ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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やれ 打つな・・・・・・・・

2009年12月05日 20時59分32秒 | 日常生活

12月5日(日)晴れ

ばばの見ている前で必死に手を擦り合わせている姿は

正に「命乞い」のように見える。

この命を奪っていいものか?一瞬、迷ったばば。


ばばの前にいるのは大きなハエ。

裏口を開けていたので飛び込んできたらしい。

網戸に留まっては又飛んでいる。

放ってはおけない!少しでも早くと、身近にあった小さなホーキとちり取りを持ってきた。


ところが、いざ、叩こうとするとなかなか命中しない。

ちり取りの背で叩こうとするが柔軟性がないので当たらないのかな?

それならば、ホーキでとやってみたが、ハエも必死なのでばばは悪戦苦闘。

「当たった!」と思っても、軽くしか当たらないので

すぐに逃げられてしまう。

はえ叩きを持ってきたらいいものを・・・・・・


ハエは網戸近くで飛び回っているので遠くへ逃げることもあるまいと

はえ叩きを取ってきた。

一発で落ちた!

ところが・・・・・

仰向けでいったん落ちたハエは、クルッと体を回し

前足?を必死にこすり合わせ始めた。


ばばは思い出した・・・・・・・

「やれ打つな ハエが手を擦る 足を擦る」という句を。

正に、その情景が今ばばの目前で・・・・・


少しだけハエが可愛そうになった。

最後に思いっきり叩こうと思ったけれど、やめた。

そして、摘む用具で軽く摘んでちり箱へポイッ。


家の中へ飛び込んで来なければばばに叩かれなくても良かったのに・・・・

同情も大事だけど、やっぱり害虫は思い切って退治する勇気も大事かな?

 

気分転換に両親宅へ下りて行った。

母は、ちょうど買い物から帰ってきたところで玄関に座っていた。

外の方が気持ちが良いのでばばは立ったままで母とおしゃべりをした。

途中、ふと目を上げると、ばばの手のひらくらいの大きさで

淡い茶色に水色の模様がある蝶がヒラリユラユラ飛んでいた。

そして、ユラユラ揺れるような飛び方で上へ上へと上がっていき

ついにばばの家の屋上へ消えていった。

(もしかしたら、屋上のどこかに留まっているかも

こんな大きくて珍しい蝶見たことないし、写真に撮ればじじが喜ぶぞ)と

ばばは階段を駆け上がりカメラを持って屋上へ走ったが

蝶の姿はどこにも見えなかった。

残念!


残念!と言えば、昨日は姉の家に寄ったら

柿の実を啄む鳥がいた。

(ヒヨドリかスズメだろう)と思っていたら、

姉が「あの鳥の頭見てごらん。冠かぶっているみたい」と言う。

改めて見ると、薄茶色の体、頭の上に黒い冠というか帽子というか・・・をかぶっている。

何ていう名前の鳥だろう?

じじがいたら、すぐに調べて教えてくれるのにね・・・と言いながら

せめて写真に撮ってじじに見せて名前を教えてもらおうと

車のドアを、そっと開けたのに鳥は敏感ですね、一斉に飛び立ち

遠くへ飛んで行ってしまった。

あ~~~あ、残念、残念!


何で?身に覚えのないこんな物が・・・

2009年12月05日 10時54分19秒 | 日常生活

12月4日(金)晴れ

抜けるような青空の下、見送りがてら空港までドライブした。

早めに家を出て、夏にアカショウビンを求めて通ったB&Gまで行って

珍しい鳥がいないか見てから空港へ行くことに。


夏行った時はB&G入り口の大木に何千何万という蝉がいたが

今は落葉し、枝も大分切られたらしくスッキリしていた。

車を止めて大木を見上げるやいなや、

いたっ!!!アマミコゲラ・コゲラ・メジロ・スズメ・ヒヨドリ等々。

じじを急かせてビデオとカメラに画像を収めさせた。

その後、たまたま干潮だった海岸端へ行き、

マングローブや鳥を観察。


いつまでも見ていたかったが、飛行機の時間が迫っていたので

とりあえず空港へ。

 

12月から機内持ち込み荷物の大きさ制限が厳しくなったと聞いていたが・・・

ばばの知人は自分のキャリーバッグは大丈夫と自信満々。

搭乗手続きのため窓口に行くと、キャリーバッグはギリギリの大きさでは?ということで

待合室に入る手前のチェックカウンターでチェックを受けるようにと・・・・・

チェックを受けると、微妙な大きさの違いで預けなければならなくなった。

そこで、手荷物検査の機械を通すと、今度は

「何か危険物が入っていますね」と言われた。

身に覚えのない知人。監査員の見守る中でバッグを開けた。

「ビデオ用の一脚?」と聞くとノー。

「コーヒーの缶?」と聞くとノー。

バッグの中央辺にある物体だと・・・

言われたとおりそこにあった小さいバッグをあちこち探ると

あった!ライターが。

「いつ入れたんだろう?」と憶えてもいないと言う知人。

さらに「もう一個あります」と言うことでさんざん探したら

別の場所からもう一個ライターが!

信じられない・・・・・

たばこも吸わないのに・・・・これまで何回もこのキャリーバッグで旅行していたのに。

今回だけ引っかかってしまった。

ライターはばばが預かることにした。


空港の金属探知器検査と言えば、ばばファミリーでは語りぐさになっている

じじの妹のある事件。

姉妹5人で北海道へ行った時だったっけ?

空港で妹だけが何回も金属探知器で引っかかり

身に覚えのない妹はヤキモキ。

勿論、他の4人もヤキモキ。

待つこと10分ぐらいだったろうか?

何回検査しても、ピーッと警戒音が鳴るが何が反応してるかさっぱり分からず

検査官が「下も見せて下さいね」と言うと

何を勘違いしたか妹は思いっきり舌をベェ~~~ッと出したって。


結局、ズボンのポケットに入っていた爪切りが反応していたらしいのだが、

監査官も妹も全く気付かなかったらしい。


あの時の旅行から、もう5,6年経つが今でも話題になり

その都度大爆笑している。

昨日も、空港へ向かう車の中であの珍事を話し笑いながら行ったのだが

笑った本人が、昨日はドギマギ。

いやぁ~~、機械って凄いもんですね。

本人さえ憶えていないライター二個を見つけ出したんですから。


バッグのどこに何が入っているかまでちゃんと見通すなんて

ちょっと怖い。

でも、テロ対策とかハイジャック対策、危険物持ち込みには欠かせない検査だから

仕方ないね。