先日のテレビで「アスペルガー症候群」が放送されていました
『こういう人』というステレオタイプの定義が偏見をよぶので
なかなか確定的な定義づけは難しいようですが、
かのスティーブン・スピルバーグ監督も診断されていることから、
やはり「天才的」な人もいるようです
テレビでは、アスペルガー症候群の人を理解して、彼らの能力を
職場で生かしてもらっている実例をやっていました
高学歴ながら、その特徴である「他人の情緒を理解するのが苦手」
なことから対人関係で躓き、転職を繰り返さざるを得ない・・・
でも、その能力を生かすと、出演者が言っていたように、
普通の人+アスペルガー症候群の人>1+1 になる
そういえば、私がサラリーマンだったころにもいました・・・
3つ年上、大手総合商社からの転職で中途入社、東京大学卒
会議中にあたりまえのように寝てしまう
お客さんや同僚、上司を怒らせてしまうが、どうしてかわからない
一緒にすし屋に行った時、職人との「間合い」がつかめずになかなか注文できない
最後には、職人に怒ってしまい・・「帰る!」と言って1,000円置いて帰っちゃった
(1,000円じゃ全然足りなかった・・・)
あの人は、どうだったんだろうか・・・
やっぱり2年ぐらいで辞めちゃったけど、
確かに、アウトプットは下手だったけど、インプットはすこぶる早く
感情以外のことを理解するのはよくできた
あの人・・・能力を見抜ける人がいたら・・・
※調べたら、大学の先生になっていました