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ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
HPは http://www.ibuchan.com/

ゾォ~~~~ッ

2009年07月19日 11時18分46秒 | 動物のこと

7月19日(日)晴れ

夕べ、夕食後インターネットを覗いていたら

奄美市の住用町の山中でで体長2,26m、体重3,15㎏の

巨大ハブが捕獲されたという記事が出ていてビックリした。

http://www.kyodoshi.com/news/2561/

写真も載っていたが見ただけでぞ~~っとする映像だった。

50年以上ハブの買い付けをしている奄美観光ハブセンターの所長さんも

こんな大きなハブは初めてだと驚いているという。

このハブの大きさからして2㎏ぐらいの小動物ならひと呑みにしてしまうそうだ。

現在、奄美大島と徳之島だけで推定8万匹のハブが生息しているそうだ。

人間とハブどっちが多い???

怖い~~怖い~~~。


ばばは16日に実家へ行ったが

両手に如雨露を持って、人ひとりしか通れない狭い裏庭を歩いていたら

目の前を60センチほどの細長い物がニョロニョロ動いて行った。

一瞬「ハブ!」と思ったが、落ち着いて見ると、アオダイショウだった。

アオダイショウはばばの目の前をゆっくり動いていたが、一瞬にして見えなくなった。

何処へ消えた???

ガスボンベを入れるコンクリートの入れ物があるが、

その中へ潜り込んだのか?

それとも、コンクリート破片の中へ潜ってしまったのか?

二度と姿を見せる事はなかった。

危ない危ない。

もし、あれがハブだったら・・・・。

最近は日中の気温は35度前後。

さすがのハブも昼間は樹上など涼しい所に身を潜めているのだろう。

そして、夜涼しくなってから活動を始めるのだ。

昼間でも涼しい木陰や草むらに入る時は充分気をつけなければならないが

分かっていてもつい無防備になってしまう。

木陰に入る時も充分樹上を確認し、

草むらに入る時は長い棒等で草を叩きながら入るのが安全だと言われている。

 

もう5,6年前になるが職場の上司がこんな話をした。

上司の家は川沿い(すぐ目の前が川)の住宅に住んでいた。

梅雨時、大雨が降り川の水があわや氾濫というくらい増水した。

翌日、庭先の鉢物を動かして掃除でもしようとしたら、

鉢と鉢の間に大きなハブが潜んでいたそうだ。

きっと、このハブは上流から増水した水で流されてきたのだろうと話していた。

ハブは泳ぐ事も出来るんですものね。

実際、ばばはアオダイショウが川を泳いで渡るのを見た事があるよ。


ばばが小さい頃、

「ハブに見つかる前にハブを見つけたら咬まれない」とか

「3人で歩く時は真ん中は歩くな。ハブは2番目の人に飛びかかってくる」

・・・なんて聞いた事があるが真意は定かではない。

つい数年前にはばばの家の近くを夜、数人が歩いていて

ハブを見つけた。

そこで「待てよ!」とハブに言い聞かせ一人が男の人を呼びに走った。

男の人が来るまでハブはじっと動かず待っていて、見事捕まえられたって・・・・

嘘のような本当の話・・・らしいけど、ホンマかいな?そうかいな?の心境。

ハブの目に向かって懐中電灯の光を当てると

ハブは目がくらんで動かなくなるとも聞いた事があるが、

これも、ホンマかいな?そうかいな?。


幸いな事に最近生きたハブと遭遇した事はないが

ハブは何処にでも潜んでいる危険はあると思う。

重々気をつけなくては・・・・


空中戦

2009年07月04日 23時42分50秒 | 動物のこと

7月4日(土)曇り

日記はその日の出来事を書くのが良いと思うが

ばばは最近、先日の出来事を書くことが多くなった。

今日も又、昨日の散歩の時見た光景を題材にしよう。

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ばばは「じじのアシスタント」を自認している。

それで散歩時はいつもじじを喜ばせる写真の題材はないかと

四方八方に目を配りながら歩くようにしている。

先日はしばらく歩いた所で、一見トンボ、しかし羽がない・・

という生き物が木に留まっているのを見つけた。


ばばが子どもの頃、家で使役牛を飼っていたが、

その牛に留まっているのをよく見かけたような気がするが

名前も生態も知らない虫だ。

じじが写真を撮っている間に姉と二人は先へ歩いていると

今度は道端の木にカミキリムシが留まっているのを見つけた。

 

これまで、何回か蜜柑の害虫「ゴマダラカミキリ」は見ていたが

今回見つけたカミキリムシは濃いベージュ色一色の地味な虫だ。

 

後から来たじじを急がせて早速写真撮影。

細い木の枝に止まっていて、他の枝が邪魔してなかなか体全体を捉えるのが難しい。

そこで、枝を引っ張って虫を道の落とす作戦に。

作戦は見事成功!

突然、道路の真ん中に落とされた虫はビックリしたのだろう、

羽を広げ飛び立とうとする。

しかし、焦っているのかほんの高さは3センチほどで

5センチほどの距離しか飛べない。

何度も飛翔を試みるが飛び立てない虫。

じじは静止画で、動画で・・と次々撮影する。

・・・と、突然後方からトラックが一台。

道は狭く車一台通るのがやっとで離合は出来ない。

じじは慌てて虫を手でつまみ上げた。ばばもびっくりしたが、

ばば以上に虫がビックリしたらしい。

「キーキー」というような鳴き声を出した。

車が去ってしまうと、又道の真ん中に虫を降ろして撮影開始。

やはり、うまく飛べない虫。

・・・と、またトラックが一台来た。

慌てたじじは又虫をつまみ上げ、

虫はさっきと同じように「キーキー」と鳴いた。

車の運転手さんは、道の真ん中で何かしているじじとばばに

「何してる?」という表情で会釈をして通り過ぎた。

今度こそは・・・と虫を道に降ろすと・・・

あらららら~~~虫が飛び上がった!

さっきまで5センチほどしか飛べなかったのに

羽を大きく広げ頼りなげにはためかせながら、少しずつ高度を上げていった。

下から見ていると、まるでカブトムシやクワガタが飛んでいるようだ。

虫の予想外の行動にじじとばばは呆気にとられ

じじもビデオを回すのさえ忘れてしまって見とれていた。

徐々に、徐々に高度を上げ、

いつの間にか高い松の木のてっぺんあたりまで飛んでしまった。

すると、突然、虫の近くで「ピィー」と鋭い声がしたかと思うと

1羽のヒヨドリが虫をめがけて飛びかかった。

必死に逃げる虫。追いかけるヒヨドリ。

「掴まらないで~~」ばばは内心祈りながら上を見上げていた。

虫と鳥が生死をかけて飛んでいる。

あの頼りなげな飛び方しかできない虫のほんの数センチ後から

ヒヨドリが迫っていく。

万事休す!と思った瞬間、ヒヨドリが急に向きを変え松林の方へ戻っていった。

一瞬の出来事で、ばばはヒヨドリが虫を捕らえ銜えたと思ったが

何も銜えている様子はない。

「じじ~動画が撮れたら良かったのにね。でも、あの虫

ヒヨドリに掴まった?」と聞くと、「イヤ、鳥が諦めて引き返し

虫は逃げたよ」と言う。

鳥に気を取られていて、虫を見届けなかったのが残念だが

無事逃げおおせたようでホッとした。

せっかくの写真の題材逃がしてしまって残念だったが

歩きながらじじが「鳥はね、いったん近づいて美味しい餌かどうか

見極めたと思うよ。この虫は体が硬そうで美味しくなさそうと判断したんだろね。

だから、引き返したんだと思うよ」と解説した、

ふぅ~~ん、そういうものか?

ヒヨドリってグルメなの?・・って言うより、あの時は

あまりお腹がすいていなかったんだろう。

お腹が空いてたまらない状態だったら、少しぐらい固くたって

きっと、あの虫を捕まえただろう。。。。

良かったね、カミキリ君。

自然の中で日々繰り広げられる生存競争を垣間見た気がした。


分かったぞ!コータックヮー

2009年06月30日 13時39分16秒 | 動物のこと

6月30日(火)晴れ

「時間よ止まれ!」と叫びたいくらい

一日、一ヶ月の過ぎるのが早いこと!

もう一年の半分が終わってしまう。。。。

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何回かブログに書いているが、ばばが子どもの頃は

方言オンリーの生活だった。

それが、幼稚園生になった途端

担任の先生方は「標準語なる言葉」を話すのでびっくりした。

休み時間、友達とは方言で喋っていたと思うが

小学生になると「方言禁止令」なるものがあり

ばば達は「島口標準語」なる言葉を話した。

要するに方言と標準語がチャンポンになった言葉だ。

方言を使っているのを見つかると「私は方言をつかいました」

と書かれた札を首から下げさせられるので、

ばば達は知っている言葉は標準語、知らない言葉は方言で話していたのだ。

両親のことも父のことは「アジャ」、母のことを「アマ」と言っていたが

学校で「お父さん・お母さんと言いましょう」と先生に言われ

早速家に帰って「お父さん」「お母さん」と呼んだ日は

何だか照れくさくて、とても気恥ずかしい思いだったが以来ずっと

「お父さん・お母さんで通した。

 

標準語をつかうと、何だか都会の子になったような・・・・

・・・こともなかったかな?


小学校・中学校と「方言禁止令」の中で育ったが

家に帰って、家族や友達と話す時は専ら島口=方言だった。


高校から島を出たばば。

それ以後「徳之島方言」をつかうのは帰省した時しかなかった。


そうこうしているうちに、子どもたちは、方言よりも標準語をつかうようになっていった。

大人も、ある年代以降の方は方言を使わなくなってしまい

「島の言葉=方言」は、どんどん廃れていった。

その時になって、「島の言葉を大事にしましょう」「もっとつかいましょう」と

町をあげて「島口大会」などするようになったけれど、

方言には微妙なイントネーションがあり

発音は出来ても表記できない言葉もあり

昔ながらの方言を話せる子はどんどんどんどん減っていった。

だから、大会での発表を聞いても、ばばは「こんな言い方じゃないんだけど」と

内心ヤキモキする。


 

「時すでに遅し!」


 

ばばは、島口は一応つかえると自負していたが

退職してから、たくさんの単語を忘れてしまっていることに気づきびっくりした。

ばばの、今は亡き兄は学生時代から島の方言を調査していて、

徳之島三町の各集落ごとの言葉の違いや発音・色々な物の名前などを

その集落の古老や研究している人にも聞き取りまとめていた。

物の名前など方言で何と言うのか分からなくなった時、

(兄がいたらな・・・・)と思う。

 

毎日の散歩の折、生き物や植物を見つけてじじ&姉&ばば三人で

その名前を方言ではなんて言うのか議論?することがよくある。

オタマジャクシ・トンボ・蜘蛛・ヤモリ等々、数ヶ月、長いもので半年かかって

やっと方言名が分かった時には小躍りして喜んだ。

 

先日、雨後に歩いていて舗装された農道を

アメンボがぴょんぴょん跳ぶように歩いていた。

それを見たじじが、アメンボを方言で何というかと、ばばに聞いた。

ばばは、「アメンボはアメンボ」としか言ってなかったと主張した。

母に聞いても分からない。

大瀬川でウナギ釣りをしていた何処かのじいちゃんに聞いても分からない。

 

分からないとなるとますます知りたくなるばば。

昨日、実家集落で知り合いのお姉さん二人にも聞いてみた。

すると、二人とも声を揃えて「コータックヮー」と即答した。

初めて聞く言葉だ。

「じゃ、ミズスマシはなんて言うんですか?」と聞くと

「ミズスマシってなんね。」とY姉さん。

「ホラ小指の先くらいの大きさで水の上をくるくる回るように泳ぐ

小さな亀みたいな虫よ」とばば。

すると、Y姉さん「それはね、カメと言うよ」と即答?

「エ~~ッ、それはないでしょう」とばばが反論。


もう一人のお姉さんは「アメンボ!」と答えたので

「さっき、アメンボのことを方言で『コータックヮー』

って言うって言ったでしょう」と言うと「あっ、そうか~」と爆笑。

 

大難問だったアメンボの方言名は分かったけど、

今度は「ミズスマシ」の方言名が分からない。


「一難去って又一難」じゃないけど、またまたしばらく落ち着かない日が続きそうだ。


願えば叶う(じじ編)

2009年06月20日 20時19分32秒 | 動物のこと

6月20日(土)晴れ

以前ばばは「願えば叶う」という題で記事を書いたことがあったが・・・・・

その日、飛行機で都会に帰ってしまうという方の家に行ったが会えず、

ガックリしていた帰路、他の集落で、本当に偶然に

前方から「会いたかった人」が歩いてきた。

 

昨夕も、同じようなことがあった。

今回はじじが「会いたかった彼」に偶然会えたのだ。

 

じじ&ばば&ばば姉の散歩コースはほぼ決まっているが、

過日、じじは川のそばで「リュウキュウハグロトンボ」の

メスを撮影した。

それ以後「今度はオスが撮れたらいいのになあ・・」

とじじは言い続けていたが・・・


じじがいつも言う。

「動物はオスが綺麗なのが多いんだよ」と。

リュウキュウハグロトンボはメスでも結構神秘的で綺麗なのに

オスは一体どんな色をしているんだろう??

ばばも興味津々、出会いを楽しみにしていた。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

昨夕は、たまたま叔母さん宅に用事があったので、

寄ってからそのまま散歩を続けようということに。

用事を済ませ、普通なら大瀬川を上流から下流へ歩くのだが

下流から上流へ向かって歩くことにした。

見慣れているはずの大瀬川は先日来の雨で水かさが増し、

川の中の葦やヨシも水になぎ倒されていつもと様子が違うように見える。

今日もウナギ釣りをしている叔父さんがいたが

まだ獲物はないようだった。

・・・・・第四大瀬橋までで、大瀬川とは別れ

今度は山田川の方へ進路変更。

空はどんより曇り、今にも降り出しそうで蒸し暑いが

「前に進んでも」「後に引き返しても」距離は同じくらいということで

そのまま進むことにした。

「雨後は色々な虫たちが出ているであろう」とじじが言うので期待して。

しばらく歩くと、いました!

ソテツに害虫の小さな蝶のような虫が集団で・・・

可愛そうにソテツの葉は好きなように食い荒らされていた。

見た目は小さくてとても可愛いのに、本性は大悪人。

道路の反対側を見るとその蝶のような虫が牧草の葉に留まって

二匹でくるくるダンスをしているみたい。

また少し進むと、今度は湧き水のある場所に出て

何と溜まっている水の中には蟹の親子、

そして横には見たことのない薄茶色の糸トンボが・・・

進むたび見慣れぬ虫が葉っぱに付いていたり

カラスの親が子に餌をあげていたり?・・

もう、目をキョロキョロさせっぱなし。。。。

そして「今こうしていても

脳は活発に動いてくれているかなあ・・」なんて言いながらのんびり歩く。

いつも見慣れている牛小屋の所から今度は急な坂道を登る。

姉とばばが先日スカスカのタンカンとも知らず大事に大事に抱いて

意気揚々と上がった坂よりももっときつい上り坂。

去年、大きな蜜柑を転がした坂を今日は下から上へ・・・・

・・とじじが「いたっ」と道路脇にしゃがみ込んだ。

「何が?」とばば。

「リュウキュウハグロトンボのオス!」と言ってすぐ、

じじが「シィーッ」とゼスチャーした。

ばばと姉はその場に直立不動。

じじがカシャカシャと撮影している所へ行きたいけれど、我慢我慢。

しばらく立って姉とばばもじじの横へ。

すると・・・!!!!

植物の下の方の空間に蛍光色の青とでも表現したらいいのだろうか?

ピンと一本の線のような物が見えた。

それが、トンボの体だった。

そして羽はやはりメスと同じように濃い茶色っぽく見えた。

体長は7~8㎝だろうか。

その神秘的な美しさにばばは息を呑んだ。

こんな美しいトンボが身近にいたなんて~~。

じじは静止画で、動画でと何回も何回も写した。

でも、ばばが撮ろうとすると「撮影の光と音で逃げるからダメ」って。

そうか、無理してばばが性能の悪いカメラで写すより

じじに撮ってもらった方が良いよね。

ばばは傍観者に徹することにした。

突然、トンボが飛んだ!

三角の長い羽をバタバタと動かすような飛び方で。。。。

何処か、竹とんぼの羽の動きと似ているような気もしてきた・・・

見飽きることなく立ちつくすばばの前で

トンボは羽を広げたり、閉じたり、奥に入って行ったり、すぐ目の前にきて留まったり。。。

いつまでもいつまでも見ていたかったけど、天気も崩れそうだし

トンボがずぅっと奥へ入って行ったのをきっかけに、又再び前進開始。

その後も坂道を上りながら二種類のカマキリ・イナゴ・トノサバマバッタなどを写した。

 

トンボと会った後は他のどんな物を見ても、あまり心が動かなくなった。

いつもアカヒゲの出現を願いながら立ち止まる生姜畑でも

「あ~、今日もいないね」で心残すこともなく我が家へと急いだ。


いつもより曇っていたのが残念だったが、

雨後って色々な動物に会えるんだなあと改めて思った。

小さな生き物達も雨が降っている間はきっと木陰や葉っぱの裏で雨をしのぎ

雨が止んだ時に餌を求めて活動を始めるのだろうか?


正に一期一会。

今日のあの時間帯、あの場所に行ったからこそ会えた生物たち。

みんなうまく共存していけるといいね。

今は、あの生物たちもきっと夢の中だろうか???
(このブログを書いたのはトンボと出会った当日夜の11時前です)

じじ、良かったねぇ~~。

念願のオスを写真に収めることができて・・・・


静かなる「猫王国」誕生か????

2009年06月04日 14時00分22秒 | 動物のこと

6月4日(木)曇り

先日「猫とネズミ」という題でブログを書いたが・・・・・・・

じじが「絶対我が家にネズミが入り込んでいる」と言うので

ばばは慌ててネズミを粘着液にくっつけて捕らえる罠を設置したが

いっこうにかかる様子はなく、家を守ってくれる?ヤモリが一匹かかっただけで

ウンともスンとも、ニャーとも、チューとも変化がない。

「家長、じじ」が自信を持って言うからにはネズミが入り込んだか!と

思ったばばだったが、やはりじじの勘違いだったらしい。

「ネズミ取りの罠」は先日ゴミ出しの日に捨てた。

 

今日、表の間でお昼ご飯を食べていると、玄関先に何か動く物が見えた。

「何?」と見ると、大きな野良猫だった。

この野良猫、ばばが買い物帰りに階段を上がりかけた時、

我が家の玄関の方から下りてきてバッタリ顔を合わせ

ばばは凍り付き、猫はばばに体当たりしそうな勢いで

階段を数段飛ばしに飛び降りていった猫・・・だ(と・・・・思う)


夜な夜な、我が家の玄関のセンサーライトを付けるのも

この猫だったのか?????

猫はどうするかな?と見ていると、やはりベランダの下に潜ったようだ。

数秒後、出てきて、食事をしているばば達の方に顔を向け

ジィ~~と見ている。

しばらくばば達を見た後「ニャ~~」一声泣いて階段を下りていった。

外回りに餌もないのに、どうして二階の我が家まで夜昼上がってくるの?

 

今日上がってきた猫がオスかメスかばばには分からないけれど

やはり、猫の家族がばばの家のベランダ下にいるのかもしれない。

先日、ベランダの下を覗いたけれど奥行きがあり暗くて何も見えなかった。

正確にベランダの隙間を計ってみると、10㎝5㎜あった。

これだけの隙間があれば、猫なら充分潜り込めるなあ・・・・・

隙間を防ぐために煉瓦かブロックを買ってこなくちゃと思いながら日を過ごすうちに

ベランダ下が「静かな猫王国」になっていたらどうしよう???????


1日家にいても子猫の鳴き声も聞こえはせず、

ばばが去年の経験から「ベランダ下で猫が赤ちゃん産んだかも・・・」って

勝手に思っているだけなんだけど・・・・

 

猫と言えば、一昨年から去年途中まで「我が家のアイドル的存在」だった

「バカ殿」と顔がそっくりの野良猫、最近というか去年途中から全く姿を見かけなくなった。

 

10月頃だったか、夕方、買い物帰りに近所で、

すっかり毛色の悪くなった「バカ殿」を見かけたのが最後だった。

様相もみすぼらしくなり、すっかり年取ってしまったように見えた「殿」。

今も何処かで元気に暮らしているかなぁ~。


 


残念だったね~

2009年04月28日 17時03分27秒 | 動物のこと

4月29日(水)晴れ

4日前だったか?????

夕方の散歩から帰ったじじが、

いつもになく興奮気味にばばに話し出した。

「ばば~、今日は凄い物を撮ったぞ!」

「なに、なに?」

じじの熱気に押されパソコンを覗くと、黒っぽく大きな鳥の画像が・・・・・・

「こんな鳥見たことないだろう?」

ん~~、言われてみれば、初めて見るような・・・・・

でも一回ぐらい何処かで目にしたような・・・・・

「これは普通は徳之島にはいない鳥なんだ・・・・。」

じじの説明は続く。

「食用家禽として日本に持ち込まれたが、あまり普及していない。

飛行能力が残っており日本各地で逃げ出したものが散見されるらしい。

羽の色は白一色から、黒が混じったまだら模様、

ほとんど黒に白が混ざる程度のまで多様。

眼からくちばしにかけた顔の部分に真っ赤な剥き出しの皮膚が見える。

どこからか逃げ出した1羽が、大瀬川で羽を休めているのだろう・・」とじじの説。

 

その鳥の名は「バリケン」

 

じじは、なおも色々説明してくれるが

ばばは夕ご飯の支度もあるので

途中で台所へ行った。

 

夕食の準備が整い二人テーブルに座った時、ばばが

「ネェ、さっきの鳥の名前何だったけ?」と聞くと

「あれっ、ん~~と。。。。。忘れた?」と

じじは、面倒くさがりもせず立って自室のパソコンで見てきて

「バリケンだよ」と親切に教えてくれた。

 

ばばは、最近とみに物覚えが悪いので

ついさっき聞いたことをすぐ忘れてしまう。

教えてくれたじじも、さっきばばに教えたのに、もう忘れている。

(バリケンもまたすぐ忘れてしまうかも知れない)と思ったばばの頭に

「メリケン粉」という言葉が浮かんだ。

子どもの頃は小麦粉のことをメリケン粉と言っていたのだ。

(メリケン」と覚えよう・・・・)ばばは思った。

 

食事中も、二人はバリケンのことで持ちっきり。

じじの最近の写真では大ヒットだ。

ばばも興奮してきたぞ~~。

 

食後、じじはネットで調べ、またバリケンのことを詳しく教えてくれた。

 

その日は興奮さめやらぬまま、二人ともハイテンション!

徳之島の人でこの鳥の画像を持っている人はいないだろうななどと更に盛り上がる。

 

ところが、ところが・・・・・・・・・・・・・

 

島のある方のホームページに、何と!

網で囲ってバリケンを飼っているような画像が・・・・・

シュゥ~~~~~~~~~~~~~~~ン。

 

もともと野生の鳥?

それも徳之島に住みついているはずはないのでは???

それを1羽ならず、2羽も網で囲っている。

アリャリャリャリャ~・・・・・

 

「この人の所から逃げ出したのかなあ~」とじじ。

「そうかなぁ・・・」とばば。

 

じじは、このバリケンを撮るために興奮しすぎて

ばばが上げた、じじお気に入りのカメラケース(巾着袋)まで

大瀬川に落としてしまったそうだ。

 

「ばば、ごめん」と謝るじじ。

いいよ、いいよ。あんな巾着袋なんか何枚でもあげるよ。

 

どこからか逃げ出した鳥かも知れないけれど、

じじは貴重な鳥の写真を撮ったと思うよ。

じじの「宝物」が、また一つ増えたね。

良かった、良かった!