ひーず のーと

旅、食、落語・・・と日々思うこと、思い出したことの備忘録

深谷・誠之堂(せいしどう)

2015-10-29 19:17:07 | 旅・見てある記
 10日に深谷駅に着いてから、コミュニティーバスがいい時間になく、タクシーで誠之堂へ。
 ところが、運転手さんが漢字の読み方を知らなかったようで、わからない。こっちも読みがわからないので、調べて言ったのに。駅でもらった観光地図で了解。1300円余りで到着。
 公民館で受け付けをするとガイドの人がすぐ横に建つ清風亭と2棟について懇切丁寧に案内を。
 さて、建物の横の解説プレートです。


 第一銀行の社員が渋沢栄一の喜寿の祝いに贈ったというのはすごい。1916年に建築され、1997年、取り壊し直前に、深谷市が譲り受け、1999年に移築。
 建物を玄関が見える方から。深谷のレンガで作られています。移築するときは壁を何枚かに切って持ってきたそうです。また、レンガはわざと出来栄えのよくない色々な焼具合・色ものも入れ、変化ある模様にしたそうです。


 煙突の下の壁は喜寿の文字が記されています。


 グルッと回って、大広間前のベランダの方から。上には明かり取りのような小屋根と窓などがありますが、そんな機能はなく、左右対称を強調するためにおかれたものだとか。


 玄関の上にあった風見鶏です。方角は漢字で!


 建物の中に。
 次の間は天井が網代天井です。

 大広間です。暖炉の上には渋沢栄一のレリーフがあります。

 天井には雲、鶴、寿の字の石膏レリーフが。

 部屋には中国風のステンドグラスが。
 まず、化粧の間には鳳凰(左)と龍(右)のステンドグラスです。


 続いて、大広間のステンドグラスです。
 右は貴人と臣下だそうです。その隣は臣下。
 左の2つは楽器演奏や雑伎をしているところで、前の貴人たちがこれらを楽しんでいるとこ構図です。


 他の窓には宴会のための料理を作っているところです。
 楽しいステンドグラスたちです。
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