大磯・照ヶ崎海岸の岩場。磯釣りをする人がいる。
この海岸には丹沢から群れを作ってアオバトたちがやって来る。
これがアオバトだ。雌雄とか若鳥などで違いがあるらしいが、詳しいことは知らない。
アオバトたちは岩場に降り立って波や潮の加減で岩礁に残る海水を飲む。
中には波打ち際まで下りるものもいるようだ。
磯釣りのおじさんがいる場所は広いから大勢で下りて海水を飲むのに適しているのだけれど、
やっぱりちょっと近寄りがたい。
仕方が無いので小さな岩礁に下りることもある。
しかし狭いので大勢は無理だ。
それに大きい波が来ると飲まれそうになる。実際に波の犠牲になるアオバトも少なくないらしい。
おっとっと ちょっと危なかったが、なんとか難を逃れた。
浜辺でも、磯辺でも。こちらの記事の岩の上に建つアップのアオバトを見て、
体の鮮やかなグリーンに改めて目を奪われました。綺麗ですね。
くちばしは…水色でしょうか。こちらは初めて気づきました。
それにしても、なぜこういう危険を冒して海水から塩分をとるように
なったのか不思議ですね。ドバトやキジバトはしないのに。
ちょっとググってみましたら、冬季は飲みに来ないとか。
何か繁殖や成長期と関連があるのでしょうかね。
アオバトたちは丹沢山地のブナ帯で繁殖しているとのことですが、
そのブナ帯がシカや環境の変化などで衰退しているという記述も見かけました。
アオバトの下りる場所はけっこう遠くて望遠レンズですが、
けっこう動きがあるのでピントが合いにくく苦労します。
一枚だけアップできれいに撮れました。
雄と雌で羽などの色が違うようで、いつか区別できるのを撮りたいものです。
なぜ集団で海水を飲みに来るのかわかりませんが、。
全国でも珍しいようで、ほかの場所のアオバトたちはどうしているのか不思議です。
丹沢の鹿は増えすぎて、山ヒルの外もあり困ったものです。