冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

Jazz現代の名盤 その3

2011-01-16 11:19:43 | 息抜き
休日息抜きシリーズです。


BAPTISTE TROTIGNON / SHARE [Import CD from France]。 バプティステ・トロティニョン。難しい名前です。フランスのピアニストです。

この人は1枚前の盤のほうが個人的には好みですが、前回ご紹介したJean-Michel Pilcとちょっと重なるところがあると思うので、敢えてこっちをご紹介。

重なる部分というのは、フランス的な毒だったのですが、トロティニョンはこの盤でそれを洗練させました。1曲目にそれがもろに現れています。相変わらずの技巧。そして鋭さを感じるメロディ。だが、毒と言うより雅。ベース、ドラムスとの協調感も増しました。大排気量の車が走り去るイメージから、LexusのスポーツクーペのイメージCMのようなイメージへの変化と思います。ゲスト参加のMark Turner (Tenor Saxophone), Tom Harrell (Flugelhorn)に生かされている部分も多く、そういう意味でも成長。ビックリすることはないけれど、安心してよい音楽と時間を共有できる盤になっていると思います。

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