神奈川県自然環境保全センターの谷戸の一部が白くなってきた。
ハンゲショウ(ドクダミ科)
ハンゲショウの花が咲き始めるのに合わせて葉が白くなっているのだ。
花が満開となっても地味なので葉を白くすることで虫を呼ぼうという作戦だそうだ。
まだ花に虫が集まるという状況にはなっていなかったが、
白くなった葉の方にはいろいろと虫が来ていた。
ちょっと遠くの葉だったがゴマダラカミキリのようだ。
ほかにもアカハナカミキリも見られた。
こちらはキイロカミキリモドキ。
姿はカミキリに似ているが、甲虫なのに体が柔らかい。
それを確かめようとして、うっかり触ると体液で皮膚炎を起こすそうだ。
クサギカメムシはクサギによくいると名付けられたが実際は幅広い植物につく。
ハンゲショウの葉は全て白くなるわけではなくて花序の上部の葉が白くなる。
下の方の白くない葉にnコメツキムシの仲間が止まっていた。
もう少し花が旺盛になるとチョウなどもやって来ることだろう。
緑の葉ばかりだったところが、葉色の変化と共にパァッと
明るく輝き始めるよう…
近くでハンゲショウは見られないなぁとお持っていましたら、
先日ご近所の石塀の穴から、ちらりとハンゲショウが見えたんです。
あらこんなところに!と感動しましたが、穴から覗き込むのはさすがにちょっと…
歩いて通り過ぎながら一瞬の鑑賞(笑)。でも久し振りに生でみられました。
ハンゲショウが一面の白に変わると、あたりが本当に明るくなります。
ご近所の石塀の向こうのハンゲショウをご覧になれましたか。
大きなお宅なのですね。またときどき一瞬の鑑賞をなさってください。
泉の森のハンゲショウも白くなっているころかと思います。