いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

台湾ノート2015:day1-夜カフェ「囍壺人間茶館」で出会った!

2015-03-30 | 台湾ノート2015
夜市での『食の闘い』に破れ(笑)、電車で中山駅まで。
駅前の三越デパ地下でお土産の下見をしてから、ホテルまで歩きました。



途中、お茶好きのクンちゃんが「お茶に寄ってもいい?」

もう夜も遅く、あとはホテルに帰って寝るだけだし、ここはスタバのように”日本にもある”お店とは違うし、ワタシでも興味の持てるお店だったので、4人で夜カフェとなりました

『茶芸館』というカテゴリーのこのお店は、和風(イヤ、本当は中華風)のインテリアが素敵で、大きな公園に隣接している窓は、きっと昼には気持ちが良いことでしょう。



月曜日の夜10時なのに、まだお客様のいる店内。



久しぶりのデジカメが下手すぎますっ!



夜は使用されていない2階も、古民家風で素敵な内装。

このお店をあらかじめネットで調べていたクンちゃんは、ここの「カフェ飯」が食べたかったんだね。



肉そぼろと胡麻ソースがかかった肉麻麺(お味噌汁つき)を注文。
その他にタピオカティーも飲めるんだから、少しは胃袋に空白ができたかな?

カナちゃんはお茶のほかに「愛玉(オーギョー)ゼリー」を注文。
これはレモンの香りがさわやかで、バーミヤンのそれよりは10倍おいしかった(笑)

ワタシはお茶以外もう何もいらない。入らない。
本当におこわダメージ、恐るべし

そしてこのお茶がとても美味しく、鼻抜けの香りが素晴らしかったの。

出会った

オットが「お土産には、お前が気に入ったお茶があったらひとつ買ってきてくれればいいよ」と言っていて、それはそれでプレッシャーだったのだけど、このお茶がぜひとも買いたい!

メニューから何の気なしに選んだ品種、今となってはカナちゃんの頼んだ『高山熱香烏龍』、ワタシの頼んだ『文山包種茶』・・・どちらがどちらかわかんない

お兄さんが間違って置いていけばそれでもわからないくらい、どっちがどっちだろう???



カナちゃんのを飲み、ワタシのを飲み、カナちゃんのを飲み、ワタシのを飲み・・・
ワタシが好きなのはワタシの方だ。
けれど、これは『高山熱香烏龍』と『文山包種茶』のどっちなのーーー?

台湾ノート2015:day1-臭豆腐に挑戦!

2015-03-30 | 台湾ノート2015
たぶん、この好奇心は母譲りなの。
保守的な父に対し、母はまずは口に入れてからその「批評」をしたいタイプでした。

ワタシの2人の姉たちは父と同じ。
一風変わったものに挑戦しようとは思わないみたい。

けれどワタシは、異国の知らない食べ物や食材を、食べきれなくとも一口食べてみたいタイプなんですね。
それがいかにしてその国の人に愛されているのか?どんな味なんだろう?を知りたい気持ちが抑えられないの(笑)

新大久保で隣りのテーブルが持て余していた『ポンテギ』(かいこ)を
「1個ください」とやったのもそんな理由。
知りたい知りたいPower
(結局ポンテギはちょっとニガテと知りましたが

あの時、ポンテギをワタシに快く分けてくれた教授さんは、とても嬉しそうでした。
他国の文化を知るというのはそういうことなんだよね。



いつも中華街に行くと気になっては棚に戻しているのが、お豆腐を腐らせた発酵食品の『腐乳』なの。
たぶん、味は想像つくんだ。
あれが3個(3かけ)ぐらいで売ってれば買ってみたいのだけど、瓶に入ったそれは大きすぎて、オットと毎回「無理だよねー」と見送っているのね。
沖縄の『豆腐よう』も同じ。
たんぱく質を発酵させたもの(特に臭いよね)が食べられるかしら・・・?

台湾の夜市を予習するようになって知ったのが『臭豆腐(チョウトウフ)』の存在。
あっちの豆腐はダメ(未体験)でも、こっちの豆腐はイヤなら残せばいいし、こんな機会でもないと食べられないんだから
「ワタシ、食べます」宣言発布です

もっと学んで知ったのが、臭豆腐は腐乳や豆腐ようと違って、豆腐自体が発酵しているのではなく臭い液体にお豆腐を浸しているんだってこと。(くさやと同じ手法だね)
その液体とは、植物の汁を納豆菌と酪酸菌によって発酵させたもの。
そこに漬ける時間の長さによってレベル1からレベル15 まであると書かれたサイトもありました。

揚げたり、炒めたり・・・臭豆腐の調理方法はいくつかあるようで、
「揚げたほうが香りが薄い」と書いてあったガイドブックもあれば、
「揚げてても臭い物は臭いから要注意」と書かれているものもあり(ワタシが持っていた2冊の話です)
その真意はわかりません。

果たして、満腹に苦しむワタシだけれど、とうとう臭豆腐と相まみえる時が来ました。



≪份≫とは「ひとそろい」「人前」のことで、『一份』で「一人前」という意味になるんだね。
一人前・・・豆腐3個で40元(120円)でっせ!ってことねー。
安いねー。

くださーい


お箸の刺し方が日本人的には違反ですわね。(今気がつきました)

注文したら豆腐を軽く揚げなおしてくれて、半分にカットした後、キャベツとニンジン、ニンニクの入った甘酢をかけてくれます。
これがうまい!

甘酢と野菜のシャキシャキ。

肝心の豆腐の臭み(アンモニア臭より全然マイルドです)はほのか~に最後に残るくらいで、まったく問題ないの。
(レベル2 ぐらいなのかしら?)

これなら最近よく食べている「栃尾の油揚げ」とそんなに変わらないわ。
(栃尾の皆さん。栃尾が臭いわけじゃぁありませんよ)

周りカリッと中はあったかく、臭くもなく、甘酢野菜がおいしい。
栃尾にはいつも長ネギと味噌を合えたものを詰めるけど、今度はこんな風に甘酢をかけて食べてみるのもいいかも

クンちゃんは、つい最近美容室で「台湾で友達が臭豆腐を食べると言ってるの」という話をしたんだって。
そこの美容師さんが「臭豆腐なんて絶対に臭くて食べられないからやめておいたほうがいい!」と力説するので、
どんなに臭いのかと期待(笑)して、「くさい!クサイ!」を連発するつもりで来たのに、

「あらおいしい。」

普段からお豆腐好きのクンちゃんにもどうやらこちらの臭豆腐は合ってしまったようです

「おいしくて、ツマンナイ クンちゃんは叫びました(笑)

ほんと。
おいしくてツマンナイね。

結局ワタシは他の物は残したけれど、臭豆腐は完食
今度はレベル6ぐらいが食べてみたいなぁ、あるのなら。

ワタシの今夜の夕飯は「臭豆腐」ってことで夜市はgame overとなりました。


台湾ノート2015:day1-お通夜のような士林夜市(地下編)

2015-03-30 | 台湾ノート2015
雑貨のお店が軒を連ねる先に、『美食区』と書かれた地下への案内板がありました。



このエスカレーターを降りて地下へ行くと、そこが食べ物やさんのあるエリアになります。



いろんな臭いの混ざる空間。
まばゆいランプの元に、漢字オンパレードのメニューたち。

あぁ
空腹だったらどんなにかワクワクの空間だったろう・・・

お昼のおこわがまだ胃に残っていて、出発前の「夜市に行ったらぁ~」と楽しみで仕方なかったテンションには程遠いわ
それでもせっかく来たんだし、次に来るのがいつになるかもわからずオットにもお話をしてあげたいしで、歩みを進めるワタシに比して、他のメンバーの足の重いこと
ワタシは何度振り向いたことでしょう。
あげくには「サーッと見て帰ろうよ」とまで言い出す始末



イノシシの血のお湯・・・猪血湯・・・どんなのだろう?
元気があれば(食べないまでも)立ち止まって見てみたいところだけど、好奇心に勝るこの満腹感がとてもザンネン



お客さんに目もくれないで、黙々と働く店員さんたち。
平日の月曜日の夜でこの客の入りなら、土日はどうなってしまうんでしょう?
きっと、立錐の余地もないのかもしれません。

ワタシはみんなに「せっかく来たんだから少し座って何かを食べようよ」と声をかけたのだけど、
「外で待ってるよー」と言われた時には正直心の中は半泣きでした
会社で一緒にガイドブックに○をつけてうらやましがってくれたアキちゃんをこの時ばかりは恋しく思いました

こういう所は4人でキャーキャー言いながら分け合うから楽しいのであって、
「せっかくだから気にせず食べなよ」と言われて1人で黙々と食べるものでもありません。
とんだ計算違いが起こったもんです。

いつも丈夫で胃もたれ・胃痛と無縁の健康なワタシの胃袋でさえ、消化の速度だけは人並みなのだから、みんなも苦しかったんだよね。
もちろんこれもあのおこわのせい(笑)


「何があっても絶対に食べる
「誰も食べなくてもワタシは食べるからね
とワタシが日本で大宣言していた臭豆腐。(これについては後ほど)


ミユキが「これなら唯一食べたいかも?」と買いに行ったわたり蟹の丸揚げ。150元(600円)


大きさがぜんぜん違うのはお店の違い(笑)


せっかくだから麺を一杯・・・と買ってみた牛肉(ニューロー)麺。90元(360円)
全然減らず。


行く前は「絶対食べたいねー」と盛り上がっていた胡椒餅(焼き肉まん)も、はさみ持参で4分の1ずつにカットしたのに、なすりあう感じです(これは空腹時でも1人1個はheavyかな)
1個 50元(200円)

隣りのテーブルや向かいのお店の中も楽しそうなグループ(地元の男性多し)が、麺を食べ、フライをつつき、盛り上がって夕食しているのに、私たちのテーブルだけまるでお通夜のよう・・・
寂しい夜市デビューになってしまいました

特に、昼のおこわをみんなより少し頑張ってしまったカナちゃんは、本当にグロッキーで返す返すもかわいそう・・・
いつもの元気がウソのようです。

ワタシはねー、元気だったらこの他に牡蠣のオムレツも食べたかったの。
でも「当たったら怖いからいらない!」と反対をくらい、1人で食べられる胃の余白もなくてこれは次回に持ち越し
モアイ君と来た時に食べようっと。

ぐるっと場内を一周しても、空腹と満腹では目に入るものの楽しさが違います。
せっかく来たから見て回ってるだけ~の自分のテンションが恨めしい。

そんなわけで、残念な地下夜市になってしまいましたが、その中でひとつ特筆すべき収穫があったのが『臭豆腐』!



台湾ノート2015:day1-士林夜市は縁日みたい(地上編)

2015-03-30 | 台湾ノート2015
「台湾に行ってくるねー」と言うと、ほぼ全員が「夜市には行くの?」と聞いてきました。
それほど有名な台湾の夜市。
最近は台湾がブームなのもあり、ワタシもいくつかの番組で観ていて、とっても楽しみだった場所です

ガイドブックには何か所もの夜市が紹介されていたけれど、路地一本で終わりのところ、駅から少し遠いところ、ツーリストには少し危なそうなところ…
そんな中、士林夜市(シーリンイエシー)は屋根の下にあって雨でも大丈夫、規模も台北最大で駅から近く、TVでも何度か観ている…

初の夜市はここに決定だねーと、ガイドブックに従って士林夜市へ赴きました。
時刻は18時半。

淡水線の「剣潭(チェンタン)」駅から次の「士林」駅までの線路沿いに広域で伸びている夜市は、上野から御徒町のアメ横みたいな感じだね。

剣潭駅のホームで『Night Market』と書かれた方の出口を出たら、人波が行く方向が夜市だとわかります。
横断歩道を渡ったところからもう夜市が始まっていましたよ!


まだまだ一店舗目で食べるわけにはいかないよ~と唐揚げ屋さんを通り越し、


射的がある様子は、まさしく日本の縁日!
なるほどここは一年中がお祭りなんだねー。


この写真は、どのガイドブックにも必ず載っているカット。
ワタシもしっかりパチリ


屋根の下に入ると、そこにはたくさんの雑貨のお店が並んでいました。


黒砂糖を売る店、ビーフジャーキー、金柑の砂糖漬け など…
たぶん少しは高いであろう箱詰めのお土産食品の数々。

その中で「おっ!」と足を止めたのがキラキラチャームのお店でした。
「これヤバーい!」

何がヤバいかって?
これ、日本の半分以下の値段だ
ワタシが持っているものだからこそ、それがわかるの。


「ちょっと止まりまーすハイ」
先を進む友達に声を掛け、吟味に入りました。

これが1個100元(400円)なの
信じられない

ワタシとミユキとで「10個買えば1個オマケ」という店主の話に乗り、興奮して(いたのはワタシか)品物を選んでいたところ、日本のおばさまたちが釣られて止まりました。
「これ!丸井で1,000円以上するんですよ
聞かれてもいないのにそう教えるワタシは親切なおせっかいおばさん。
(そもそも"丸井"は全国区なのだろうか

「あらそれじゃあ買わなきゃいけないわね!」
おばさまたちも一緒に選び始めました。

記事を書くにあたり現況はどうかと先日市場調査に行きましたよ。丸井に(笑)
ハイ。台紙もまるっきり同じものが1,296円で販売中でした!

海を越える前のMade in TAIWAN物は驚くほど素敵なお値段。
会社の子たちの喜ぶ顔が目に見えるようだわ
これは小さいバッグにぶら下げるととても可愛いの。(○ンテプリマでキラキラを買うとこの何十倍もする)
ワタシは1人1人の顔を思い出しながらそれぞれの好みの物を、職場と姪っ子たちにオトナ買いしました。


次にGetしたのがスーツケースに着けるネームタグ。


これは1個50元(200円)。
モアイ君のあきれて笑う顔が目に浮かぶ♪
すっごい嬉しい!

こういう場所…こういうジャンク物?に全く興味のない(?)友達がベンチのある場所で座って待っていたので、少しプレッシャーにもなったけど、「遠慮なく見てきて」と言ってくれていたので遠慮しないでお買物を楽しみました。

ワタシのこの興奮は初めてのハワイでInternational Market Placeに遭遇した時とよく似ています。
Treasure Huntingの楽しさよ。


そして、ネイマールにそっくりの彼からTシャツを購入。



モアイ君に2枚。


ワタシに2枚。


姪っ子のチビ達に2枚。(3枚ある件は後述)


パロディーTシャツがお安めの180元(720円)で手に入りました。
(驚くほど安くはないけどね)
これが1枚300円だったら失禁してたかな(笑)

交渉したらネイマールは180元×6枚で端数の80元を負けてくれましたよ

あー楽しい
カードが使えないこの場所で、台湾ドルがどんどん出ていきました
でもこれだけ買っても8,000円。

罪悪感のない楽しい浪費。
これこそがお仕事を頑張ってお休みしてきた自分へのごほうびの気分です。