横浜 スリーアイ blog

横浜・みなとみらい線と根岸線の賃貸不動産・まちづくり・マネー情報。

仲介者の信用

2011年01月21日 | ぴっくあっぷ

アメリカが契約社会だとすると日本は信用社会です

この「信用」がなかなかむずかしい・・・

不動産賃貸では、大家さんと入居者さんの間に立つ不動産会社

お部屋を探す人のイメージは、①大家さん―不動産会社-入居者 の構造ですが、

実態は、②大家さん―不動産会社A-不動産会社B-入居者 の構造の方が多いのです

不動産会社Aは、大家さんからお部屋の募集を任されている不動産会社

不動産会社Bは、入居者がお部屋探しを依頼した不動産会社


お部屋を探す人が普通の会社に勤めていて、それなりに年収も、保証人もあって、

ペットや大型バイクとかの特殊事情もなくて、募集の賃料で、『この部屋にします!』という

場合は、なんの問題もありません。


ところが、お部屋を探す人が、自営業だったり、収入はあるけど証明できなかったり(!)、

保証人がいなかったり、・・・なんらかの条件がある場合・・・

不動産会社Bの役割はかなり大きいのです。

つまりは、ほとんどの場合、不動産会社Aは書類以外は契約まで入居者さんと会うことはあまりありません。

従って、書類以外には、『不動産会社Aと不動産会社Bとの関係』がとても重要なのです。


当社も地域業者として、『特殊事情』を通してもらうことが時々あります。


同じようなことは、ほかのビジネスにもあるのではないでしょうか?



「○○さんの紹介だから大丈夫」「○○会社からだけど、よくわからないので慎重に審査しましょう」


また、「●●社の紹介だから、断ろう!」こんな会社に行っちゃったら大変ですね。

でも実際あるんですよ。



これがなくなると、ビジネスは情報端末だけで完結してしまいますが、

そうはいきません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする