昨秋亡くなった、北杜夫の最後の大バクチ(新潮社)。2009年刊行の一冊。様々に新聞、雑誌などに掲載したエッセイ集です。
2000年頃の躁病の時期の家族との旅とギャンブルの話を面白く描いた第2章、自分の文学の原風景を描く第1章。更に星新一、倉橋由美子、宮脇俊三、矢代静一といった文人の追悼文集となった第3章、楽しくも、ちょっとさみしいエッセイばかりです。
2000年頃の躁病の時期の家族との旅とギャンブルの話を面白く描いた第2章、自分の文学の原風景を描く第1章。更に星新一、倉橋由美子、宮脇俊三、矢代静一といった文人の追悼文集となった第3章、楽しくも、ちょっとさみしいエッセイばかりです。