毎年冬の谷川岳には登っています。大贔屓の山なので。谷川岳自体もですが、雪の主脈稜線が大迫力。ただし、天気予報で晴れ・高気圧が関東を覆う、となっていても実際には綺麗に晴れてくれることは稀で、その美しさを堪能できる可能性は低めです。今回も天気予報では晴れだったのですが、実際にはかなり苦戦を強いられる厳しいコンディションの中の山歩きとなりました。
新幹線は使わず、上越線の水上駅を9時53分に出るバスで谷川岳ロープウェイを目指します。10時13分に着く予定。もっと早く着くことができればいいのは間違いないですが、この時期は朝一番だと強烈なラッセルを強いられるので、谷川岳のようなメジャーな山では敢えてスタートを遅くしてトレースができてから登るのも手です。
この日は晴れて風も穏やかなはずなのに、(確かにロープウェイの乗り場付近は晴れていましたが)山頂方面は雲の中。ロープウェイの中から湯桧曽川対岸の白毛門方面を見ても、やはり山頂は雲に覆われています。
そして、この日は意外と風が強かった。ロープウェイの終着である標高1,300メートル地点で8メートル。その後は10メートル以上の風だったでしょう。ゲレンデ横を15分くらい登って登山道に出てからは、多分15メートル前後の風だったはず。そして、ガスも結構かかっていて視界もあまりよくありません。
まあ、人気の山なので登山者は多いです。しかし、こんな状況だと景色もよくなくて、写真をあまり撮らずに黙々と登る修行登山状態。主脈稜線方面を見上げてもこの通り。
見下ろすと寒さが倍増の景気。
振り返っても、綺麗に赤城山方面が見えてくれるわけではありません。
標高差約700メートル、2時間くらいの登りですが、景色がよく見えない中で強い風に吹かれて飛ばされそうになりながら黙々と進むのは結構つらいです。
終盤、西黒尾根からの道と合流するところにある巨大な道標ですが、今年はほぼ完全に雪に埋まっていました。去年は台座がかなり見えていたのと対照的。去年は少雪、今年はなかり多雪のようです。
で、12時半頃に双耳峰の手前のピークであるトマノ耳に到着。
視界のない悲しい山頂。一応自撮りしますが、風速は体感20メートル状態。山頂にいる人も皆余裕なく、1,2枚山頂写真を撮って即下山。
私は、昨年の快晴のコンディションの時には登山者の渋滞に巻き込まれて時間が厳しくなってしまい、オキノ耳に行けなかったことを悔やんでいました。そのため、今年は少し危険な天候ではありましたが、勝手知ったる10分間の道なのでオキノ耳まで歩きました。
途中の岩に作られる自然の造形美。風が強すぎて写真撮る余裕がほとんどないので、構図とか考えずにシャッター切っただけです。
そして、まあ山頂はトマノ耳同様に残念な視界。登頂することに意義を見出しているんでいいんですけどね。谷川岳に対する敬意みたいなもので。
主脈稜線もほぼ見えない。これでも一瞬ガスが晴れた時ですが。
とにかく風が強くて危険な感じだし、何よりも寒いので早々に下山です。そして、ありがちなパターンですが、下山を始めると徐々にガスが取れてくるという展開。
半分くらいコースを戻るとこのレベルの青空。今回はお天気に恵まれませんでした。残念。1時間くらい登頂が遅ければいい景色だったでしょう。
日光白根山、武尊山方面も綺麗に見えます。
そして、ゲレンデ上の見晴らしのよいところまで戻ってきました。谷川岳はこの雄姿。これが見られただけでもよいとする。そうするしかない。
白毛門方面も晴れました。
ちなみに、風は最後まで強くて、このように雪片が地吹雪のように飛びまくっていました。
バスがタイミング的に来ない時間だったので、帰りは土合まで歩いて鈍行で東京に戻りました。地下駅で有名な土合ですが、高崎方面に行くプラットフォームは地上なんですね。
毎年恒例の谷川岳ですが、今年はちょっと残念な結果に。それでもオキノ耳まで行くことができたので達成感はあります。この冬の目標は白毛門。晴れた日に白毛門から望む谷川岳の姿が見たいのです。
新幹線は使わず、上越線の水上駅を9時53分に出るバスで谷川岳ロープウェイを目指します。10時13分に着く予定。もっと早く着くことができればいいのは間違いないですが、この時期は朝一番だと強烈なラッセルを強いられるので、谷川岳のようなメジャーな山では敢えてスタートを遅くしてトレースができてから登るのも手です。
この日は晴れて風も穏やかなはずなのに、(確かにロープウェイの乗り場付近は晴れていましたが)山頂方面は雲の中。ロープウェイの中から湯桧曽川対岸の白毛門方面を見ても、やはり山頂は雲に覆われています。
そして、この日は意外と風が強かった。ロープウェイの終着である標高1,300メートル地点で8メートル。その後は10メートル以上の風だったでしょう。ゲレンデ横を15分くらい登って登山道に出てからは、多分15メートル前後の風だったはず。そして、ガスも結構かかっていて視界もあまりよくありません。
まあ、人気の山なので登山者は多いです。しかし、こんな状況だと景色もよくなくて、写真をあまり撮らずに黙々と登る修行登山状態。主脈稜線方面を見上げてもこの通り。
見下ろすと寒さが倍増の景気。
振り返っても、綺麗に赤城山方面が見えてくれるわけではありません。
標高差約700メートル、2時間くらいの登りですが、景色がよく見えない中で強い風に吹かれて飛ばされそうになりながら黙々と進むのは結構つらいです。
終盤、西黒尾根からの道と合流するところにある巨大な道標ですが、今年はほぼ完全に雪に埋まっていました。去年は台座がかなり見えていたのと対照的。去年は少雪、今年はなかり多雪のようです。
で、12時半頃に双耳峰の手前のピークであるトマノ耳に到着。
視界のない悲しい山頂。一応自撮りしますが、風速は体感20メートル状態。山頂にいる人も皆余裕なく、1,2枚山頂写真を撮って即下山。
私は、昨年の快晴のコンディションの時には登山者の渋滞に巻き込まれて時間が厳しくなってしまい、オキノ耳に行けなかったことを悔やんでいました。そのため、今年は少し危険な天候ではありましたが、勝手知ったる10分間の道なのでオキノ耳まで歩きました。
途中の岩に作られる自然の造形美。風が強すぎて写真撮る余裕がほとんどないので、構図とか考えずにシャッター切っただけです。
そして、まあ山頂はトマノ耳同様に残念な視界。登頂することに意義を見出しているんでいいんですけどね。谷川岳に対する敬意みたいなもので。
主脈稜線もほぼ見えない。これでも一瞬ガスが晴れた時ですが。
とにかく風が強くて危険な感じだし、何よりも寒いので早々に下山です。そして、ありがちなパターンですが、下山を始めると徐々にガスが取れてくるという展開。
半分くらいコースを戻るとこのレベルの青空。今回はお天気に恵まれませんでした。残念。1時間くらい登頂が遅ければいい景色だったでしょう。
日光白根山、武尊山方面も綺麗に見えます。
そして、ゲレンデ上の見晴らしのよいところまで戻ってきました。谷川岳はこの雄姿。これが見られただけでもよいとする。そうするしかない。
白毛門方面も晴れました。
ちなみに、風は最後まで強くて、このように雪片が地吹雪のように飛びまくっていました。
バスがタイミング的に来ない時間だったので、帰りは土合まで歩いて鈍行で東京に戻りました。地下駅で有名な土合ですが、高崎方面に行くプラットフォームは地上なんですね。
毎年恒例の谷川岳ですが、今年はちょっと残念な結果に。それでもオキノ耳まで行くことができたので達成感はあります。この冬の目標は白毛門。晴れた日に白毛門から望む谷川岳の姿が見たいのです。