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ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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驚・笑・願

2010年02月22日 22時01分48秒 | 動物のこと
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2月22日(火)曇り後小雨

平成22年2月22日。

今日は2が五つも並ぶ日だと朝からテレビで何回も聞いた。

ふぅ~~ん。

次は後何年後にこんなに同じ数字が並ぶ日があるんだろう?

「算数恐怖症」兼「算数、大の苦手症」のばばの頭では考えられない・・・


日にちのことは良いとして、今日は昨夕のことを。。。。

昨日は、ほぼ一日、家を空けていて帰ったのは夕方5時頃だった。

姉と二人で夕食の買い物のためスーパーへ行くことに。

スーパーの手前まで来た時、いつもの癖で大瀬川を覗いてみた。

過日、何もないように見える中州にたくさんの小鳥たちを見つけて感動してからは

川の近くを通る時は必ず覗いてみる。

昨日もいつものように、何気なく川を覗いたら・・・・一羽の白い鳥がいた。

(白鷺か~~)と思い、スーパーへ向かおうとした時

鳥が体の向きを変えた。

一瞬だが、ばばの目に鳥のくちばしの形が鮮明に焼き付いた。

あ~~~っ、会いたかったヘラサギだ!!!!

昼間、浅間の干潟で写真に収めようとしたら「山羊さん出現」で

ばば達の視界から遠ざかって行ったヘラサギが

今、ばばの目の前10メートルくらいの所にいる。

夕方で、雲も多かったけれど、そんなに暗くはない。

(じじに電話をしよう)と一瞬のうちに決断。

すぐに電話をした。

じじはあまり乗り気でなさそうだったが「じゃ、これから行く」と答えた。

家からここまでなら歩いても3分。

バイクなら1分では来れるだろう・・・と思ったばばが甘かった。

待てど暮らせどじじの姿は見えない。

サギのすぐ近くの橋の上をたくさんの人や車・自転車・バイクが通る。

サギが飛び去るのではと、ばばは気が気ではない。

ついには近くの家具屋さんの角まで走って行ってじじを待っていた。

バイクに乗ってやっとじじ登場!

じじを引っ張るようにして道路を横切り川縁へ。

川を覗いたり、ビデオを構えたり、カメラで撮影するじじとばばを見て

ひとり、ふたり・・・と人が集まってきて川を覗きだした。

中には車を止めて、ばば達の近くへ来て「何がいるんですか?」と聞く人も。

「ヘラサギがいるんです」と答えると珍しそうに携帯で撮影する人も。。。。。

そう、こうしているうちに「野次馬?さん」達も一人去り二人去り

残ったのはじじ&姉&ばばだけ。

周囲もだんだん暗くなってきたけれど、かまわずじじは撮影、ばば達はのぞき見。

もう少ししっかり見たいと、対岸へ走った。

対岸は堤防が高く背伸びしても川面ば見えない。

堤防によじ登るにもジャンプできない。

仕方がないので、橋の近くまで引き返し背伸びしてサギを観察することに。

初めはサギが何をしているのか分からなかったけれど

見ているうちに餌を探していることに気付いた。

長いヘラのようなくちばしを川の中へ入れ

体全体を大きく左右に揺らしながら川上へ川下へと移動し、魚をすくい取ろうとしているようだ。

敵も去る者。サギの奮闘虚しくなかなか魚は掴まらない。

よくよく見ていると、サギの方がボラの大群に囲まれてしまっている。

必死にくちばしを左右に振る・・・と言うより首全体を振っているサギ。

人間の行動で例えると、両手でざるを持ち左右に大きく動かしながら

上へ下と魚を追い回しているような・・・・

必死なサギのの姿は一種滑稽でさえあった。

長い奮闘の末、やっとのことでボラを一匹銜えることが出来たサギ。

ボラを銜えたまま水の無い所へ行き首を左右に振ってボラにダメージを与えているかのよう・・・

そして、ゴクン、ゴクン、ゴックンという風にボラを飲み込んでしまった。

その後は又しても上へ下へとボラの群れを追い、時にはボラたちに囲まれ・・・

その様子は見ていて飽きないし、サギの大奮闘に

「頑張れっ、もっと左!そこじゃないでしょ!左!」と声に出して叫んでしまうばば。

姉もじじも呆れたようだが、それでもサギの奮闘ぶりには拍手!!

ばば達が見ていた約2時間近くの間、サギの釣果はたったボラ一匹だけ。

どんなにか疲れているだろうに、辺りが薄暗くなっても、なおボラの追撃を止めないサギ。

ボラの姿は見えているのだろうか?

鳥って夜は目が見えないって子供の頃聞いたけど・・・・

だから、夜盲症のことを方言で「鳥目(トリメ)」って言うんだって。


7時前になったので、じじが「帰ろう」と言うので従った。

未練がましく、もう一度川を覗いたら、やはりサギは必死にボラを追いかけていた。

お腹いっぱいになるまで、あのように餌を追い続けるのかな?

それにしても、よくまあ、長時間、あんなに頭を左右に振り続けて

頭がふらつかないものだ。

ばばなら、一分も続かないよ。


帰りながらも必死にボラを追うサギの姿が微笑ましくもあり

滑稽でもあり、しぜんに笑いがこみ上げて来る。

あれからサギはどれくらいボラの群れを追い回したことだろう?

あの後も獲物はゲットできただろうか?

あのサギのねぐらはどこなんだろう?

親、姉妹はいるのだろうか?


夕ご飯の時、じじが言った。

あんなに必死に頑張って、あれだけしか餌が採れないとしたら

ヘラサギは生きていけるのかなぁ~~って。

今後繁殖していけるのかなぁっと真剣に心配しているじじ。

来年も、いや再来年も、ずぅっとずぅっと大瀬川でヘラサギに会えるかなぁ???

きっと会えますように・・・・


そのうち、大瀬川でボラの捕まえ方をサギたちの教える「じじ先生」の姿が・・・・

なぁ~~~んてね。

追記

期待を込めて今日も大瀬川へ行ったけどサギと会うことは出来ずトボトボ帰ったばばでした。

サギはどこへ行ってしまったのでしょう?

○○池へ?それとも天城の干潟へ?

又必ず再会できますように。



あれからサギはどれくらいボラの群れを追い回したことだろう?

あの後も獲物はゲットできただろうか?

あのサギのねぐらはどこなんだろう?

親、姉妹はいるのだろうか?


夕ご飯の時、じじが言った。

あんなに必死に頑張って、あれだけしか餌が採れないとしたら

ヘラサギは生きていけるのかなぁ~~って。

今後繁殖していけるのかなぁっと真剣に心配しているじじ。

来年も、いや再来年も、ずぅっとずぅっと大瀬川でヘラサギに会えるかなぁ???

きっと会えますように・・・・


そのうち、大瀬川でボラの捕まえ方をサギたちの教える「じじ先生」の姿が・・・・

なぁ~~~んてね。

追記

期待を込めて今日も大瀬川へ行ったけどサギと会うことは出来ずトボトボ帰ったばばでした。

サギはどこへ行ってしまったのでしょう?

○○池へ?それとも天城の干潟へ?

又必ず再会できますように。

骨折り損の・・・他

2009年12月02日 09時46分21秒 | 動物のこと

12月1日(火)曇り

曇天の中、夕方の散歩へ出発。

昨夕は途中でポツリポツリ落ち始めたので途中で引き返した。

今日は、いつもの牛小屋まで行きたい~と思って歩き始めた。

じじの体調不良で10日ぐらい散歩を休んでいたので

何か珍しい被写体に出会えないかな????と内心期待大だった。。。

コースの半分くらいまで収穫ゼロ・・・かと諦めかけたところで

呪文のつもりで「さぁ、テンション上げていこうかな!」と

ひとりで気勢を上げた、ばば。

それ以降はこれまで以上に左右に目を配り

急な下り坂では転倒防止に足を八の字型にしてゆっくり歩く。

じじより少し先を歩き、深い溝のある所では

特に念入りに「何かいないかな?」と一点凝視。

(何にもいないかな?)と諦めかけ前に進もうとした時、

?????何かいるような、いないような・・・・

枯れ木の枝のようにも見えるけど・・・と思いながら

枯れ草や枯れ枝に覆われた一本の枯れ木をジィ~~と見ていると

いる!!!!!!確かに!

いたっ!!!!

ばばがずぅっと見つけたいと思っていたキノボリトカゲ!

一本松コースでは数回見つけていたが、それは、もう数ヶ月前のこと。

山田川コースでもぜひ見つけたいものだと思っていたのだが、ついに・・・・


目の前にいるのは、まるで留まっている枯れ木にしか見えないキノボリトカゲ。

夏の頃見かけたのは緑色してたのに、今目の前にいるのは枯れ枝そのもの。

擬態出来るんですねキノボリトカゲって。

枯れ枝と思って、目を転じようとした時

枝部分から下に垂れ下がった細いしっぽが見えたからかろうじて気付いた。

熱望していた相手と会えたばばは一気にテンションアップ!!

じじを呼んだ。

 


じじも「ばば凄い!!」と絶賛してくれたすぐ撮影開始。

何枚も何枚も。。。。

「やはり、ばばのようにテンション上げないとダメだな・・」

とか言いながら・・・・溝の端ギリギリで爪先立ってカシャ!カシャ!カシャ!

じじが嬉しそうなので、ばばもよけい嬉しくなってきちゃうよ~~


ところが・・・今日も少し日光不足なので

捕まえて、明朝、写真写してからすぐ逃がそうと

じじったら、軍手を忘れてしまったので素手で捕まえるって。

呼吸を整えて一息にエイッと・・・

「捕まえた!袋、袋」と言うのでばばは他に使う目的で持っていた

ビニル袋を開けて待機。

「ホラッ」と枯れ枝毎袋に入れ、例によって例のごとく

今日もウエストポーチのベルトにつけて、家を目指して出発~。


じじの写真集に緑とと茶色、二種のキノボリトカゲが保存されると思うと

ばばは嬉しい~~。

じじの腰に揺れるビニル袋を見ながら自然に笑いたくなる。

 

いつもの分かれ道に来て、じじは家に直行、

姉とばばは病院へ回り父の顔を見て買い物をした。

辺りはすっかり暗くなり、昨日までは点灯していなかった

クリスマスの飾りがライトアップされたお宅の前を通り写真を写させてもらい・・・・                                 (昨日と同じお宅の電飾の一部分ですです)


気分は高揚したまま「じじ~ただいま~~~」。


じじがポツンと「キノボリトカゲ逃げられた~~~」って。

家の中で逃がしたのかと思いきや・・・・・・・・・

家に帰る途中のどこかで脱走されたらしいとじじは言う。

もしかして、しゃがんでナナフシを撮影した時???(本式名称かな?)

 

じじは「僕って優しいから、ビニルのレジ袋の口をきつく結んだら

キノボリトカゲが酸欠で死んでしまうと思い、緩く結んだんだよなぁ~」って。


家に帰ってキノボリトカゲをお手製の飼育器に入れようと準備万端整えて

いざ!ビニル袋をひっくり返したら・・・・・・・

?????????枯れ枝が二本だけ出てきたんだって。


じじのその時の心中を思って、ばばは自然に笑いがこみ上げてきたよ。

じじがっかりしたでしょう~~~


でも~~、あの時、本当に捕まえたの?

素手で、捕まえたのは枯れ枝だけだったんじゃない????

じじもばばも、ちょっと気味悪くて袋の中は確認しなかったもの。。。。。

「骨折り損のくたびれもうけ?」

それとも、「捕らぬ狸の皮算用?」

んんんん~~~っ、今日のこの出来事を表すのに適切な言葉ってある???


今頃、あのキノボリトカゲ君、ホォ~~~~ッとしているでしょうね。


良かったのか?

悪かったのか?

今日の散歩・・・・・


発見!

2009年11月23日 13時57分59秒 | 動物のこと

11月23日(月)曇り時々小雨

脱走されてから3日目。

じじは未だ行方不明の1匹のアオガエルちゃんのことを

ずぅっと気にしていた。

夕べだったか、朝方だったか「ゲェオ、ゲェオ」っていう声をばばは4回ほど聞いた。

青ガエルって、こんな鳴き方するの?


ばばだって、気にはなっていて今朝も玄関やじじの部屋の隅々、

はては天井まで覗き込んでみたが見つからなかった。

可愛そうに、水も食料もない空間にいるであろうアオガエル君・・・・


昨日はペットボトルに入れていた相棒君をじじが

「風呂場に放そうか?」と言う。

でも、それはばばが即否決。

出来れば行方不明のアオガエル君を見つけてペアで写真を撮り

近くのグヮバの木のある周辺に放そうと、じじは予定していたが。。。。


気にはなりつつも時間だけが経って・・・・


それが、ついさっき、ばばが見つけたのだ。

それも、玄関のドアのレールの所で。。。。。

昼食後、午前中手入れした庭先を眺めようと

玄関に近づいていったばばの目がとらえた物は・・・・・・・・・

青く丸っこい物体がドアレールの間にうずくまっている。

しっかり見ようと目をこらした途端、

「アオガエル君だ!」と直感。

「じじ~~いた、いた、いた、来て!」

水道で手を洗っていたじじを呼んだ。

「何が~~」とのんびりしたじじの声。

「アオガエルよ、アオガエル!」となおも呼ぶばばに

じじも駆けつけて来て確認。

でもね。。。。。ばばたちが家に連れ帰った時とは色が変わっているの。

青ガエルだけど、体の色は緑色だったのよ。

でもね、今、目の雨にいるのは正に青色のカエル。

可愛そうに・・・・ここ2日で体の色まで変わってしまったのね。

 

じじは、軍手とペットボトルを持ってきて無事捕獲。


その後、写真を撮りすぐに彼らが生活しやすいような場所に放してきた。


彼らを見つけた時は夕方で写真を写そうとしても光量不足でうまく写せなかったので

家に連れ帰り明朝写真を写してすぐにもとの場所に返す予定だったのに

連れ帰った夜に脱走されてしまい、見つけるまで2日近く経ってしまった。


ごめんね、カエル君たち。

これからは二人で仲良く暮らして、

たまには散歩途中のばばたちの前に元気な姿を見せてね。


♪じじの おこしに つけた○○♪

2009年11月20日 22時04分39秒 | 動物のこと

11月20日(金)曇り

昨夕の散歩帰りにヘゴの葉柄に止まっていた大きなアオガエルが

よほど気になるらしいじじ、

ついに、今日昼前、軍手とビニル袋を持って出かけ

生け捕りにしてきた。

先日、取ってきた「チリメンマイマイ」もペットボトルの中で飼っているというのに

今度は大きなアオガエルを飼うらしい。

またもや2リットルのペットボトルを切って、その中に蛙を入れ

ガーゼで蓋をし、じじがご満悦。

ところで・・・・・・・・・・・・・

昨日はせっかく色々珍しい生き物を見つけたにもかかわらず

写真がぼけていたり、撮影途中で逃がしてしまったりで

今日、又気分も新たに生き物探しに出発。

歩き出してすぐ、ばばが

「これからは、ひとりひとり歩く前に目当てを発表してから歩き始めようよ」と提案。

じじと姉は笑っていたが、ばばは「キノボリトカゲを見つけるぞ~」と宣言!

歩き始めてしばらくして、リュウキュウサンショウクイをばばが発見!

続いて、何とまたしてもばばが大きなアオガエル発見!

じじは興奮して,さかんにシャッターを切り、ビデオを回す。

今目の前にいる蛙の方が大きいと声が弾んでいる。

挙げ句の果て、今朝捕まえてきた蛙と一緒に飼うという。

昨日捕まえた小さいのが雌で、今、目の前にいるのが雄だと確信ありげに言う。


心ゆくまで撮影したじじ、ついに急な土手に上がり、

不自然な姿勢ながらビニル袋をかぶせるような形で蛙を捕まえた。

その時、したたかオシッコをかけられたって・・・

捕まえた蛙、どうしたと思う?

ビニル袋の口を縛り、じじのウエストポーチのひもに引っかけ、

じじの腰に巻いて・・・・・

童謡「桃太郎」の歌詞に

「♪~桃太郎さん 桃太郎さん おこしにつけた きびだんご~♪」

って、あるけれど

「♪じじじじさん じじじじさん おこしにつけた 雨蛙♪」か???

捕まえたアオガエルって大人の指3本分よりちょっと大きい。

それに色が黄緑色。

気持ち悪い~って言ったら悪いかな?。

じじの腰で揺れるアオガエル。

じじはそのまま歩き続け、ばばは、サトウキビ畑で

キビの葉に止まっている長さ10センチくらいで

羽の生えた茶色のカマキリを見つけ

杖にしていた枯れ木に留まらせて持って・・・何だか変な夫婦。

想像すると笑っちゃうね。。。。


そのまま、いつもの牛小屋に行き、引き返して川沿いを歩いたが

急にじじが変な声を出すのでびっくりすると

蛙がビニル袋から出て、じじの手に留まって・・

慌てたじじ、素手で大きなアオガエルを持って

「早くビニル袋を!!!!」と言う。

ばばがじじのウエストポーチを外し、姉がビニル袋を外し・・・・

やっとの事で蛙はもとのビニル袋の中へ。

ところが、蛙は掴まったショックでか、オシッコをいっぱい出して

じじも、姉も、ばばも手にオシッコをかけられてしまった。

わき水のある所まで我慢、我慢。


笑い合いながら手を洗い歩いていると

ばばが車輪梅の木に巣を作っているチビアシナガバチを発見!

じじは、光量不足かな?と言いつつも又撮影開始。


その後、じじは「今日はもう直行帰る」と言う。

いつもなら大瀬側沿いに歩くのに・・・・・

体調が悪くなったのかな?と心配するばばに

「蛙が窒息したら困るから・・・」とじじ。


ビニル袋を覗くと、またもや40ccくらいオシッコをしている。

蛙も相当ストレスが溜まっただろうね。

直行家に帰り、朝捕まえた蛙と一緒にペットボトルで作った部屋に入れて・・・・

明日の朝、写真撮ってから逃がそうと話していたのに・・・・・


今、夜の9時40分、じじが自室へ行ってパソコンをしようと部屋へ向かったとたん!

「あっ、蛙が逃げてる!」と叫んだ。

何と、1匹の蛙は押入の中へ・・・慌てたじじは素手で捕まえペットボトルへ・・・

と!!!「2匹ともいない!」って・・・

じじ~~~~~!!!!!一体どうしてくれるんだ!!


じじは暢気に「押入でも、どこでも彼らのお気に入りの場所で飼おうか?」と

笑いながら言うけれど、ばばはごめんですよ~~~。

約束通り、きちんと写真に収めてから

明日の夕方は、もといた場所に連れて行って逃がすんでしょ~。


2匹とも脱走だなんて予想だにしていなかったよ~~~

全く想定外の珍事、事件です!!!


寝ぼけ眼だったじじ「おかげで、シャキッと目が覚めた」なんて

暢気なこと言ってないで、早く2匹のアオガエル探して下さいよ~。

探すまで、寝ちゃダメダメダ~~~メ!


寝ているばばの顔の上なんかに乗られたら気絶しちゃうよ~~。

今も、あちこち開けたり閉めたりしているじじ。

「もう、明日探そう~~~捜索願を出そう}だって。

ダメですよ~~~。


おまけに、玄関先の木に留まらせた大きなカマキリも見えないって・・・・

ばばの家は脱走した生き物が、夜、自由に動き回る家になっちゃうよ~~。


「ゴキブリ」は「都会の虫」か?

2009年11月19日 22時18分29秒 | 動物のこと

11月19日(木)晴れ

「ゴキブリのこと、ばばの実家集落では方言で何と言う?」

じじが突然尋ねたのでばばは「アンバムシ」と即答!

「ヤマトゥムシって言わないの?」と言う。

じじがそう言うと、ばばも「ヤマトゥムシ」って言ってたような気がしてきた。

自信がないので夕方の散歩の時姉に

「ねぇ、ゴキブリのこと方言で何て言っていたっけ?」と聞くと

「ヤマトゥムシかな?」って。。。。。

そうか・・・ゴキブリはヤマトゥムシって言っていたんだ~。

最近、方言をだんだん忘れてきている自分に気付いて愕然とすることがある。

「島口先生」を自負していたのに。


さっきのゴキブリの話・・・・

なぜ、ヤマトゥムシなのだろう?

ムシはもちろん虫だと思うが、「ヤマトゥ」とは鹿児島とか大阪とか東京とか・・・・

島から船に乗っていく所=都会だと子供の頃思っていた。

都会から来た人を「ヤマトゥンチュ」て言っていたし。。。。

チュは「人」という意味だから「都会の人=ヤマトゥンチュ」だった。

じゃ、ゴキブリは?なぜ「ヤマトゥムシ」なのだろう???

「ヤマトゥンチュ」と同じように訳せば「都会虫」となる。

ゴキブリが都会的にあか抜けているとも思えないし・・・

「都会にいる虫」でもなかろうし・・・だって、昔から島にもゴキブリはいたもの。。。

考えても考えても分からないが、

じじが先日「サツマゴキブリ」なるゴキブリを撮った。

名前から言えば、鹿児島原産?のゴキブリ???


生き物のこと、植物のこと、分からないことだらけ。

じじが調べて教えてくれても

教えてもらったそばから忘れていく。


今日は夕方の散歩帰りに

「ヘゴ」の葉柄に止まっているアオガエルをばばが見つけた。

じじが以前アップした蛙と同じかと思いきや違っているんだって。

今日はカナヘビやナナフシやアオガエル等

珍しい生き物をいくつも見つけたのに光量不足やじじのカメラの機能不足?で

どれもうまく撮れていなかったって。

残念!

明日も同じ生き物が同じ場所で見つかるとは限らないものね。

一期一会。

だから、生き物との出会いも大切にしていかなくては・・・


ゴマダラ君は敵!

2009年10月20日 21時51分13秒 | 動物のこと
10月20日(火)晴れ



うちのすぐ隣の畑にあるミカンの木。

9月末頃から黄色くなっていた。

(おいしそうだな~、いいなあ、こんな近くにミカンの木があって)と

畑の持ち主の方をうらやましく思いながら、いつも散歩に出かけていた。

ところが、ところが。。。。。

日が経つにつれ、ミカンは完熟するはずなのに

木全体が黄色くなってきた。

不思議に思いながら日々過ごしていたが、

先日たまたま一本松コースを歩いた時に

牛小屋の主T兄さんと会った。

T兄さんは、じじが過日、カラスバトを撮った林のそばにみかん園を持っているのだが

そのミカンの木を近く全部切り倒すという。

ミカンはたわわに実っているらしいが、な~~~~ぜ?

原因はばばが前、ブログにも書いた「ゴマダラカマキリ」らしい。




この虫を初めて見た時はとても珍しい虫だとじじもばばも大喜びをして

写真を撮りまくっていた。

ところが、このゴマダラ君、見かけによらず大悪党だったのだ。

ミカンの木の害虫で根っこにまで潜り込み木をだめにしてしまうのだそうだ。

T兄さんのミカン畑も今年、ゴマダラ君に悉くやられ

もう切り倒すしかないって。

今年の冬は、「ミカン星人」のばばは

たらふくミカンを食すことが出来るか心配になってきたぞ~。


そう言えば、散歩コース、大瀬川コースでもキビ畑の隅に一本ミカンの木があった。

そのミカンの木に春の終わり頃、たくさんのゴマダラ君がいた。

多い時は10匹以上も。

2,3匹折り重なるように葉っぱに付いていることもあれば

サトウキビの葉に止まっていたり、路上に落ちていることもあった。

何日かは写真を写したりしながら歩いていたが、

そのうちにミカンの木そのもが見えなくなってしまった。

不思議に思いながら「あれっ、場所間違えたかな?

もっと先だったかなミカンの木があったのは?それとも、後ろだったかな?」と

姉とも話していたが、どんなに気を付けて見ても二度とミカンの木は見ることが出来ず

狐につままれたようだった。

まさか・・・・・・・・大きなミカンの木を切り倒したなんて思いもしなかった。


たくさんのゴマダラ君がいたことや、T兄さんの話を聞いて

ミカンの木は切り倒されたのだと納得。


T兄さんの話によると、島内あちこちのミカン畑で被害が広がってきているそうだ。


いろいろな動植物の入り込みによって島の生態系にも

変化が起きているのだろうな?と思った。



今まで可愛いと思って見ていたゴマダラ君だが最近は

ミカン星人こと、ばばの大好物を奪う憎き敵だ。

今度、ゴマダラ君と対峙した時は、さて、どうしてくれようか?



ゴマダラ君、覚悟しとけや~~。

がんばれ!飛べ!

2009年10月17日 14時49分21秒 | 動物のこと

10月17日(土)曇り後晴れ

昨日の続き・・・・・・・・・・・・・

高さ、6,70メートルはあろうかという絶壁の真ん中から少ししたあたりに

なにやら茶色の固まり発見!

ばばが肉眼で見る限り、木の根っこ?もしくはキジバトがとまっているようにも見えた。

じじはすぐにカメラのズームを目一杯聞かせて確認。

「頭に赤い帽子をかぶっている!珍しい鳥だ!」と言うや

崖下に並べられたドラム缶の後ろへ走っていった。

ばばも「珍しい鳥!」の一言で一気に好奇心の炎が燃え上がった。

興奮した中でも、ばばは考えた。

じじの撮影位置は、崖下から真上を見上げる形でしか撮影できない。

それよりは、少し引き返してがけの上にある畑脇から取った方が良さそうだ・・・と。

そこで、ばばは走って引き返した。

その道は、以前ばばが時季外れ格安のタンカン(実はほぼ全部の中身はスカスカだった)を買い

姉と二人、何か悪いことでもしているかのように

10キロ近くもある袋を上着などで覆い隠して息を切らしながら坂道を上がり我が家へ運んだ道だ。


坂の傾斜は45度くらいか?いや、それよりきついかな?

でも、「珍鳥」と聞いたからには「何だ坂、こんな坂」ってことで

夢中で駆け上ったよ。

もし、ばばが畑に着くまでに飛び去りでもしたら、ばばの苦労は水の泡だ。

もし、畑の脇から鳥がはっきり見えたら、崖の下にいるじじに合図を送って

上がってきてもらおう・・・・・・

ばば、急げ!!!!

ばばがもうすぐ畑に着くという時、道ばたには下校途中の3名の男子中学生が

何か食べながら大声で話していた。。。。

3名のうち、一人はピアスらしきものもしている。

もし、この子たちが珍鳥を発見して、大声を上げるか石ころでも投げたら・・・・・と考えたばば、

機先を制して「あのがけの上にいる鳥の写真を撮るから・・・急いでいるの」と。。。。

すると、3名の中学生は一斉にばばが見ている鳥の方へ目を向けたが声を潜めてくれた。


畑に着いたばば、アメリカセンダングサの種子が付くのも何のその。

畑の脇を通って、崖のすぐ横まで行き、崖を上った。

が・・・・・・・・・じじが撮影している6,70メートル下を見たとたん

ばばは目眩がしそうになり、足がガクガクしてきた。

ばばの立っているところの幅は1メートルもなく、そのまま絶壁になっているのだ。

それでもなんとか踏みとどまり、「ここの方が良いよ~~~」と

じじにゼスチャーで合図。

じじも急いで一脚を閉じて、引き返すコースへ走り出した。

じじが来るまで、どうぞ、飛び立たないで~~~。

じじが早く来てくれることを祈りながら鳥の方を見た。

ばばが見ても何の鳥かさっぱり分からず、キジバトにしか思えなかった。

 

 

・・・・・・・・・・・待つこと数分。

やっとじじの姿が見えた。

息を切らして駆け上がってきたじじ「あれはサシバだよ」と言う。

「え~~っ、あんな色してた???それにちょっと小さいんじゃない?」と思ったが

「じゃ、雛?」と聞いた。

「雛ではないけど若鳥だろう」とじじ。

じじは、ばばの立っていた場所よりもっと先へ行きカメラを構えた。

見ているだけでドキドキする。

もし、低血糖でも起こしふらついたら、真っ逆さまに6,70メートルの絶壁を落ちてしまう。

じじを見ているだけでばばの足はジンジンしてきた。

早く引き返してきて欲しい、でも、良い写真も撮って欲しい。

相反することを考えながらじじを見守り、鳥を見ていた。

すると・・・・鳥が動いた!

飛ぶのかと思いきや、90度の絶壁を羽を広げて羽ばたかせ

体全体でいざるように上の方へ30センチほど進んだ。

進んだところで、しっかりした足場や、デコボコもない。

どうしてあんな所に留まれるのか不思議なくらいの場所に鳥はとまった。

数分休んでは、又同じ動作を繰り返す。

何回か見ているうちに、ばばは鳥の左羽が異様な動きをするのに気付いた。

羽ばたいた後、右の羽はきれいに収納されるのだが、左羽は開いたままのような形で

しばらく立ってから収まる。

きっと、羽を汚しているのだろう・・・・と思うと

ばばは必至に絶壁を上がる鳥が愛おしくなって「がんばれ!、がんばれ!」と

心の中で声援を送り続けた。

いざり上ること十数回、鳥はやっと崖の頂上草むらにたどり着いた。

ばばは思わず拍手をしてしまった。

じじの撮影は続いている。

「飛べるだろうか?」

「もしかして、親鳥が連れに来るのだろうか?

もし来たとして、あれだけの大きい鳥、どのようにして安全な場所へ移すのだろう・・・」

ばばはいろいろなことを考えていた。

辺りはすっかり薄暗くなっていた。

 

「帰ろう!」とじじの声がした。

崖のてっぺんに静止して動かない鳥に心を残しながらも

どうして上げることも出来ない自分が歯がゆかったが仕方がない。

鳥たちが大自然に生きる厳しさを考えながら歩き始めた。

 

あの鳥はどうして怪我をしたのだろう?

仲間にやられたのか?カラスにやられたのか?

それとも、自分で木の枝とかにぶつかったのか?

この後、うまく生き延びることが出来るのだろうか?

いや、今晩一晩を無事過ごせるのだろうか?

あの翼は自然治癒するのだろうか?


生きるために、きっと全身全霊を注ぎ、ありったけの力を振り絞って

約40メートルくらいの絶壁を登り切った一羽の鳥。

ばばは、なぜか神聖なものを見たようで厳粛な気持ちになった。


帰宅後、じじが撮った映像を見るとばばの肉眼でははっきり分からなかったが

模様などから見ても、あの鳥はやはり「サシバ」の若鳥だった。

サシバ・・・最近、夕空を優雅に舞っている姿を何回も見かけた。

今日の若鳥も悠々と空を舞って欲しい・・・・・・・・


ハブ用心棒

2009年08月26日 12時15分40秒 | 動物のこと

8月26日(水)晴れ

これは今月15日、送り盆で仏様を実家の墓へ送っていった時

墓の近くにあるお宅の門で珍しい物を見かけた。

「ハブ用心」と書いてある。

 

 


書かれている言葉の通り、もし、ハブと出会った時

この棒でハブと格闘?捕獲するのだ。

ばばが子どもの頃は集落のあちこちに・・・

家の門や石垣にこういう棒が立てられているのは、ごく普通だった。

この棒が活躍した事も度々だった。

しかし、年々この棒を見かける事は少なくなったし、

ハブを生活圏内で見かける事も少なくなっていただけに

今年、この棒を見た時はびっくりすると共に何だか懐かしい物に出会った気がした。


そう言えば・・・・・・・・・・加計呂麻では

中学生達が太い竹を切って来て、集落の家々の門等に立てていたっけ。。。

 

ハブと言えば、子どもの頃はイヤとなるほどその怖さを叩き込まれた。

ばばの家は集落のはずれで、家の左側も裏も畑という環境。

その上、庭にはハブの住処の代表、大ガジュマルがあり・・・

いつハブが出てもおかしくない環境だった。

父は、ハブ予防に硫黄を家の周囲に撒いたり焚いたりしていた。

ハブは硫黄の匂いを嫌うと言われていたが、本当だろうか?

それでも、年に何回かガジュマルの根っこや枝の近くでハブを捕らえる事があった。

茅葺き家の多かった時代、風呂やトイレも外にあり

天井?近くにハブが座って?いることもあったらしい。

ひどい時は、押入にしまってあったお皿の中にハブがとぐろを巻いていた時もあったとか。

身の回りでもハブの被害に遭う人もいた。


しかし、生活様式の変遷と共にハブの住む環境は大分変わったようだ。


それでも、新しく奄美へ赴任した警官にはハブの捕獲法の講習があると聞いた事がある。

学校現場でも子どもたちへハブの怖さを教えるために

夏休み前などに保健所の方?が、実際にハブを使って

ハブの口をカァ~~と開き、毒を吐き出させたり、その毒の怖さについて教えたり、

ハブの住みやすい場所を教えたりする授業があった。


もう何十年前になるだろうか?

ハブ撲滅対策の一環として、ハブの天敵と言うキャッチフレーズのもと、

多数のマングースを山に放った。

ハブセンターでは、ハブとマングースを闘わて見せるショーなどもあった。

でも、(あれは、わざと弱らせたハブとマングースを闘わせているんだよ。

必ずマングースが活用に仕組まれているんだよ)という声もチラホラ聞いてはいた。


近年になって、実はマングースはハブの天敵ではなく

天然記念物のアマミノクロウサギなどを襲って食べ、異常繁殖し

奄美の生態系さえ変えつつあるとか・・・・

そして、今年は何と!いるはずのない鹿児島本土でマングースが発見されたとも。


そこで、今度はマングース捕獲作戦に多額の資金を投入しているとか・・・・・

一体どうなっているのやら・・・


ばばが大分前聞いた話では、昔、大爆発か何かがあって

たくさんの島々が海底に一回沈んだが

その時高い山のあった奄美市や徳之島にはハブが生き残ったり

高い山のない喜界島などは島全体が海底に沈んだのでハブも全滅したと聞いた事がある。


今でも、鹿児島から徳之島へ転勤してくる人の中には

徳之島はそんじょそこらにハブがウジャウジャいるような印象を持ってくる人が多いらしい。

しかし、任務期間の3~4年間で実際にハブを見た人って何人いるだろう???


ばばも、ここ何十年か我が目で生きたハブを見た事はないが

やはり、ハブは怖い。

特に夕方の散歩時、じじと二人鳥や小動物の撮影のため

草むらに入る事がある。

夢中になると、ついついハブの事を忘れてしまい、ハッと我に返る。

 


現在でも島の山々などには千~万単位のハブがいると思う。

もしかしたら、人口よりハブが多いって事も有り?かな??


ハブを全部駆除する事は不可能だろうとばばは思う。

だから、普段から自分で気をつけて生活するしかない。

草藪にむやみに入ったり、手を入れたりしない、草深い畑や山に入る時は

棒などで草藪を叩きながら入ったり、長靴を履いたりという自己防衛も必要かな?。

じじも、毎夕の散歩には写真撮影時に使う一脚を必ず持つ。

なるべくなら遭遇したくないハブ。

上手く棲み分け出来れば良いんだけど・・・・

 

 


お願い!アカショウビン!!!

2009年07月21日 21時31分57秒 | 動物のこと

7月21日(火)晴れ

日食観察にいらしたSさんと一緒に、昨日は島を北回りで半周。

今日は、南回りで半周し、Sさんは奄美市へ飛ぶ。

 

昨夕、じじ&ばばのいつもの散歩コースでアカショウビンの「影」だけ見たSさんに

何とか全体像を見て欲しい・・・

Sさんの希望もあり、じじとSさんは今朝6時に昨日のコースへ出発。

 

早く帰れば、すぐにアカショウビンに遭遇できたということ、

もし、遅ければアカショウビンが現れるのをじっと待っているのだろう・・・と

ばばは判断し、家で待っていた。

ところが・・・・・・・・・・・・・

出発から3時間経っても帰らない。

ばばはだんだん心配になってきた。

(もしや、じじかSさんが体調が悪くなったのでは?)

車で出かけたので、事故???

悪い事ばかり考えてしまうばば。

3時間連絡がないという事は絶対何かあったはず・・・とじじへ電話。

しかし、留守電。

3回かけたが繋がらない。これは、いよいよただ事ではない。

さんざん迷ったあげくSさんへ電話すると・・・・出た!

しかし、すっかりパニくっていたばばは「今どちらですか?」と。

今、どちらですかも何も、初めて徳之島の地を踏んだ方にかける言葉ではないよね。

Sさんは気を利かせ、すぐじじに代わってくれた。

ばばが予想していた散歩コースからは遙か離れた総合グラウンドにいるという。

とにかく二人が無事でばばは全身の力が抜けた。

待つ事しばし。

じじは帰ってきた。

しかし、ばばがつい今しがた頼んだ買い物をしてきてない。

全く、モウ~~(ばばは牛になってしモウ~~たがなあ)。

今朝もアカショウビンは二人の前に姿は見せたがカメラで捉える事は出来なかったと・・

でも、別の地点で鳴き声だけはしっかり収めてきたという。(喜んで良いのかな?)


10時ちょっと過ぎにSさんを迎えに行き、伊仙回りの全島半周に出発。

見るものといっても海岸だけ・・・・。

まず喜念浜へ寄り、次に犬田布岬へ。

戦艦大和の慰霊碑を見て、目指すは犬のじょう蓋。

少し近道をしようと、じじが道案内すると言う。

しかし走れど走れど、県道に出ない。

「急がば回れ」の諺通りに通り慣れた道を走るべきだったかな?と反省。

途中、じじが運転を代わ、それでも進んだり、戻ったりしつつ何とか県道へ出た。

その後は、何だか気疲れしてしまって空港近くの公園に行き、鳥でもいないか見る事に。


ばば達より先に中学生くらいの男の子が二人、

大きなデイゴの木やセンダンの木のある場所に立っていた。

その横を通ると、けたたましい音がしてビックリ!!

その音は、無数の蝉の鳴き声だったが、ばばはこんな大きな蝉の声を聞いた事がない。

Sさんとじじは写真を撮ったりして、その後、しばし休憩。

空港へ出発しようとすると、10羽くらいの見た事もない鳥が蝉の大群のいる木に留まった。

でも、気ぜわしげで、うまく写真には写せなかったようだ。


飛行機の到着時刻が近づいたので心を残しながら、空港へ。

Sさんがチェックイン手続きをする間にじじ&ばばの前に今日も偶然に友人が。。。。。

この友人Fさんはプロ級のカメラマンだ。

雑談の中で、Fさんは、この数日間で、

夜、たくさんのアカショウビンや他の珍しい生き物と出会った事や

現在、自宅でリュウキュウコノハズクを保護している事など話してくれた。

ばばが写真撮影させていただけないかお願いすると快諾。


今日、奄美市へ飛ぶSさんも明後日は午前中に帰島出来る予定。

次の便に乗り継ぐまで約3時間余裕があるので

その時間にFさん宅にお邪魔させていただく事にした。

そう、こうしているうちに、Sさんの搭乗時刻が迫りSさんは搭乗口へ。


じじとばばは、Fさんと出会えた幸運を喜びつつ、

もう一度さっきの公園へ。

さっき、見た事のない鳥の大群が留まった木を見ているじじとばばの目前を

アカショウビンがサッと横切った。

まさか!!!こんな真っ昼間に・・・・

じじとばばは必死にアカショウビンの姿を捜したが

何処に留まったのか、再び姿を見せてはくれなかった。


「願えば叶う!!」で何度か幸運を掴んだが

明後日、アカショウビンがカメラに収められると良いな。

Sさんに「3度目の正直」の幸運がもたらされますように・・・・

声だけ・・・と、サッと飛び去る影しかSさんに見せてくれないアカショウビン。

もう、Sさんは東京へ帰っちゃうのよ。

次はいつ徳之島を訪れるか分からないのよ。

 

お願い!アカショウビン、はっきりと姿を見せて・・・・

そして、Sさんの願いを叶えてあげて!!!!


出てきてアカショウビン~~

2009年07月21日 00時29分03秒 | 動物のこと

7月20日(月)晴れ

今世紀最大の天体ショー「皆既日食」が、後3日後に迫った。

奄美の島々は大フィーバーのようだ。

島によっては宿泊施設は満杯でレンターカーなどもほぼ予約済みとか。

後は天気に恵まれますように・・・と祈るばかりだ。


今日は、東京から徳之島経由で奄美市笠利町に渡り、

日食観察後、又徳之島へ戻り、鹿児島経由で東京へ戻られるという方が

徳之島へいらっしゃった。お名前はSさん、もちろん徳之島は初めてだ。

じじ&ばばは空港でSさんを迎え、

島を北回りで主な観光地といわれる海岸線を中心に回って

自宅に帰る計画を数日前から考えていた。

飛行機は定刻に到着。

Sさんとお会いするのは初めてだが、すぐに分かった。

Sさんはにこやかに到着ロビーへ出てこられた。

お昼前で、お腹もすいておられると思ったが、

徳之島らしい食事が出来る所が良いかな?と言う事で

「金見荘」という民宿で昼食にしようと決め、

すぐに、最初の目的地ムシロ瀬に出発。

20分くらいで到着。

海岸の奇岩にSさんも喜んで下さった。

たまたまというか・・・ばばはここで知り合いの方と遭遇。

その方が金見荘の方で、昼食をお願いしたいと話すと快諾して下さった。

ムシロ瀬で写真を写したりして金見荘へ直行。

名物「伊勢エビの味噌汁定食」をいただいた。

味噌汁は勿論、煮物、香の物、フルーツ・・全部美味しかった。

食べながら(娘たちにも食べさせてあげたいなあ)と思った。


昼食後はプリンスビーチへ。

ここでは「アマミコゲラ」を発見。

「アカショウビン」の鳴き声も聞いた。

動植物に興味を持ち撮影もされているSさん。

何とかアカショウビンの居場所を見つけようと頑張ったが

「声はすれど、姿は見えず」残念!

諦めて、帰る道すがらあちこちで海の写真を写した。

神嶺浜に寄り、珊瑚の上に座って海を眺めながら、しばらく雑談。

その後、一路亀津へ向かった。

亀津到着は5時20分頃。

Sさんはホテルへチェックイン。

その後,一息つく間もなく、

じじとばばが毎日あるいている散歩コースを一緒に歩いて

アカヒゲやアカショウビンと遭遇できないかと・・・・

しかし、アカヒゲは現れず、アカショウビンの声も聞こえない。

せっかく、東京からいらして下さっているのに・・・・・

現れてくれ~~~鳴いてくれ~~。

願いむなしく・・・・空振り。

Sさんに申し訳ない気持がいっぱいだったが、もしかしたら川沿いで

鳥たちと遭遇できるかも知れないと発奮。

・・・・・現れた!!!

何とサンコウチョウという、珍しい鳥が。

それも1羽ではなく、二羽、三羽と目の前5~10メートルくらいの木に留まったり

飛び交ったりしている。

Sさんとじじは一生懸命撮影。

時間がちょっと遅く、画像ははっきりしないのかな???と思ったが

Sさんのカメラと腕は確か!!!素晴らしい写真が撮れていた。

興奮しながら(もしや、アカショウビンもいるのでは?)と

川の中の木を注意しながら歩いていると??????????

飛んだ!!アカショウビンだ!!!

一週間ほど前に見た同じ木にアカショウビンが留まっていたのだ。

じじとばばは飛ぶのを見たが、

一番見せたかったSさんに見ていただけず残念でたまらなかった。

「夕方がダメなら、明朝があるさ。」

明日はお昼の飛行機で奄美へ飛ばなければならないSさんだが、

何としてでも、アカショウビンを見せてあげたい。

出来る事なら、写真の収めていただきたい。

アカショウビン~~~出てきて~~~