ICANまにらブログ~第二巻~

日本のNGOアイキャンまにら事務所の日記。

街頭募金や書き損じハガキが2つの教室に生まれ変わります。

2009年07月14日 | 紛争地の子どもたち
ゆきも@まにら





【ブロル小学校の授業風景、
   6月の入学シーズンには教室に
         生徒が入りきらないことも】

 フィリピン南部の島、ミンダナオ島では400年以上の間、争いが続いています。その為、多くの学校が破壊されたり、あまりに危険で建てることができないでいました。

 このような状況に対し、2006年よりミンダナオ島北コタバト州ピキット郊外にある7つの集落の小学校において、学校の整備や地域の人たちが仲良くなる為の平和活動を行ってきました。今年は、その7つの小学校の中でも特に教室増築の必要性が高い、ブロル村とカバサラン村の2つの集落で校舎の建設を行い、またその2校を含む7つの村で学用品の提供を行っています。



【ブロル小学校の先生とPTAがミーティングを開き、教室の大きさや建築位置などを話し合いで決めました。】

 日本のキッズパートナーさんや寄付者を始め、アイキャンのボランティアグループのメンバーの毎月の街頭募金、書き損じハガキを集めてご協力して下さった方々、助成団体等皆さんの力が集まり、現在、日々着々と校舎の改築に向けた準備が進められています。

 ミンダナオ第2事務所(キダパワン市)のアイキャンスタッフが、毎日コミュニティを巡回し、コミュニティの人々とともに慎重に事業を進めています。その様子を随時ブログにて進捗をお伝えいたします。





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紛争の影響を受け、学校に復学した子どもが安心して勉強に集中できる日が来るように会員として事業を応援してくださる方を募集しています。
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子どもたちの教育環境を向上させる「書き損じはがき」もまだまだ募集中です。
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