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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

台湾ノート2015:day1-お通夜のような士林夜市(地下編)

2015-03-30 | 台湾ノート2015
雑貨のお店が軒を連ねる先に、『美食区』と書かれた地下への案内板がありました。



このエスカレーターを降りて地下へ行くと、そこが食べ物やさんのあるエリアになります。



いろんな臭いの混ざる空間。
まばゆいランプの元に、漢字オンパレードのメニューたち。

あぁ
空腹だったらどんなにかワクワクの空間だったろう・・・

お昼のおこわがまだ胃に残っていて、出発前の「夜市に行ったらぁ~」と楽しみで仕方なかったテンションには程遠いわ
それでもせっかく来たんだし、次に来るのがいつになるかもわからずオットにもお話をしてあげたいしで、歩みを進めるワタシに比して、他のメンバーの足の重いこと
ワタシは何度振り向いたことでしょう。
あげくには「サーッと見て帰ろうよ」とまで言い出す始末



イノシシの血のお湯・・・猪血湯・・・どんなのだろう?
元気があれば(食べないまでも)立ち止まって見てみたいところだけど、好奇心に勝るこの満腹感がとてもザンネン



お客さんに目もくれないで、黙々と働く店員さんたち。
平日の月曜日の夜でこの客の入りなら、土日はどうなってしまうんでしょう?
きっと、立錐の余地もないのかもしれません。

ワタシはみんなに「せっかく来たんだから少し座って何かを食べようよ」と声をかけたのだけど、
「外で待ってるよー」と言われた時には正直心の中は半泣きでした
会社で一緒にガイドブックに○をつけてうらやましがってくれたアキちゃんをこの時ばかりは恋しく思いました

こういう所は4人でキャーキャー言いながら分け合うから楽しいのであって、
「せっかくだから気にせず食べなよ」と言われて1人で黙々と食べるものでもありません。
とんだ計算違いが起こったもんです。

いつも丈夫で胃もたれ・胃痛と無縁の健康なワタシの胃袋でさえ、消化の速度だけは人並みなのだから、みんなも苦しかったんだよね。
もちろんこれもあのおこわのせい(笑)


「何があっても絶対に食べる
「誰も食べなくてもワタシは食べるからね
とワタシが日本で大宣言していた臭豆腐。(これについては後ほど)


ミユキが「これなら唯一食べたいかも?」と買いに行ったわたり蟹の丸揚げ。150元(600円)


大きさがぜんぜん違うのはお店の違い(笑)


せっかくだから麺を一杯・・・と買ってみた牛肉(ニューロー)麺。90元(360円)
全然減らず。


行く前は「絶対食べたいねー」と盛り上がっていた胡椒餅(焼き肉まん)も、はさみ持参で4分の1ずつにカットしたのに、なすりあう感じです(これは空腹時でも1人1個はheavyかな)
1個 50元(200円)

隣りのテーブルや向かいのお店の中も楽しそうなグループ(地元の男性多し)が、麺を食べ、フライをつつき、盛り上がって夕食しているのに、私たちのテーブルだけまるでお通夜のよう・・・
寂しい夜市デビューになってしまいました

特に、昼のおこわをみんなより少し頑張ってしまったカナちゃんは、本当にグロッキーで返す返すもかわいそう・・・
いつもの元気がウソのようです。

ワタシはねー、元気だったらこの他に牡蠣のオムレツも食べたかったの。
でも「当たったら怖いからいらない!」と反対をくらい、1人で食べられる胃の余白もなくてこれは次回に持ち越し
モアイ君と来た時に食べようっと。

ぐるっと場内を一周しても、空腹と満腹では目に入るものの楽しさが違います。
せっかく来たから見て回ってるだけ~の自分のテンションが恨めしい。

そんなわけで、残念な地下夜市になってしまいましたが、その中でひとつ特筆すべき収穫があったのが『臭豆腐』!



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