7月のビール系飲料出荷9.6%増 猛暑影響、前年の反動 2008年8月12日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080812AT2F1200C12082008.html
ビール大手5社が12日発表した7月のビール系飲料の課税済み出荷数量は5234万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年同月に比べ9.6%増えた。増加は5カ月ぶりで、サントリー以外の値上げが出そろった4月以降で初めてのプラスに転じた。天候不順が続いた昨年7月に対し、今年は猛暑の影響で消費が拡大した。
酒類別ではビールが同3.4%増、発泡酒が同4.2%増、第3のビールが同35.9%増だった。3分野とも増加するのはキリンビールで値上げ前の仮需要が発生した1月以来、6カ月ぶり。3月以降は消費者の節約志向が強まり、価格が低い第3のビールだけが伸びていた。
会社別の販売数量は増減を公表しているアサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビールの4社とも増加した。特に缶商品の値上げを9月に先送りしているサントリーは同35%増と好調だった。
サントリー「金麦」、出荷数量2.5倍 7月のビール系飲料 2008年8月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080812AT1D1206B12082008.html
ビール大手5社が12日発表した7月のビール系飲料の課税済み出荷数量は前年同月比9.6%増の5234万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、5カ月ぶりに前年同月を上回った。ブランド別では缶商品の価格を据え置いているサントリーの第3のビール「金麦」が前年同月の2.5倍に伸び、お中元需要が拡大した高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」も同42.9%増え好調ぶりが際立っている。
低価格で消費者の支持を集めている第3のビールでは、キリンビールの「のどごし〈生〉」も同2割以上伸び、アサヒビール「クリアアサヒ」の売れ行きもよい。サッポロビールの「ドラフトワン」は同2ケタ減と苦戦している。
原材料価格の高騰の影響で、サントリーを除くビール各社が春先に相次いで値上げした影響もあり、ビール類の売り上げはずっと伸び悩んでいたのですが、先月7月は、最高気温が35度を超える日が続いて7月としては過去最高の暑さとなったこともあり、さすがにビール系飲料の出荷量も、一気に増加に転じたようですね。
ちなみに、メーカー別に見ると、やはり個人向け製品の値上げを9月に先送りしたサントリーが35%増加と好調で、そのサントリーの第3のビールである金麦の売り上げはなんと前年同月の2.5倍に!!!
もっとも私の住む町の近隣スーパーでは、競合商品も意識的にリベート幅を増やしているのか、期待する程の価格差はありませんし、9月の値上げが一通り浸透してからも、引き続き競争力を維持できるかどうかが本当の意味での勝負になると思います。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080812AT2F1200C12082008.html
ビール大手5社が12日発表した7月のビール系飲料の課税済み出荷数量は5234万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年同月に比べ9.6%増えた。増加は5カ月ぶりで、サントリー以外の値上げが出そろった4月以降で初めてのプラスに転じた。天候不順が続いた昨年7月に対し、今年は猛暑の影響で消費が拡大した。
酒類別ではビールが同3.4%増、発泡酒が同4.2%増、第3のビールが同35.9%増だった。3分野とも増加するのはキリンビールで値上げ前の仮需要が発生した1月以来、6カ月ぶり。3月以降は消費者の節約志向が強まり、価格が低い第3のビールだけが伸びていた。
会社別の販売数量は増減を公表しているアサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビールの4社とも増加した。特に缶商品の値上げを9月に先送りしているサントリーは同35%増と好調だった。
サントリー「金麦」、出荷数量2.5倍 7月のビール系飲料 2008年8月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080812AT1D1206B12082008.html
ビール大手5社が12日発表した7月のビール系飲料の課税済み出荷数量は前年同月比9.6%増の5234万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、5カ月ぶりに前年同月を上回った。ブランド別では缶商品の価格を据え置いているサントリーの第3のビール「金麦」が前年同月の2.5倍に伸び、お中元需要が拡大した高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」も同42.9%増え好調ぶりが際立っている。
低価格で消費者の支持を集めている第3のビールでは、キリンビールの「のどごし〈生〉」も同2割以上伸び、アサヒビール「クリアアサヒ」の売れ行きもよい。サッポロビールの「ドラフトワン」は同2ケタ減と苦戦している。
原材料価格の高騰の影響で、サントリーを除くビール各社が春先に相次いで値上げした影響もあり、ビール類の売り上げはずっと伸び悩んでいたのですが、先月7月は、最高気温が35度を超える日が続いて7月としては過去最高の暑さとなったこともあり、さすがにビール系飲料の出荷量も、一気に増加に転じたようですね。
ちなみに、メーカー別に見ると、やはり個人向け製品の値上げを9月に先送りしたサントリーが35%増加と好調で、そのサントリーの第3のビールである金麦の売り上げはなんと前年同月の2.5倍に!!!
もっとも私の住む町の近隣スーパーでは、競合商品も意識的にリベート幅を増やしているのか、期待する程の価格差はありませんし、9月の値上げが一通り浸透してからも、引き続き競争力を維持できるかどうかが本当の意味での勝負になると思います。