アメリカが契約社会だとすると日本は信用社会です
この「信用」がなかなかむずかしい・・・
不動産賃貸では、大家さんと入居者さんの間に立つ不動産会社
お部屋を探す人のイメージは、①大家さん―不動産会社-入居者 の構造ですが、
実態は、②大家さん―不動産会社A-不動産会社B-入居者 の構造の方が多いのです
不動産会社Aは、大家さんからお部屋の募集を任されている不動産会社
不動産会社Bは、入居者がお部屋探しを依頼した不動産会社
お部屋を探す人が普通の会社に勤めていて、それなりに年収も、保証人もあって、
ペットや大型バイクとかの特殊事情もなくて、募集の賃料で、『この部屋にします!』という
場合は、なんの問題もありません。
ところが、お部屋を探す人が、自営業だったり、収入はあるけど証明できなかったり(!)、
保証人がいなかったり、・・・なんらかの条件がある場合・・・
不動産会社Bの役割はかなり大きいのです。
つまりは、ほとんどの場合、不動産会社Aは書類以外は契約まで入居者さんと会うことはあまりありません。
従って、書類以外には、『不動産会社Aと不動産会社Bとの関係』がとても重要なのです。
当社も地域業者として、『特殊事情』を通してもらうことが時々あります。
同じようなことは、ほかのビジネスにもあるのではないでしょうか?
「○○さんの紹介だから大丈夫」「○○会社からだけど、よくわからないので慎重に審査しましょう」
また、「●●社の紹介だから、断ろう!」こんな会社に行っちゃったら大変ですね。
でも実際あるんですよ。
これがなくなると、ビジネスは情報端末だけで完結してしまいますが、
そうはいきません。
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