横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

何の証拠?

2020-10-08 06:22:48 | 日記



上瀬谷の原っぱ、蔭になっていて人があまり通らない小径の脇に、
白と赤紫の小さな花がいっぱい広がっていた。







ゲンノショウコが群生しているのだった。







9月の下旬に、仙石原湖尻自然探勝歩道でポツポツと咲くゲンノショウコを見た。

群生とひっそり。ずいぶんと様子が違うものだ。







ゲンノショウコは葯が青いのも特徴の一つだ。
雄しべは10本で、雌しべの柱頭は5裂している。








蕾で見ると一つの花柄に2輪の花がつくようだ。








東日本と西日本で白色が多いとか赤紫が多いとか言われる。
ここでは白色の方がやや多いが、赤紫色もかなり交じっている。

受粉すると花弁と雄しべが落ちて(右)・・・
先端に柱頭を残した子房がロケット状に成長し根元には種子が出来はじめる(左)。







もう少し熟すとロケットの部分が5つに裂けて跳ね上がり根元の種子を跳ね飛ばす。
その後は神輿のような形が残るのだが、まだ機が熟していないようだった。



コメント (2)
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