イケさんの「日々これ辛抱」

ガンバ大阪やサッカー、色々感じた事を書いていきます。http://blog.goo.ne.jp/ijdhdy/

『接近・展開・連続』の理想形

2008年11月19日 13時00分37秒 | サッカー
『接近・展開・連続』の理想形って、どんな姿なんやろう……
って事で、勝手に考えてみた。(笑)


今まで思ってたのは……
例えば……
味方2人で相手が3人にプレッシャー受けた時、相手を寄せた所で、逆サイドにパスを出す事によって、展開して相手ゴールを奪おう……
そんな感じに漠然と思ってた。



『サッカー』をシンプルに考えたら、味方11人と相手11人で、それぞれのゴールを守りながら、相手から奪う点数を競うスポーツですよね?

これは個人的なイメージですが……
Goalを奪うイメージは、相手ゴール前までに11人の選手が居てて、それを味方11人を使って、相手の壁を削りながら、相手ディフェンスを薄くしてGoalを決めるというか……。
別に相手全員を削る必要はなくて、3人残ってても、Goalが奪えるなら、それでOK。
もっと極端に言えば、相手全員を削らなくても、決めれるんならOKな話。(そんなSuperな選手は、おらんけどね)

チェス・将棋とかのボードゲームでは無いけど、決まった人数で、相手を崩し活路を開いて、目的を果たす……
何となく似てるね。(笑)



話を“展開”の部分に移し、ちょっと考えてみた。
(強引ですが……)

例えば。
ある局面で味方1人に、相手3~4人が来たとして、ここで“展開”できたら、味方1人で相手をそれだけ削れる……
これって効率(あんま好きな言葉じゃないけど)良くないですか?
あっ、あくまで仮定の話ですよ。あくまで……(汗)

“展開”って、局面を変えるだけでなく、『相手を削る』意味もあるんでしょうね。


“展開”するって言っても、常に逆サイドって事やなくて、自分よりも前のスペースやフリーな選手等がいてたら、そこに出す事で局面を変えれるし、もしくは単に横にスライドする場合もあると思うし。

ここで勝手にイメージしてみると……

例えば。
TV番組見てて、1カメ・2カメ……とカメラ割りをスイッチしていく様な感じというか。
同じ番組を撮ってても、カメラの位置・ズームによってTV画面に映る『局面』は変わってきますよね?
サッカーの試合でも、ピッチで選手が試合する事には変わりないけど、ドコをどう切り取って、自分達に有利な局面を見つけ、相手よりも速く使っていけるか……
って意味なんとちゃうかなぁ?

でもある局面で、相手が自分達と同数、もしくは数的不利(こっちが有利)な時、“展開”はしないで、個でスルスルと突破・ワンツー等のパスワークを使って、打開せんとアカンのやろね。

自分達が、同数・数的優位な時に“展開”すると、“展開”した先が、相手の人数が揃ってる場合もあると思うし、それでは打開した事にはならへんと思うから。


だから、『削って、削って、ドーン』や、『削って、スルスル、ドゥンっ』とか、『スルスル、削って、チョンっ』みたいなね。
出たっっ!! 擬音っ!!(笑)
って、全然分からんわな……(苦笑)


速攻時はイメージ持ち易いね。
でも遅攻の時は……

遅攻になる時、だいたい味方6~7人で、相手が8~9人ぐらいになるんちゃうかなぁ?
(自分達が数的優位な時って、あんまり無いと思うけど。)

その時、ある局面で味方2~3人に対し、相手も同数の場合、仮に“展開”しても、人数削れてないし、相手は1~2人多いままやから、“展開”した先が難しくなるだけじゃないかなって。

この時、個での突破・ワンツー等のパスワークを使って打開できれば、また相手が寄ってくると思うんですよ。
一度突破して、更に相手が“接近”して来た時、この時に展開できれば、その分フリーな選手・スペースができてくると思うんです。
遅攻の時って、尚更“突破”が求められるんやろうね。


もしかすると、相手が接近して来た時(ホンマは速攻・遅攻関係ないのかも)、瞬間の判断で“展開”が最優先ではなく、もし“突破”できるなら、本当はそれが最優先で、それができない時に、局面を打開する“展開”を使うんやろうね。

何ていうか、イメージですが……
“接近”“展開”……
ではなく、↑の“展開”の所で、最優先されるのは、実は“突破”というかね。(苦笑)
“突破”できへん時に、“展開”が来るって言うか……

遅攻時のイメージが『寄せて・寄せて・展開』なんですけど……
“接近”『突破』“接近”『展開』みたいな。(苦笑)
もちろん、↑の『展開』の局面も、突破できるんなら、そこには『突破』が来るんちゃうかなぁって。


ただ、『それだけ相手を寄せて、ボールを取られないのか?』ってのが、ポイントなんでしょうけどね……(苦笑)
そのキビシイ局面で、ワンツー等のパスワークでも突破できれば良いけど……
この時やっぱり『個で突破できる・取られない』選手が居れば、だいぶ助かるんやろうなぁ。
(やっぱし個で、相手2~3人を相手にできる選手が居れば、色んな戦術で使い易いんでしょうね)


最後になったけど、
“連続”って部分は、それぞれの局面を迎えた時、それを“突破”できるか、それとも無理だから“展開”するか……
~の判断を繰り返しながら、相手ゴールに近づいてGoalを奪おうって意味なんちゃうかなって思える。


俺らみたいに代表の外側にいる人間には、“接近”“展開”“連続”のコンセプトに込めた意味を、直接聴ける訳ちゃうから、自分勝手な想像になるけど、俺には↑に書いた様な事なんちゃうかなって思いましたよ。
『全っっ然ちゃうでっ!!』って言われるかも知らんけどね。(笑)


それと、『理想はこうやから、お前はこうしろ!!』では、難しいでしょうね。
代表選手1人ひとりに、『できる事・できへん事』があると思うし、そこは選手によって、アジャストしていかんとアカンやろうから。
それぞれに合う形・プレーが見つかったら良いですよね。(笑)



日本では今日の深夜に、W杯アジア地区最終予選・Awayでのカタール戦が行われるんですが、今回DF中澤が怪我で出られない様なんで、この試合では寺田が、スタメンで起用されるみたいですね。

確かに真剣勝負の舞台で、代表での経験が浅い選手にとっては、大変やろうけど、ピンチをピンチと考えるよりは、『チャンスが来た!!』と考える方が、ポジティブになれると思うし、より自分のちからを発揮しやすいと思うんですよね。
なもんで、ポジティブに頑張って欲しいですね。(笑)



気がついたら、めっちゃ長文なってもうた……(汗)
今回、最後まで読んでくれた人、しんどかったでしょ?(苦笑)
スイマセン。それと、最後までありがとね。(笑)
コメント
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