ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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雨降っているのに・・・・

2017年03月22日 11時51分18秒 | 日常生活
月22日(水)晴れ

昨日夕方の買い物に行く時は、傘を差さなければならないほど雨で

大きめのビニル傘をさして出かけた。

途中に小さな公園があって、小学校の低学年くらいの男の子5人が遊んでいた。

頭からずぶ濡れ状態で、鬼ごっこをしていた。

「元気だなぁ~「風邪引かなければ良いけど・・・」

と思いながらスーパーへ向かった。



雨が降れば傘をさす・・・というのは、

大人のこだわり?かなと思う事がよくある。

ばばは買い物に出かけるのは、ほぼ夕方なので、

時間帯的に下校途中の子供達を見かける事が多い。



小雨の日など、傘を持っていても、開く事さえなく

濡れて歩く小・中学生をよく見かける。

傘をさす事が面倒くさいのかな?

濡れても、気持ち悪くないのかな?

ランドセルや鞄を通して、中の教科書などが濡れる事は無いとは思うけれど・・・

制服も着替えがあるとは思うけれど・・・

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自分たちが小学生の頃の事を思い出してみる。

学校までは1キロも離れてはいなかったと思うけれど

急勾配の坂道を上り下りせねばならなかった。



雨の日・・傘をさしていたかなぁ・・・・

当時は合羽を着て登校する子が多かったような気がする。

でも・・・1クラス40名くらいいたから、全員が合羽で登校したら

濡れた合羽を下げるスペースがあっただろうか?と思う。

木造校舎で、廊下も板で・・・どこに合羽を下げておいただろう?



小学3年生だったある雨の日、下校前にK君のお父さんが傘を届けに来た事が

未だに忘れられない。

K君の傘は、黒い傘だったけれど、お父さんは蓑と菅笠だった。

帰りの会をしていたと思うが、突然廊下で「せんせ~~い」と呼ぶ声がし

k君のお父さんが、先生に黒い傘を手渡していた。

何故か分からないけれど、あの時のK君のお父さんの蓑笠姿と

「せんせ~い」と呼ぶ声を、梅雨時や雨の日には思い出す。



雨の日の下校途中は・・・・

雨の日は、家の畑仕事の手伝いも無いので、道草をしながら帰った。

途中に大きな溝があって、雨が降ると増水して小川のようになる。

その溝に、手作りの笹舟や木の葉を浮かべて流し

その後を追って、下流まで走り、同じ事を何回も繰り返す・・・・

という事をよくしていたなぁ。



また、学校や家で、軒下から落ちる雨だれを飽きる事無く眺め、

その微かな音を聞いていた。



長閑な時代だった。



昨日の曇天とはうって変わり、窓の外に広がる青空と、空に浮かぶ白い雲を



飽きる事無く眺めている、今日のばばです。