泉の森ではウバユリの季節になった。
木々の間の薄暗いところにたくさん咲いている。
花の中を覗くとしっかりした雌しべが見える。
雄しべ6本は雌しべにくっついていて目立たない。
ユリ科なので外花被片(萼相当)3枚と内花被片3枚で構成されている。
どちらも先の方に紫色の細かい斑が多数ある。
おばあさんの顔のソバカス(シミ?)に見立てて姥百合と名付けられたとも・・・
ウバユリは花が咲く前には茎の根元の方から多数の大きな葉が出ているのだが、
今は葉柄の途中から枯れ落ちてしまったのか全然見えない。
1ヶ所だけ枯れ葉が残っているのがあった。
花が咲く頃には葉がないので、歯無しの老婆に見立てて姥百合と名付けられたとも・・・