業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

誰がために資格はある

2006年09月25日 | 労働条件通知書
※画像はさいとうたかを先生の画ではないそうです。

ハリケンが18歳の頃一緒に住んでいた悪友(現在NTTで研修インストラクターとして活躍中)が、先日電話でシミジミと言いました。

「しょせん職場の“いい人”ってのは、仕事のデキる人のことなのよ」

今まで、自分のムードメーカー的なキャラは職場の雰囲気を和ませていると信じていた私ですが、この言葉に目が覚めました。
そうか、私って...............職場の大悪人だったんだ(今サラ)!

気付いたからには改心することなく、軽薄さに磨きをかけるハリケンです。
最近マジメなサイトからのTBが増えていて憤慨しています。
まともなサイトはここにTBなんかしないほうがいいですよ、いやマジで。



今年度、ひがしケアプランでは2人のケアマネが介護支援専門員資格更新のための専門研修課程IIを受講することになりました。
ナース河合とアイリンさん、どちらも2期のケアマネさんです。
おふたりは平成15年度から17年度の間に介護支援専門員現任研修の基礎研修課程Iを受講していますので、今回は課程Ⅱのみの受講となり、受講費用は約半額に減額されます。たしか17,000円くらいだったと思うのですが、先日この受講費用を法人でもつか個人がもつかでひとモメありました。
私は法人がもつものと思っていましたし、それが当然だと思ってました。
だってこの研修を受講しなければ、居介のケアマネとして業務にあたることが出来ず、法人が困ることになりますし、そもそも介護支援業務を行う事業所を抱えるということはそれに関わる事務費用をまかなう義務もあるだろうと思ったからです。その職場で働く職員の必要資格の管理なんかは法人の責務じゃないのかと。

しかし、ひがし会法人の考え方はそうではありませんでした。
業務に必要な資格は個人が管理すべき、なんです。
例えば、法人でデイケアの送迎運転などに関わる人はどうか。
運転免許の更新手数料を法人がもつのはおかしい。
その見返り?として、運転手当てを出しているではないか。
居介のケアマネにも、資格手当てとして毎月2万円支給されている、それを充当とすべきである。
そのかわり、研修への出張費用は出します。実勤務扱いにもします。
ただし居介職員のみこの扱いで、ケアマネ資格保持者でもケアマネ業務を行っていない職員に関しては有給を使って行って下さい。
とのことでした。まあこの↑部分はそのとおりだとしても。

なるほど。
でも、アイリンさんもナース河合もカニちゃんも、“基礎研修課程I”は受講費用を法人に出してもらっているのです…今年度からこれらの研修が「ケアマネ資格を保持し、実務を行うために必須の研修」と義務づけられた途端「これからは自分で払え」はなんかおかしいと思いました。
取らざるを得なくなると「自分で払え」かよ。
どんどん研修を受けていいケアマネさんになって利用者さんたちにいい介護支援をして下さいね、費用は当然法人が持ちますよ、って時代じゃないんだなあ。
それまで、研修や勉強会に参加すると事業所が評価を受けていましたが、今後は個々のケアマネが自分たちの意識や対外的な評価を保っていかなくてはならないということがハッキリスッキリ明確にされた、ということでしょうか。
よくわからないなあ。
だったら特定を取っている事業所なんかはどうなのだろうか。事業所が加算を受けるために各研修や勉強会への参加を義務づけられているのですから、当然法人が研修費用を負担するんでしょ。
そういうところが曖昧なのって、どうも気になるんですよね。

ま、どうでもいいんですけどね。
とりとめのないことを書いてしまった。

介護福祉はしょせん『人』。
みんなが同じ内容の研修を受けたからといって、ケアマネの能力は標準化できないよ。
ケアマネも、いいケアマネさんに利用者が集中するようなシステムだったらね。35人減算とかの縛りの上に指名料とかとって。資格保持費用自己負担とかいうんだったらそのくらいの融通きかしてもいいんじゃないかな。そしたら独立するケアマネ増えるよ、きっと。
ケアマネが指名制だとしたら私なんか、閑古鳥の鳴くよな閑ケアマネでいられそうです。

...........あ........墓穴掘った感。