ひーず のーと

旅、食、落語・・・と日々思うこと、思い出したことの備忘録

平成中村座・五月大歌舞伎昼の部

2012-05-15 23:55:20 | 観劇!感激!
 12日の昼は浅草・平成中村座の五月大歌舞伎昼の部へ。
□ 本朝廿四孝・十種香
 ・八重垣姫:七之助
 ・腰元濡衣:勘九郎
 ・長尾謙信:弥十郎
 ・武田勝頼:扇雀
~勘九郎も女形を。そして、七之助は三姫の役を美しく、また、勝頼への一途な恋の口説きを妖艶に、兄弟揃っての女形での芝居をよくつとめていました。

□ 四変化弥生の花浅草祭・神功皇后と武内宿ね、三社祭、通人・野暮大尽、石橋
~中村座初登場の染五郎と勘九郎による舞踊。山車の上の人形が動きだすという仮名手本忠臣蔵みたいな趣向・演出が面白く、最後は石橋物になり、獅子が登場獅子狂いと楽しめます。 

□ 神明恵和合取組・め組の喧嘩
 ・め組辰五郎:勘三郎
 ・辰五郎女房お仲:扇雀
 ・四ツ車大八:橋之助
 ・柴井町藤松:勘九郎
 ・九竜山浪右衛門:亀蔵 ・江戸座福太郎:彦三郎
 ・焚出喜三郎:梅玉
~なんたって、勘三郎のとびの頭、辰五郎!台詞よし、身分でバカにされての反発から意地と面子で力士と命を賭けて争うところもよしです。また、大詰めの舞台だけでなく、客席までをも使う、立ち回りも楽しかった。
 劇場にはめ組の纏も飾られています。


 中村座に飾ってあった昼の部の芝居の絵です。
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