ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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「毛虫事件」覚えているかなぁ・・・

2018年06月02日 12時58分04秒 | 日常生活
6月2日(土)晴れ

昨日より雲は多いけど、今日も良い天気!



さて、昨日のブログで「MRI検査開始後、2分ちょっとで逃げ出した」という

病院始まって以来の「珍事」を起こしてしまったばば。

実は・・・

あの時の「脳ドック」は普段のドックでは無く、特別な検査だったので

前もって検査料金を払ってあった。

途中で逃げ出したからと言って、その検査料が返金される事は無い検査だった。

そこで、「全身麻酔で検査できませんか?」と言うばばに

「その方が命の危険性があります」と答えた先生。

MRI以外に何か・・・と先生も考えて下さったのか?

「CT検査はどうでしょう?」と提案され、受け入れ、脳のCT検査を受けた。

まぁ、ばばにとってMRIが無理なら止めても良かったけど

一応受けたCT検査で異常は見つからず現在に至っている。



病院へ行くとか、注射をするって、あまり嬉しい事では無い。

でも、仕方なく注射をしなければならない事は、子供の頃から多々あった。

入学前か、小学校低学年の頃だったかなぁ?

一番上の姉に連れられて、近くの病院に行った。

「種痘」に行った。

子供心にも「注射に行く」という事は分かっていた。

逃げ出したかった!行きたくなかった!



しかし、姉の一言でコロッと気持ちが変わったばば。

「泣かずに注射受けたら、家に帰って、大きなスモモあげるからね」という一言でね。

約束通り、泣かずに「種痘」をしてもらい帰宅した。

姉は約束通り、裏の畑から大きな熟したスモモを何個か取って来てくれ

ばばは、大喜びでしたとさ・・・アハハ~

半世紀以上経っても忘れられない思い出だけど・・・

種痘って、今考えると恐い。

種痘の跡って、ジュクジュクしたりカサブタが出来たり、

治るまでに何ヶ月もかかった。

腕の上部に何か傷を付けて、さらに、その傷に何かしたような・・・・

この種痘の跡って、未だにばばの左腕上部に大きな物から小さな物まで

10個近く残っている。



今は、もう、学校とかでも種痘はしないんだよね・・・・



あと1つ、小学校低学年の頃の忘れられない「注射の思い出」が。

ばば自身の事では無いけれど。

当時、学校でツベルクリン反応接種があり、翌日か翌々日か?に

注射跡の赤く腫れた部分の大きさを測り、1センチ以上?なら陽性

ある数値以内なら擬陽性?、それ以下だと陰性と判定され

擬陽性と陰性は、陽性にするための「BCG接種」なる注射をされた。

ばばはずっと陰性で、友達も陰性の子が多かった。

「判定当日」に事件は起こった。

毛虫


ばばは陰性で注射を受けた。

友達も次々と・・・

しかし・・・K君の番になった時、赤く腫れた部分の大きさを測定していた人が

怪訝な表情になり、首をかしげた・・・

何と!K君の腕の腫れ具合が明らかにおかしい・・・という事で色々聞かれた。



結果、K君は判定の前に「注射が痛くて嫌なので、

わざと判定してもらう部分に毛虫を乗せて刺させて

赤く膨らませたんだって。



勿論悪い事だけど、低学年ながらよく考えるなぁと、

K君の発想に感心した事を覚えている。

あれからウン十年・・・・



このことを覚えている同級生はいるかなぁ?

当事者のK君とは、数年に1回も会えないけれど、何年ぶりかで会ったりすると

今でもとても機転が利き、発想も面白く、周囲を楽しませてくれる。



「あの毛虫事件」、K君自身覚えているかなぁ・・・



※イラストはネットからお借りしました。