ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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初恋

2018年06月04日 19時50分07秒 | 日常生活
6月4日(月)晴

ここ1週間ほどで一番の晴天。
紫陽花

さて、なにをしようかな?

ちょっと外出してきたよ。



家から目的地に行くまで、前から後ろから自転車が来る。

大人がひとり乗っている自転車があれば、

小さな子供を乗せた自転車も。

中には前と後ろにひとりずつ、幼児を乗せた自転車も・・・

ちょっと恐い。



ばばは自分で運転できるのは、軽のマニュアル車のみ。

高校生の時、自転車は乗れるようになったが

ある時、港へ荷物を受け取りに行く途中、見事道路の中央で転んでしまい

それ以来、自転車は恐くて乗れない。

だから、自転車や原付バイクを乗りこなす人を尊敬する(笑い)。

ばばって、本当にビビリ屋。



今日は用事を済ませて帰宅途中、歩きながら

何故か、小学校時代の事を思い出していた。

それも「初恋?」の思い出。

ばばの小・中学時代って、男子と女子は「敵対関係」。

下校途中、いつも待ち伏せされて意地悪されていたから男子とは口も聞かなかった。

女子だけまとまって、男子が待ち伏せしていないだろうコースを選んで帰っていた。

コースは6つ位あって、本当なら最短コースを帰りたいのに

男子が待ち伏せしていると思うと、最短コースはなかなか通れなかった。

今思えば、男子も女子をからかっていただけだと思うんだけど、

当時は本気で恐かった。

ただ口で脅されるだけだったけど。

脅すと言っても「畑に落とすぞ~~」とか「ここから先に通さんぞ~」とか

言うだけだったけど、男子の言葉を聞くとSちゃんが泣き出すので

いつもSちゃんの手を引っ張って走って逃げていた。

だから、「男子は全員が敵」だと思っていた。



そんなある日、Nちゃんとふたりだけで帰った日があった。

待ち伏せしている男子もいなくて、ふたりで最短コースを歩きながら

何故か「先生で、どの先生が一番好き?」という話になった。

「せぇ~ので、一緒に言おうよ」という事になり

「せぇ~の!」と言い、次に好きな先生の名前を大声で言った。

何と!ふたりとも同じ「正野晋吉先生!」と叫んだ。

その後、何故かふたりして「正野晋太郎吉八郎為朝」と大声で唱和しながら

急な坂道を上がった。

何故、先生の姓の後に「晋太郎吉八郎為朝」という名前を付け加えたのかは不明。

急な上り坂だったけど、歌うように「政野晋太郎吉八郎為朝」と繰り返すうちに

きついとも思わず、坂道を登り切っていた。

そして、Nちゃんとは何故か仲間意識が強くなり、未だに親友。



中学校卒業までも、他の友達から「誰々が好き」とか一度も聞いた事は無く、

ばばも話す事もなかった

Nちゃんとふたりも正野先生以外誰か好きになったかなぁ・・・・



先生が好きだからと言っても特別な事は何も無く

授業中は教室左手にある山頂近くの洞穴をじぃっと眺めていたり(完全なよそ見)

学級園に庭掃除で掃き集めた枯れ葉などを勝手に運び込んで

野菜の種をまいて収穫したり(勝手にこんな事して良いの?)

さらには収穫した野菜を炊いて食べるためにNちゃの家まで夜間外出し

翌日、職員室にばばだけ呼び出されたり・・・・



本当にばばって・・・・・

今考えると恥ずかしいけど、当時は、ただ楽しかった。



Nちゃんとばばが好きだった先生、数年前にお亡くなりになったそうです。

小学校卒業以来、お目にかかった事も無かったけど・・・



一度位ゆっくりお話しする機会があれば良かったなぁ・・・と思うばばです。