70年代に郊外に移転した大学が、次々と都心に戻っています。
70年代は、大学進学率の伸びと団塊ジュニアに合わせてより広いキャンパス
でより多くの学生を集めようと、続々と郊外に移転しました。
一方、少子化を迎えた現在では、郊外よりも都心の方が確実に志願者数が増えるそうです。
私が大学生の時、母校は既に八王子に移転していて、大学の近くに住んだら
せっかく東京にでてきたのに、地元よりも田舎でした。
遊びやアルバイト先も少なく・・・、それだけなら、「勉強するべきだ!」
でいいけれど、優秀なOBが指導に来にくくなって、司法試験合格率が低下したり・・・。
かたや、都心に残り続けた大学は、人気、学力ともに維持できたようです。
先日、教授になった同級生が『振り向けば○○大』と、嘆いていました。
大学に去られたまちは、痛手のようですね。
それだったら、はじめから来なければよかったのに!と言いたいぐらいでしょう。
残念・・・
アメリカのように大学の周りで起業する人が増えて、郊外や地方が
文化をもって栄えてゆく姿が理想だったのですが・・・
ここはあえて、東京の真ん中に広大なキャンパスを持っている日本一大きなあの国立大学
を郊外とか地方に強制的に移転させるのがいいと思うのですが、どうでしょう?
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