校長、来賓挨拶、鏡開きと続き、乾杯は本校十代目校長の市川哲夫氏の発声で行われた。
PTAの関係者が各テーブルの接待役をしていた。
現在はPTAの会長や役員たちは全て女性で占められている。他校のPTA役員たちも全て女性であった。往時と比較しての様変わりにはびっくりもした。

旧教員を代表して武藤忠春先生が壇上に上がり、開校当時の模様を披露した。
初代校長であった實方亀壽校長の話や、1回生、2回生の入学式は校舎が完成をしていないときであり、武蔵野1中のグランドを借用して入学式を行ったエピソード等。
元木靖則校長はじめ同窓生たちは武藤忠春先生の話を真剣に聞いていた。当時のことを知る数少ない体験者の話には胸にジーンとくるものがある。
とてもいい話を武藤忠春先生はしてくれた。

實方亀壽校長が掲げた「学校の教育目標」の理念が武藤忠春先生から詳しい解説を入れて披露された。
◆個性豊かな文化の創造と民主的な社会の発展に努め、進んで平和的な国際社会に貢献できる人間性豊かな社会人を育成することを目標として、次の標語をかかげる。
このひとつひとつを目標とするだけでなく、それらが一体となり、相関連し、相補うものとする。
 (1)知性豊かな人になろう
 (2)情味のある人になろう
 (3)品の良い人になろう
 (4)健康な人になろう
 (5)骨身を惜しまず働く人になろう

實方亀壽校長は、教職員、父母たち、生徒など誰からも尊敬をされた立派な教育者であった。
武蔵野三中校長から東京都教育委員会の赴任の為に異動していった。

實方亀壽校長が朝礼のときに話をしたことを思い出した。
「今では空には月や星が見えるけれども、これからは各国が打ち上げられる人工衛星がたくさん地球の周りを回る時代がやって来る」
今でもそのときの実方校長の顔が思い出される。

(11月12日記)
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