お正月に
「ねーMarchちゃーん。Kナが春に小学校なんだけど、また色々準備が必要なんだよー。縫ってくれるぅ?」
と姪っ子(妹)から言われました。
「え
?Kナの物といったらこの前縫ったばっかじゃん!」
数年前がついこの間のように感じるワタシには、カトラリー入れのついたランチョンマットを縫ったのがとても記憶に新しいわ。
「うん、あれは幼稚園の入学の時。今度は小学校なんだよー。」
「えー
もう小学校に入っちゃうの?ちゃんと幼稚園の教育は受けたの?」
なんとひどい大叔母ちゃんでしょう(笑)
だって、Kナが園に通うのも、ランチョンマットを使ってお弁当を食べるのも、大叔母ちゃん見てないからねー。
それは嘘かもしれないし、Kナは実はまだ年少さんかもしれない。
なーんて
、お正月に目の前でビンゴの数字を読み上げているKナは、確実に大きくはなっているのだけど、それにしてももう小学校とは
喜ばしいけど、オドロキー
「で?なんで自分で縫わないの?頑張ってみればいいじゃん」
ワタシは幼稚園入学の時と同じことを言ってみました。
「だってぇ・・・Marchちゃん、ワタシお産なんだよ・・・」
あ
そうだった。
姪っ子(妹)は3月上旬が第2子の出産予定。
この大きなお腹が物語っているではないか。
確かに。
3月頭に赤ちゃんを生んで、授乳や寝不足の続く産後の身体で、ミシンに向かう時間など取れるはずがない。
ママはしばらくボクだけのママでおねがーい
「はいわかりましたー。私がやりやすっ
!」
大叔母ちゃん、今回はすんなりと引き受けました。
ランチョンマットォ
?
最近の小学校はランチョンマットを使うの?
だって、トレイがあるはずでしょう?
聞けば、机にまずランチョンマットを敷いてその上にトレイなんだって。
なんだそりゃ
そうすれば確かに机はキレイなままだけど、机を食後にダスターで拭く・・・という教育はできないんじゃないの?
と、ワタシごときが思ったところで大勢には従う以外なく。
学校から言われた寸法どおりに3枚、ランチョンマットを作りました。
姪っ子(妹)とKナのおばあちゃん(姉)で選んだ生地が送られてきたよ。
「KナはMarchちゃんの選ぶ布のセンスが好きで、他の誰よりも可愛いんだってー
」と
大叔母ちゃんを持ち上げるのがうまいこと。
よいしょっと
!
裏地はそんなセンスの良い(笑)ワタシが生地屋さんで選びました。
寸法の指定のない給食袋には、たたんだランチョンマットと口拭き用のチビハンカチを入れるらしいの。
マットを何回たたむか?を姪っ子とLINEで丁丁発止しながら決めたサイズがとても小さく、
「これじゃぁ、残した食パンが入らないじゃん!」と経験上ワタシが言うと、
最近はお持ち帰りはしないんだって。
へぇぇぇー
?
知らないことだらけだ(笑)
可愛い袋もリバーシブル仕様。
どこにも縫い代は見えないよ。
気分で裏返したりして6種類を楽しんでね
Kナは紫色が好きで、今回の中でも紫の花柄が一番のお気に入りになったそうです。
オトナには『渋い趣味』に映るけど、本人は「紫は可愛い色」なんだって。
これをランドセルの脇にぶら下げて、彼女はこの春から小学校に通うのだろうか?
ワタシは今でも嘘なんじゃないかと思っている(笑)