ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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ビール飲んでみよう・・・・・かな?

2009年12月02日 22時11分03秒 | 日常生活

12月2日(木)曇り

「これで、どう?勝負!!!」

「これなら、どう!!!」

ここ数週間、じじとばば朝食前の日課。

何を勝負するのかって?

血圧の数字。。。。。。。。。

 

ばばは、20代の頃から上の血圧は150もあり

職場で一番高くて、同僚にびっくりされていた。

 

じじと結婚して、じじの血圧はいつも上が110とか120。


血圧の高いばばに対し、じじ両親は「ばばちゃん、野菜いっぱい食べなさいよ」と

ことある毎に言っていた。

しかし、ばばの血圧はそう変わることもなく現在に至っている・・・・

いや、現在の方が低いかな?

今は上が130代くらい。

たまに140になったりもするが。


ところが、ところが・・・・

数週間前、じじが体調を崩したおりに血圧を測ると

なんと!上が160以上、下も100を超えている!!!

予想だにしなかったことに、じじは勿論、ばばもびっくり。

まさか・・・


色々原因を考えてみるが思い当たることは・・・・


毎朝、ジョギングの後、父を見舞いついでに病院の血圧計で

血圧を測って記録用紙を持ち帰ってくる。

その数字を見て一喜一憂するじじとばば。


これまで以上に食事に気をつけ塩分を控え

おやつも少し減らし・・・夜はなるべく早く寝かせるようにし

出来うる限り、じじの血圧を下げようと努めた。

そして、時間を見計らってはじじに血圧を測らせる。

じじにとっては一種の脅迫観念的なものができ

血圧の筋もほとんど変わらなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・が、

何とも不思議なことが!

じじの血圧は、夕食後、つまり・・・晩酌後は上が111で下が66とかに下がるのだ。

だから、夕食後は自信満々「ほらっ」って誇らしげ?にばばに血圧計の数字を見せる。

じじに言わせると「ビールを飲むと一番、体がリラックスするんだろうね」って。

だから、ばばは言ってやるの。

「じじ~、朝も、昼もビールの一番小さい缶を一本ずつ飲めば良いんじゃない?って。

もしかして?ばばも、ビールか焼酎でも飲めば血圧が下がる???

20代の頃、たった一度だけ職場の忘年会か何かのおりに

ほんの30ccくらいのビールを舐めて、「生涯アルコール類は口にすまい」と

決意、実行してきたばばだが、

じじが言うように血圧が下がるなら飲んでみる価値有り??

 

でも、やっぱり や~~~めた!

だって、一時的に下げたってねぇ~~。

ずぅっと安定させなくちゃ意味ないものね。


朝は、理想的な血圧のばばの方が夜の血圧は、いつもじじより高い。

朝は、ばばがじじの血圧のことを心配し、夜はその逆バージョン。


何とも奇妙な二人の血圧。

 

これからも1日に数回は

「これでどうだ!勝負!」って血圧計をやりとりする日が続きそうだね、じじ。


骨折り損の・・・他

2009年12月02日 09時46分21秒 | 動物のこと

12月1日(火)曇り

曇天の中、夕方の散歩へ出発。

昨夕は途中でポツリポツリ落ち始めたので途中で引き返した。

今日は、いつもの牛小屋まで行きたい~と思って歩き始めた。

じじの体調不良で10日ぐらい散歩を休んでいたので

何か珍しい被写体に出会えないかな????と内心期待大だった。。。

コースの半分くらいまで収穫ゼロ・・・かと諦めかけたところで

呪文のつもりで「さぁ、テンション上げていこうかな!」と

ひとりで気勢を上げた、ばば。

それ以降はこれまで以上に左右に目を配り

急な下り坂では転倒防止に足を八の字型にしてゆっくり歩く。

じじより少し先を歩き、深い溝のある所では

特に念入りに「何かいないかな?」と一点凝視。

(何にもいないかな?)と諦めかけ前に進もうとした時、

?????何かいるような、いないような・・・・

枯れ木の枝のようにも見えるけど・・・と思いながら

枯れ草や枯れ枝に覆われた一本の枯れ木をジィ~~と見ていると

いる!!!!!!確かに!

いたっ!!!!

ばばがずぅっと見つけたいと思っていたキノボリトカゲ!

一本松コースでは数回見つけていたが、それは、もう数ヶ月前のこと。

山田川コースでもぜひ見つけたいものだと思っていたのだが、ついに・・・・


目の前にいるのは、まるで留まっている枯れ木にしか見えないキノボリトカゲ。

夏の頃見かけたのは緑色してたのに、今目の前にいるのは枯れ枝そのもの。

擬態出来るんですねキノボリトカゲって。

枯れ枝と思って、目を転じようとした時

枝部分から下に垂れ下がった細いしっぽが見えたからかろうじて気付いた。

熱望していた相手と会えたばばは一気にテンションアップ!!

じじを呼んだ。

 


じじも「ばば凄い!!」と絶賛してくれたすぐ撮影開始。

何枚も何枚も。。。。

「やはり、ばばのようにテンション上げないとダメだな・・」

とか言いながら・・・・溝の端ギリギリで爪先立ってカシャ!カシャ!カシャ!

じじが嬉しそうなので、ばばもよけい嬉しくなってきちゃうよ~~


ところが・・・今日も少し日光不足なので

捕まえて、明朝、写真写してからすぐ逃がそうと

じじったら、軍手を忘れてしまったので素手で捕まえるって。

呼吸を整えて一息にエイッと・・・

「捕まえた!袋、袋」と言うのでばばは他に使う目的で持っていた

ビニル袋を開けて待機。

「ホラッ」と枯れ枝毎袋に入れ、例によって例のごとく

今日もウエストポーチのベルトにつけて、家を目指して出発~。


じじの写真集に緑とと茶色、二種のキノボリトカゲが保存されると思うと

ばばは嬉しい~~。

じじの腰に揺れるビニル袋を見ながら自然に笑いたくなる。

 

いつもの分かれ道に来て、じじは家に直行、

姉とばばは病院へ回り父の顔を見て買い物をした。

辺りはすっかり暗くなり、昨日までは点灯していなかった

クリスマスの飾りがライトアップされたお宅の前を通り写真を写させてもらい・・・・                                 (昨日と同じお宅の電飾の一部分ですです)


気分は高揚したまま「じじ~ただいま~~~」。


じじがポツンと「キノボリトカゲ逃げられた~~~」って。

家の中で逃がしたのかと思いきや・・・・・・・・・

家に帰る途中のどこかで脱走されたらしいとじじは言う。

もしかして、しゃがんでナナフシを撮影した時???(本式名称かな?)

 

じじは「僕って優しいから、ビニルのレジ袋の口をきつく結んだら

キノボリトカゲが酸欠で死んでしまうと思い、緩く結んだんだよなぁ~」って。


家に帰ってキノボリトカゲをお手製の飼育器に入れようと準備万端整えて

いざ!ビニル袋をひっくり返したら・・・・・・・

?????????枯れ枝が二本だけ出てきたんだって。


じじのその時の心中を思って、ばばは自然に笑いがこみ上げてきたよ。

じじがっかりしたでしょう~~~


でも~~、あの時、本当に捕まえたの?

素手で、捕まえたのは枯れ枝だけだったんじゃない????

じじもばばも、ちょっと気味悪くて袋の中は確認しなかったもの。。。。。

「骨折り損のくたびれもうけ?」

それとも、「捕らぬ狸の皮算用?」

んんんん~~~っ、今日のこの出来事を表すのに適切な言葉ってある???


今頃、あのキノボリトカゲ君、ホォ~~~~ッとしているでしょうね。


良かったのか?

悪かったのか?

今日の散歩・・・・・