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医療保険の考え方(その2)

2011年02月17日 | ぴっくあっぷ

昨日の日経新聞「経済教室」欄「ゼミナール」に興味深い記事が出ていました。

(伊藤先生の「国債急落に備えよ」ももちろん興味深いです!)

慢性骨髄性白血病に大きな効果のある抗ガン剤グリベック。

投与を継続すれば生存率95%ながら年間個人負担額は平均50万円。

50歳で発病して70歳まで治療が続けば、1千万円

負担の重さから別な治療に切り替える人もいるとか・・・

現在の医療保険制度は、公的医療保険も民間医療保険も比較的短期間の

治療を前提としているため、こうした問題の前には無力。

本来、自助努力では賄いきれない分を相互扶助によりリスクを負担しあうのが、保険の役割。

公的な社会保障はもちろんのこと、

民間医療保険も「入院したら1日1万円」という発想から脱するべきですが、

あいかわらず続けているのは・・・

保険会社にとって、儲かる発想だからです!
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