㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

県議会議員選挙が主話題に

2015年04月14日 | 日記
昨夜は旧飯田市地場産業センターマネージメントクラブ、通称JMCの新年度総会が開催されました。
総会では昨年の事業報告に収支決算報告、役員改選、次年度事業計画案、次年度予算案の承認等々
普通の総会ではシャンシャンシャンと30分も有れば終わる所なのですが、この我がJMCでは毎回1時間では効かないほど討議が交わされ熱気を帯びた総会が開催されてきています。
そして今回も、1時間の予定をオーバーして何とか終了、続きは懇親会の席上でと、本当にシビアで前向きに、熱く付き合いの出来る、そのくせファジーでフランクなお付き合いと勉強の出来る会なんです。
現在会員数が35名位だったかと思うのですが、業種が違い年齢が違い、企業規模が違うと言う全くな異業種がこの地域に存在し、マネージメントの勉強をしたいと言う共通点で集まって、既に30年近く続けて来ている会なのです。
年齢を越えて話ができ、相談にも力にもお互いが一肌脱いでお付き合いが出来ると言った会なんです。
総会終了後の懇親会では、今の話題である県議会議員選挙の結果についてが口々に話されていました。
飯田市地区の県議の話題はほとんど出ませんでしたが、下伊那郡区の当落については数多くの話が交わされて居ました。
一番に言われているのがトップ当選をした人が、脳幹出血から回復出来ないまま出馬し、同情票だと思われる票をかき集めてトップ当選。
選挙カーに満足に乗れず、ろれつも回らず、当選した翌日からは再入院を1年間するんだと聞きました。
こんな状態で県議会議員職が勤まるのかと厳しい意見がほぼ全員から出ていました。
また、そんな彼に投票した有権者達は、彼のこの状態が本当に分かっていたのかどうかと言う点、更にはそんな彼を隠してまでも選挙戦を推し進めてきた戦隊は勝てばいいとでも思っているのかどうか等々、議員としての職務がはなから果たせないのが分かっていての出馬と当選に理解できない不満がとても大きく話題と成っていました。
一方で、与党第一党の公認候補が、組織力に物を言わせた2期目の選挙を繰り広げた訳ですが、結果としては当選はしたものの投票率が落ちた以上に票を落とし、先の議員活動が出来ないのでは無いかと言う人よりも票を落とす結果に個人の資質が問われたのでは無いかと言う声が多く聞かれました。
そして落選となった新人候補、あちこちの組織の取り崩しには動かれた様子では有りますが、やはり組織力不足と行動力不足は歪めない事実だったようで、足場がための弱さが選挙活動自体を表面化する力にまで変えられなかったのでは無いかと言う見方が大半です。
選挙で良く聞くのが、断られて引き下がるようでは勝てない、押しきって強引にもっていけなければ政治家には成れないと良く聞きますが、おとなしすぎたのではなかったかと思うのですが……
県議会議員と言う職は地域との繋がりもそれなりに濃い部分が多々ある物です。
今回の選挙戦を踏まえて彼らの今後の活動を見据えて行きたいと思います。