1月24日(火)晴れ後小雨
夕方、買い物に行こうと車を出した。
先日も書いたけど。ばば行きつけの鮮魚店が引っ越したので
車で行かなきゃならないんだ~。
歩いても、片道2、30分以内ではいける距離だけど
急な坂道の上り下りもあるし、雨も降りそうだし・・・
で、車を出したのね。
車庫を出てすぐ、何故かハッと気づいたことがあった。
そうだ!傘!ってね・・・・
実は・・・詳しく書くと・・・・
今朝からばばは倉庫の片付けをしていた。
段ボールとかも溜まっていたので、まとめて資源ゴミに出すことに。
そのほか、思い切って捨てられる物は捨てようと、張り切っていた。
途中、倉庫から車庫を通って両親宅のゴミも取ってくることにした。
車庫で、自分の車の横を通る時、車の屋根にピンクの傘を発見!
もちろん、ばばの傘だよ。
何故、車の屋根に傘がって?
それはね、昨夕小雨の中買い物から帰ってきて
まず買い物を車から出して、手に提げ最後に傘をさそうと思い
車の屋根に何気なく置いたの。
ところが荷物が結構あり、雨はほぼ霧雨状態だったので
傘のことは、綺麗に忘れて
両手一杯荷物を持って階段を上がり家の中に入った。
それから、約半日、傘のことを思い出しもしなかった。
たまたま両親宅へ行く時、車の屋根を見た時は
(あらっ、ばばったらぁ~。傘のことすっかり忘れてたよ~)と
苦笑しながら、傘を手に取ったが・・・・
あいにく、倉庫の鍵は持っていても車の鍵を持っていない。
両親宅へ行ってゴミを取り、帰りに傘を持って階段を上がろう・・・・・
と、思っていたのに、数分のうちに又傘のことは忘れてしまった。
その後、お昼直前になって、じじが写真撮影に行ってくるという。
「もう、お昼だよ~」と言うと「すぐに帰るから・・」って、じじは出かけた。
ばばの車でね・・・・・
その時は、傘のことなんかぜぇ~~んぜん思い出しもしなかった。
・・・じじは、約30分撮影して帰ってきた。
昼食・・傘のこと頭の隅にもない。
お昼のお茶・・傘のこと全く覚えていない。
4時過ぎ・・・買い物に行こうと車を動かしてまもなく
ハッと屋根の傘のことを思い出し、気になった。
そこで、助手席にいる姉に声をかけた。
「傘を車の屋根に置いていたんだけど・・・
昼前、じじがそのまま乗って写真写しに行ったんだ・・・
傘、まだ屋根にあるはず無いよね」って。
すると姉が「車止めてごらん」と言うので大きな空き地を見つけ停車。
姉がすぐ外へ出て点検?
「無いよ~~」・・・当然だよね。
だって・・じじが屋根に乗せたまま数キロ走ったんだから
いくら安全運転とは言え、振動とか、カーブを曲がる時とかに
落ちて当然。ある方が奇跡!!!
・・・で、じじにも電話した。
「じじ~つかぬ事聞くけど・・・撮影に行った時
車の屋根に傘乗せたままだったのよ。気づかなかった?」
「いや~~」
これ又当然だよね。
一応じじが走ったコースを聞き、姉と二人車で辿ってみた。
もしかしたら、道路に落ちている傘を見つけて道路脇や
近くのお店に届けてあるかもしれないからね。
それにしても、12時前に落とし、約5時間後・・・車が一番通る道・・・
考えれば考えるほど、諦めた方が良いねと思いつつも
少しは期待もしていたんだ・・・・
じじが走った道路にはもちろん、近くの駐車場やスーパーの傘入れにも
ばばの傘は無かった。
「なくした・・・」と思えば少しどころか、大分がっかりする。
だって、あの傘は、ばばの好きな先輩が転勤祝いにばばにくれた傘なの。
表が落ち着いたピンク色で、裏が花柄・・・お気に入りだけど勿体なくて
ほとんど使わず、まだ新品同様の傘で
たまたま数日前から外出時使っていたんだ・・・・
でも、でもっ、まだ諦めるのは早いぞ!
もしかしたら、無意識にばばが倉庫に持って行って置いたかもしれないんだから。
・・・と思いつつ、車をUータンさせて捜索を続けたよ。
そしたら!あった!あった!あったんだよ~~~。
どこにあったと思う?
あのね、我が家のお隣の門口に誰かが立てかかけて置いてくれたの。
誰が置いてくれたんだろう?
やはり、じじが車を出してすぐに傘は落ちたんだね。
傘にはばばが名前シール貼って置いたし、
もしかしたら、ばばを知っている人が拾ってくれて
お隣の門口に立ててくれたのかもしれない。
どこのどなたか存じませんが・・・
本当に、本当にありがとうございます!
傘が見つかった途端!
姉とばばは声は出さずに体を震わせながら笑い続けたよ。
車の屋根に何か乗せて走るっていえば・・・・
そうそう、ばばは数十年前、転勤してくる同僚を迎えるために
お茶を準備して行き、10数名にお茶を上げた後
何と!お茶道具を車の屋根に乗せたまま職場まで、
ほぼ1㎞走ったことがある。
お茶道具は???って?
心配ご無用!
お盆も、湯飲みも無事でしたよ~。
神業としか言いようがない・・って、自分で自分をほめるの?ばば。
それは、単にばばがノロノロ運転しただけじゃない?
1回目はばばが、2回目はじじが、さて3回目は????
じじとばばで、車の屋根に何か乗せて走りましょうかねぇ~~~。