横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

蛾は多士済々

2018-05-31 06:45:50 | 日記



キシタホソバ  (ヒトリガ科 コケガ亜科)大きさ 2cm
最近、瀬谷市民の森、新治市民の森、泉の森、小野路などで、さまざまな蛾に出会った。
蛾は蝶に比べて地味なものが多く昼間は飛ぶことも少ないので一般にはなじみが薄い。
しかし種類は圧倒的に蛾の方が多い。

キシタホソバはコケガの仲間で幼虫は地衣類を食べる。
薄灰色に黄色の縁取りがあって洒落ている。






キムジノメイガ (ツトガ科 ノメイガ亜科)大きさ 2~3cm

キムジノメイガは黄色一色。雑木林の林縁などで見かける。
ツトガ科やメイガ科の蛾は触覚を翅の上に載せて止まる。






ギンツバメ (ツバメガ科 ギンツバメ亜科)大きさ 3cm
笹の葉の上に止まっているギンツバメ。
もう少し広い葉の上ではベタッと止まって、触角も翅の下に隠していることが多い。
何本もの黒い筋が翅の左右の端から端へつながっているのが面白い。






カシコスカシバ (スカシバガ科 スカシバガ亜科)大きさ 2~3cm
ちょっとハチに似たような蛾もいた。カシコスカシバだ。
  
 
  



透かし羽の名前の通り透けて見える。
幼虫の食草はカシ、ナラ、シイ、クリなどであることも名前につながっている。






カノコガ (ヒトリガ科  カノコガ亜科)大きさ 3~4cm
カノコガは翅の一部が透明に見えるがスカシバの仲間ではなくて、キシタホソバと同じヒトリガだ。






半透明の白い模様から鹿の子の名前がついた。
カノコガも少しハチに似ている。






ヒメクロホウジャク (スズメガ科  ホウジャク亜科)大きさ 4cm

昼間に見る蛾はほとんどが葉などに止まってじっとしているが、
ホウジャクの仲間は蜜を求めて飛び回っている。






ホシホウジャクやオオスカシバなどと同じようにホバリングしながら蜜を吸うことが出来る。






この時は花がなかったけれど、付近を一生懸命探し回っていた。


前述したように蛾の種類は大変多いので、カシコスカシバのように初見も珍しくない。
初見の蛾の名前を調べるのは少し苦労するが、分かると関連情報も知ることが出来て面白い。


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