イケさんの「日々これ辛抱」

ガンバ大阪やサッカー、色々感じた事を書いていきます。http://blog.goo.ne.jp/ijdhdy/

『分かってても、止められない物』

2006年12月04日 23時04分01秒 | ガンバ
残念ながら、一昨日の最終戦。2-3と敗戦・・・・・・
そして順位は、川崎フロンターレにも抜かれ、3位でシーズンを終える。
これにより、来年のACL出場は無くなってしまいました。

え~~~・・・・・・
何から書いていけば良いか・・・・・・


去年の優勝した時のサッカーは、『トライアングル』(大黒・アラウージョ・フェルナンジーニョ)が揃って、初めてJレベルを突き抜けた攻撃力を披露できるサッカーやった。
相手としては、『分かってても、止められない』ので、自分らのサッカーをイジってでも、この3人を押さえる為に研究し、その結果、去年の終盤、ガンバは勝てなくなってしまう……
(結果的には、ギリギリの所で優勝するんですが……)

この経験と、大黒・アラウージョ二人の移籍により、今年のチームは変わらざるを得ず、『二人が去年奪った49ゴール分の攻撃力を補う為』と『守備の強化』、『攻撃を1つの形に頼らず、色んな形を持つ為』に、『マグノ・アウベス、播戸、加地、明神、手島』の5人を、補強する事になりましたよね?

マグノ・播戸の総ゴール数は、42ゴールと去年の二人には及ばないものの、それに近い結果を出していますね。
加地が加入した事により、去年は中々巧く行かなかった『4バック』を機能させる事が出来たのが大きかった。彼の加入は、ガンバに『3バック』と『4バック』の併用をもたらした。
明神加入の恩恵は、今まで、ガンバのボランチ、橋本と控えの差が大きかったけど、仮に累積・怪我等で、出場出来なくても、計算できる明神がいる事により、層が厚くなった。
手島の場合は、シーズン序盤に京都に復帰した為、残念ながらコレと言った物が無かった。


今年のガンバと去年のガンバを比べた時、勝ち点から考えると、今年のガンバの方が多いので、チームとしては、去年より結果を出せてますよね。
失点数も今年の方が少ない。
でも、ゴール数は去年より格段に減った訳じゃないけど、攻撃力は去年の方が、凄かったと思う。
単にゴール数を比べるんじゃなく、さっきも言ったけど、去年の『トライアングル』は、『分かってても、止められない』物があった。
やっぱ日本のレベルを突き抜けてたんだと思います。
でも、今年の攻撃は多彩な攻め方が出来、ワンパターンになる事は無かったけど、『分かってても、止められない物』を、失ってしまってた……
二人の移籍は、どうしようも無い事やったんやけどね……

浦和のワシントンは、『分かってても、止められない物』を持ってたよ。
だからこそ、全チームにとって、彼は危険人物やった。

来季のガンバには、『分かってても、止められない物』を、取り戻して欲しいです!!

コメント (2)
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