業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

STOP!物欲

2007年10月30日 | 労働条件通知書
※ 画像は拾い物。どっかのチュー学で実際に出た音楽のテストらしいです。すごいです。ちなみに本文の内容とは一切関係ございません。

気が滅入ってしょーがないので。
本道の事例トピックはしばしお休み。

突然ですが、私にとって秋は物欲の季節です。
11月くらいになると、もうボーナスのことしか考えられなくなります。
今年の夏にボーナス2回払いで買ったハイビジョンテレビ(40型)の支払いがあるし、分不相応なブランド品のローンも残←かなり
なのにパソコンを買い換えたいとか思ってしまうし、新しい靴も欲しいと思ってしまうま。
子供はメキメキ縦横にデカくなり、去年の服は全部捨てにゃならんし(泣)反してだんなさんはもう何年も同じスニーカーを履いて耐えてるし←物持ちが異常に良

ああそれなのにそれなのに。

ケアマネの給料ってどうしてこんなにバカ安なのでしょうか。

そんなことを考えてウツウツとしていたら、なんと
某写経でヘルパーによる窃盗事件が発覚しちゃいましたよ。

なんでもそのヘルパーさんは、利用者の口座から合計130万円を数回に分けて引き出していたとか。
某有名巨大掲示板では名前も出ていますし、その職場では職員のバッグからもお金がなくなっていたとか、利用者にお金を借りていたこともあったとか、さんざん書き込みされてます。
毎年毎年、このように、介護サービス関係者による窃盗事件が報道されています。

このようなヘルパーさんや、窃盗事件を起こしてしまったサービス関係者について議論するとき、資質が足りない・気持ちが間違いとかおっしゃる方がいますが、私は、この方たちに限らず、今私たち介護サービス事業者に足りないものは資質ではなくおカネだと思うし、間違ってるのは気持ちではなく介護報酬だと思いますが。

そもそも福祉は金持ちの道楽から始まったものですからね。
セレブのお仕事なんです。
ブランド物の靴を履いてゴミ屋敷に踏み込んで行くような物好きしかやっちゃいけない仕事なんですわ。
なのにあなた、困っている人困っている人の支援をしようなんてあなた、ムリでしょう。

窃盗をするヘルパーさんを擁護しているワケではないし、カネがすべてを解決すると思っているワケじゃありません。
でも、あえて私は大きな声で言いたい。
カネのために
仕事をしている
訳じゃない

なんて
口が裂けても
言えません!

もしもこの仕事にお給料がなかったら
ケアマネなんか
絶対にしない!

ボランティアの方々なんて、私にとっちゃ狂人としか思えませんもん。

せめて人並みに生活できる給料を払え。
今の給料を上げてくれ。
でなければ休みを増やせ。携帯電話も持たすな。
担当人数を現在の半数にまで減らせ。
倉廩 ( そうりん ) 実ちて 則 ( すなわ ) ち礼節を知り、衣食足りて則ち 栄辱 ( えいじょく ) を知る、だよ。
英語だとManners and money make a gentleman.(態度とお金は紳士をつくる)。
類語に 恒産(こうさん)無ければ恒心(こうしん)無し(経済的余裕がなければ、主義や主張は保てない)ってのもある。



ハリケンが無知無恥無智無礼なのは、衣食が足りないからですってことでご勘弁。


このブログのブックマの0203yamadaさんのブログ『ケアマネなんかやってられっか!』をご覧下さい。