業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ヘルパーの心、ケアマネ知らず

2007年10月03日 | 業務日誌
気が付けば1週間もブログを放置してました。

先月区変を4人済ませたと思ったら、今月は以前区変した3人の方の更新通知がやってきた。
ケアマネが生涯のうち申請する区分変更って何件くらいでしょうか。
区変ですべてを解決したれと思ってしまう短絡的な馬鹿ケアマネ。
それが私です。

前回の、ひがしヘルステと居介の事例検討会・第2事例め。
2.ベティさん事例
「1週間ぶんのパンツ・靴下浸けおき洗いをなんとかして」

今年6月に私をクビにした、走れる要支援1のベティさんです。
頚椎症で腱鞘炎のため家事作業が困難なベティさんのため、ヘルパーさんは一部の調理と一部の洗濯を支援する計画になっていました。
ヘルステのいうことにゃ
要支援1の方なのに下着や靴下の手洗いをしなくてはならない理由がわからない」
…おわかりでしょうが、ケアマネがヘルパーにパンツとソックスの手洗いを依頼したワケじゃござんせん。
ましてや「要支援1なのに」って、要介護状態区分に関係なく、必要な支援であればするというふうに考えたことはないんですか?
下着や靴下をヘルパーに手洗いさせる、というベティさんのこの行為は、ひがしヘルステのお馬鹿ヘルパーどもをいたく傷つけているようですが、そもそも介護の仕事には、適性(つか心意気?)のひとつに
なんにでも触れる
ということがあると思いますよ。
必要であればパンツだろうがズロースだろうが洗うべきでしょ違いますか?

そう言って、まずはヘルパーさんたちの要介護状態に関する偏見を一喝

そもそもひがしのヘルパーは、支援代行の違いを理解してない、と、私はずっと前から言い続けて来ました。
「ベティさん宅の作業で、ベティさんに参加してもらっていることはありますか?」
と聞けば
「いいえ、ベティさんは私たちに『やって』と言うだけです」
と憤慨して答えるんです。
私、ベティさん担当時代にも何度も話し合いしましたし、担当者会議の席上でもこの台詞言いましたよ。
カニちゃんも言ってた。
言っても言っても改善されない、言ってる意味を理解しようともしない、こんな話し合いにどんな意味があるんだろうってね。

介護予防サービスで大切なのは、「これは本当に介護の予防になっているのか」という点。
このことを理解し、効果がきちんと計れなければ、単に「サービスの量が減らされた」ということで終了です。
利用者や事業者が「介護予防サービスに真剣に取り組もう」とする意欲があるかどうかがとても大切なんです。
ヘルパーは、利用者の依頼心を助長させたり、ヘルパーなしでは生活出来なくしてしまってはダメなんだよ。最終的にはヘルパーなしで生活出来る様にしなきゃならん。それが予防支援であります。
頼むからそのことを、ベティさんに理解してもらう努力をしてくれ。
それもあんたたちの仕事のはずですよ。
ヘルパーは家政婦じゃない。確かにそうです。
あんたらヘルパーがいつも偉そうに言うその言葉の

本当の意味を
もう一度しっかり
考えろ。


利用者の意欲というのは、ヘルパーのちょっとした声かけで変わるケースもあれば、苦情や要望に対して事業者がしっかり応え、説明責任を果たしてこそ向上してくるケースもあります。
だからこそ、予防の方にとって事業者の姿勢はものすごく大きな意味を持つんです。
事業者・従事者の接遇能力や利用者と接する姿勢で変わってくると言ってもいい。
介護予防訪問介護は、いわば家事のリハビリであって、利用者にとっては決して楽なものではないので(つか苦行?)「楽しく前向きに続けられる」ことに、事業者が気を配っているかどうかをちょっとは考えてもらいたい。
生半可な気持ちで予防の指定なんか取るんじゃねー!
なまじ併設が予防の指定なんか取るもんだから、居介も予防を受託せなならんだろうが。
予防なんか
やめてしまえ!