観光地化、近代化、漢人化が進んでいて、想像よりも感動しなかったと書いた今回の旅の目的地ですが、そうは言っても雲南の魅力にあふれています。
それぞれからお勧めをピックアップ。
ちょっと長いので二回に分ける。今回は麗江中心
1) プーアール茶
プーアール茶は、中国茶の中でも黒茶と言われるもので、良質のものは円盤型の茶餅にして長い年月保存・熟成させます。
私は香港在住中に良質なプーアールにはまりましたが、高いものは茶餅1つ2~3万円くらい平気でします。
そして、プーアール茶は雲南省の特産物。古くは、麗江も通る茶街道を通って、商人がチベットまでお茶を運びました。
シルクロードの茶バージョンですな。
で、現在の麗江には、一見して歴史のない観光客向けのショップが多いですが、町の中心部の四方街から南に行くと、古いお茶屋さんが何軒かある。
今回は私は購入しなかったが、ここまで来たなら本場のプーアールを体験する(試飲)くらいはしてみたいところだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6e/85354e9374ccf9377c03ea547ba02c54.jpg)
2) 白沙
麗江の町から12~17km(ガイドブックや街の標識によって数字が違う。。。私の感覚は12km)ほど北に行ったところにある、ナシ族の村。
観光地化の度合いがまだ低いので、ナシ族の暮らしに触れることができる。
見所は壁画と伝統的な刺繍を教えている学校(見学できる)、トンパ文字の書かれた壁などだが、村の中をサイクリングしながら民族衣装を着て農作業や大工仕事する人々を見る方が楽しい。
屋台でナシ族伝統のスナックを食べ、カフェで梅のジュースをいただく。
途上国の田舎でリラックスできるパターン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/aa/3dff5eac38f162716191bc2facb065b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1a/29ac89149124705bb9cfdfa5d9a82144.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/98/9835f88f9be6a3a16129f7134778b65e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/9d/319b57f5acd2215735a9fe0dd28f455a.jpg)
3) 麗江 - シャングリ・ラ間の車窓風景
バスで4時間の道のり。窓側の席ではなかったので、写真はほとんど撮れなかったが、美しい風景は心に焼き付いている。
ポイントは。。。
A. 空の青さと草原・畑の緑のコントラスト
特に、虎跳峡のあたりではナシ族の村が谷に沿って存在し、そこに見事なトウモロコシや小松菜のでかいものなどの緑の野菜が植わっている。その段々畑の緑と空の青さ、雲の白さ、そして長江上流の金沙江の濁流の色がそれぞれ強烈。また、シャングリ・ラが近づくと3000メートル超の高度とは思えない大高原がひろがり、緑の草地の中を黒いヤクが放牧されている。チベット族の大きな家と石屋根がアクセント。
B. 霧と雲
夏は雨季。雲が多かった。そして、雲南の山々のてっぺんから雲が滝のように落ちてくるのが見える。幻想的。ユーラシアの山地に来たという感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/4a/a9dedd9ff7b73d02b3daa0d4e118875e.jpg)
C. 高低差
山の上と谷の底では1000メートル以上は違うと思う。気温も、シャングリ・ラでは12~3℃だったものが、途中の谷底付近では25℃くらいになる。当然、植生が違う。針葉樹や高山植物の花畑から、湿潤な温帯の濃い緑の植物まで、変化が楽しい。
D. 少数民族の暮らし
観光地化されていない、飾らない暮らしが見られる。集落のつくり、家の作り、農業や酪農に従事する姿など。
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冷たい風のような火を燃やすものたち
それぞれからお勧めをピックアップ。
ちょっと長いので二回に分ける。今回は麗江中心
1) プーアール茶
プーアール茶は、中国茶の中でも黒茶と言われるもので、良質のものは円盤型の茶餅にして長い年月保存・熟成させます。
私は香港在住中に良質なプーアールにはまりましたが、高いものは茶餅1つ2~3万円くらい平気でします。
そして、プーアール茶は雲南省の特産物。古くは、麗江も通る茶街道を通って、商人がチベットまでお茶を運びました。
シルクロードの茶バージョンですな。
で、現在の麗江には、一見して歴史のない観光客向けのショップが多いですが、町の中心部の四方街から南に行くと、古いお茶屋さんが何軒かある。
今回は私は購入しなかったが、ここまで来たなら本場のプーアールを体験する(試飲)くらいはしてみたいところだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6e/85354e9374ccf9377c03ea547ba02c54.jpg)
2) 白沙
麗江の町から12~17km(ガイドブックや街の標識によって数字が違う。。。私の感覚は12km)ほど北に行ったところにある、ナシ族の村。
観光地化の度合いがまだ低いので、ナシ族の暮らしに触れることができる。
見所は壁画と伝統的な刺繍を教えている学校(見学できる)、トンパ文字の書かれた壁などだが、村の中をサイクリングしながら民族衣装を着て農作業や大工仕事する人々を見る方が楽しい。
屋台でナシ族伝統のスナックを食べ、カフェで梅のジュースをいただく。
途上国の田舎でリラックスできるパターン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/aa/3dff5eac38f162716191bc2facb065b8.jpg)
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3) 麗江 - シャングリ・ラ間の車窓風景
バスで4時間の道のり。窓側の席ではなかったので、写真はほとんど撮れなかったが、美しい風景は心に焼き付いている。
ポイントは。。。
A. 空の青さと草原・畑の緑のコントラスト
特に、虎跳峡のあたりではナシ族の村が谷に沿って存在し、そこに見事なトウモロコシや小松菜のでかいものなどの緑の野菜が植わっている。その段々畑の緑と空の青さ、雲の白さ、そして長江上流の金沙江の濁流の色がそれぞれ強烈。また、シャングリ・ラが近づくと3000メートル超の高度とは思えない大高原がひろがり、緑の草地の中を黒いヤクが放牧されている。チベット族の大きな家と石屋根がアクセント。
B. 霧と雲
夏は雨季。雲が多かった。そして、雲南の山々のてっぺんから雲が滝のように落ちてくるのが見える。幻想的。ユーラシアの山地に来たという感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/4a/a9dedd9ff7b73d02b3daa0d4e118875e.jpg)
C. 高低差
山の上と谷の底では1000メートル以上は違うと思う。気温も、シャングリ・ラでは12~3℃だったものが、途中の谷底付近では25℃くらいになる。当然、植生が違う。針葉樹や高山植物の花畑から、湿潤な温帯の濃い緑の植物まで、変化が楽しい。
D. 少数民族の暮らし
観光地化されていない、飾らない暮らしが見られる。集落のつくり、家の作り、農業や酪農に従事する姿など。
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冷たい風のような火を燃やすものたち