横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

ギンミズヒキと虫たち

2016-06-29 06:31:14 | 日記



泉の森の林の中で茎がすーっと伸びて小さな花をつけているのがあった。





ギンミズヒキ(タデ科)だった。ミズヒキと違って白一色の花だ。





薄暗い中、なんとかアップで撮ろうとしていると脚の長いのが飛んできて止まった。
背中の一筋が無かったのでヒトスジシマカではなくオオクロヤブカのほうだろうか。

蚊は花の蜜を好んで吸うそうだ。雌は血を吸うので要注意。






茎には奇妙なものも止まっていた。タンポポなどの種ではない。






歩き出したのを横から撮ると白い体が見えた。
スケバハゴロモの幼虫らしい。






ハゴロモの仲間は腹部先端あたりから分泌した蝋物質を背中に乗せて歩く。



スケバハゴロモの成虫(2012年の写真)
  






少し前に四季の森公園で似たような幼虫を見た。






こちらは褐色の模様があってベッコウハゴロモかアミガサハゴロモの幼虫と思われる。
残念ながら二種の幼虫の詳細な区別法を知らない。



ベッコウハゴロモの成虫(2014年の写真)
  




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ポージィ)
2016-06-29 10:37:10
ギンミズヒキはミズヒキよりさらに小さいと感じますが、はっきり綺麗に
お撮りになっていらして、花の様子がとてもよく分かります。
その小さな花に やや! 蚊が来たのですね。すぐそばのおーちゃんの
方に来なかったところを見るとこれは♂かしら。
綿毛状のものはてっきり何かの綿毛と思いましたが、スケバハゴロモの
幼虫だったのですね。見事なカモフラージュですね。
うちの周りではアオバハゴロモが一番多いようで、梅雨に入ってから
ワタワタの幼虫をたくさん見るようになりました。そのうち成虫が
列なして枝に止まる様子が見られるようになることでしょう。
スケバハゴロモは幼虫も成虫も見かけたことなさそう。綺麗ですね。
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ポージィ さん (おーちゃん)
2016-06-29 20:01:43
こんばんは。
ギンミズヒキは赤色がないだけに小さく感じますね。
近くで撮っていたので虫が現れた時は大きく見えて、ガガンボかなと思うほどでした。
私には目もくれませんでしたから多分♂だと思います。
アオバハゴロモの幼虫は身近で多く見られますね。近所ではすでに成虫もいます。
スケバハゴロモとかベッコウハゴロモは華やかなドレスを着ているように見えます。
今年は両方を見られてラッキーでした。
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