「取り上げられると困る機器」、トップは携帯電話 民間調べ 2008年8月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080813AT3K1200C12082008.html
携帯電話を通じたインターネット調査のネットエイジア(東京・港)は15歳から39歳までを対象とした携帯電話の所有に関する調査をまとめた。携帯電話、テレビ、パソコン、ゲーム機の4つの機器のうち「取り上げられたら一番困るもの」を尋ねたところ、どの年代でも携帯電話がトップになった。
調査対象を5歳ずつに分けたところ、34歳以下の世代ではいずれも携帯電話と回答した人が過半となり、20代前半では66.3%に上った。同じ問いの2位は15―19歳と25―29歳では「パソコン」、20―24歳と30歳以上では「テレビ」になった。
「携帯は何をするための道具か」との設問では、30代後半を除く年代で「メール」がトップで、「通話」は年齢が下がるにつれて順位が落ちた。
少し前の記事ですが、とても興味深い調査を行っているので、当ブログでも報告書の詳細を紹介したいと思います。
報告書によれば、『携帯電話(PHS)を初めて持った年齢』は「16歳~18歳」が23.2%、「20歳~24歳」が22.3%、「13歳~15歳」が18.7%で、15歳までに携帯電話を持った人の割合は24.2%、18歳まで年齢を引き上げれば47.4%。10代に絞れば、72.2%と7割を超える方が15歳までにケータイを保有しているようです。
まあ、18歳になれば、大学に入るにせよ、社会人になるにせよ、個人間の連絡を取る意味でも携帯電話がないと何かと不便なのかな…とも思えるのですが、今の若い世代は中学卒業まで10人に7人以上が携帯所持している模様。
政府のお偉いさんは小中学生の携帯の所持を規制しようとしていますが、既に7割の浸透率のものを今更なかったものにするなんて、そんな時計の針を元に戻すような芸当なんてとてもできないと思うんですけどね…。
『携帯電話は何をするための道具か』を1つだけ選んでもらう設問については、全体では「メールするための道具」が31.5%、「話すための道具」が18.9%、「コミュニケーションするための道具」が17.1%、「生活するため絶対なくてはならない道具」が9.7%、「遊びができる道具」が6.1%、「仕事で必要な道具」が5.2%の順。
ただ、10代に限れば「メールするための道具」が36.1%、「コミュニケーションするための道具」が16.5%、「遊びができる道具」が13.4%、「生活するため絶対なくてはならない道具」が12.4%、「音楽を聞く道具」が7.2%と、元々の用途であるはずの通話機能はあまり利用されていないようで…(苦笑
『携帯電話、パソコン、ゲーム機、テレビのうち取り上げられたら一番困るものは何か?』の質問については、年代を問わず携帯電話を挙げる方の比率が高く、20-24歳では66.3%と3人に2人、最も少ない35-30歳でも43.5%が一番必須と考えています。ちなみに二番目に多い回答は、20-24歳、30-34歳、35-39歳でテレビを挙げているようですね。
1カ月当たりの携帯電話の利用料金は「7000円」が19.4%、「8000円」が14.0%、「6000円」が13.5%、「1万円」が11.7%、「5000円」が11.5%の順。さすがに1万円を超えると負担になるということでしょうか…。
そういえば、どのバックナンバーだったかは失念しましたが、日経ビジネスのあとがき欄で、日経ビジネス記者が、事前に取引先や上司・同僚への根回しをしたうえで、『携帯電話なしでどれだけお仕事ができるか』を実験したという記事があったのですが、『取引先からの理解を得ながらも、1週間も持たずに実験は中止せざるを得なかった!』という記事を読んだことがあるのですが、今のビジネスマンやOLにとって携帯電話は必須ツール。
私にはパソコンも同じくらい大事ですが、パソコンの場合は、仮に自宅のパソコンが故障しても、イザとなれば自宅の古いパソコンを引っ張り出したり、ネットカフェを利用すればいいのに対して、携帯電話の場合は、『登録した電話番号が思い出せない』『携帯メールができないと営業に支障が生じる』『オンラインの金融取引を行っている場合は、紛失するとセキュリティ面が心配』といった思惑もあるのではないかと思います。
とはいえ、職種によっては、別に家電があれば携帯電話がなくても仕事上の支障はそれ程ないお仕事も中にはあると思うのですが、これだけ携帯電話がないと困るという方が多いのは、驚くのを通り越して圧巻なものがありますね…。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080813AT3K1200C12082008.html
携帯電話を通じたインターネット調査のネットエイジア(東京・港)は15歳から39歳までを対象とした携帯電話の所有に関する調査をまとめた。携帯電話、テレビ、パソコン、ゲーム機の4つの機器のうち「取り上げられたら一番困るもの」を尋ねたところ、どの年代でも携帯電話がトップになった。
調査対象を5歳ずつに分けたところ、34歳以下の世代ではいずれも携帯電話と回答した人が過半となり、20代前半では66.3%に上った。同じ問いの2位は15―19歳と25―29歳では「パソコン」、20―24歳と30歳以上では「テレビ」になった。
「携帯は何をするための道具か」との設問では、30代後半を除く年代で「メール」がトップで、「通話」は年齢が下がるにつれて順位が落ちた。
少し前の記事ですが、とても興味深い調査を行っているので、当ブログでも報告書の詳細を紹介したいと思います。
報告書によれば、『携帯電話(PHS)を初めて持った年齢』は「16歳~18歳」が23.2%、「20歳~24歳」が22.3%、「13歳~15歳」が18.7%で、15歳までに携帯電話を持った人の割合は24.2%、18歳まで年齢を引き上げれば47.4%。10代に絞れば、72.2%と7割を超える方が15歳までにケータイを保有しているようです。
まあ、18歳になれば、大学に入るにせよ、社会人になるにせよ、個人間の連絡を取る意味でも携帯電話がないと何かと不便なのかな…とも思えるのですが、今の若い世代は中学卒業まで10人に7人以上が携帯所持している模様。
政府のお偉いさんは小中学生の携帯の所持を規制しようとしていますが、既に7割の浸透率のものを今更なかったものにするなんて、そんな時計の針を元に戻すような芸当なんてとてもできないと思うんですけどね…。
『携帯電話は何をするための道具か』を1つだけ選んでもらう設問については、全体では「メールするための道具」が31.5%、「話すための道具」が18.9%、「コミュニケーションするための道具」が17.1%、「生活するため絶対なくてはならない道具」が9.7%、「遊びができる道具」が6.1%、「仕事で必要な道具」が5.2%の順。
ただ、10代に限れば「メールするための道具」が36.1%、「コミュニケーションするための道具」が16.5%、「遊びができる道具」が13.4%、「生活するため絶対なくてはならない道具」が12.4%、「音楽を聞く道具」が7.2%と、元々の用途であるはずの通話機能はあまり利用されていないようで…(苦笑
『携帯電話、パソコン、ゲーム機、テレビのうち取り上げられたら一番困るものは何か?』の質問については、年代を問わず携帯電話を挙げる方の比率が高く、20-24歳では66.3%と3人に2人、最も少ない35-30歳でも43.5%が一番必須と考えています。ちなみに二番目に多い回答は、20-24歳、30-34歳、35-39歳でテレビを挙げているようですね。
1カ月当たりの携帯電話の利用料金は「7000円」が19.4%、「8000円」が14.0%、「6000円」が13.5%、「1万円」が11.7%、「5000円」が11.5%の順。さすがに1万円を超えると負担になるということでしょうか…。
そういえば、どのバックナンバーだったかは失念しましたが、日経ビジネスのあとがき欄で、日経ビジネス記者が、事前に取引先や上司・同僚への根回しをしたうえで、『携帯電話なしでどれだけお仕事ができるか』を実験したという記事があったのですが、『取引先からの理解を得ながらも、1週間も持たずに実験は中止せざるを得なかった!』という記事を読んだことがあるのですが、今のビジネスマンやOLにとって携帯電話は必須ツール。
私にはパソコンも同じくらい大事ですが、パソコンの場合は、仮に自宅のパソコンが故障しても、イザとなれば自宅の古いパソコンを引っ張り出したり、ネットカフェを利用すればいいのに対して、携帯電話の場合は、『登録した電話番号が思い出せない』『携帯メールができないと営業に支障が生じる』『オンラインの金融取引を行っている場合は、紛失するとセキュリティ面が心配』といった思惑もあるのではないかと思います。
とはいえ、職種によっては、別に家電があれば携帯電話がなくても仕事上の支障はそれ程ないお仕事も中にはあると思うのですが、これだけ携帯電話がないと困るという方が多いのは、驚くのを通り越して圧巻なものがありますね…。