トンボはけっこう何かに止まっていることが多い。人の近くでも平気だ。
日傘の上にいるのはキイロサナエらしい。
谷戸の変なプレート。土留めか何かに使ったのであろうか。
そんな場所にも止まっている。こちらはヤマサナエのようだ。
キイロサナエとかヤマサナエなどサナエトンボの仲間は、ヤンマの仲間と同様に大きなトンボだが、
地面や草木の葉などに止まるとき水平に近い姿勢をとる。
オニヤンマなどヤンマの仲間は草木の葉に垂直姿勢で止まる。
こちらの朽ち木に止まったのも姿勢からサナエトンボの仲間でキイロサナエと思われる。
2種の区別は色々と有るのだろうが、ヤマサナエは胸全面の黄色い L 字形黄色斑の角が太い。
キイロサナエの方は L 字がほっそりしている。しかし現場で見てすぐには区別できないでいる。
田んぼの近くの草の葉には黄色いトンボが何頭かいた。
体の色も薄いが翅も透明に近く全体に弱々しい。
どうも生まれて間もないシオカラトンボらしく長くは飛ばず、すぐに何かに止まる。
シオカラトンボは、どれぐらいの時間でしっかり飛び回るようになるのだろうか。