(サーチナ2/23より)
鳩山内閣は22日、4月にも実施する副大臣、政務官の増員で、民主党の蓮舫参院議員を内閣府副大臣に起用する方向で最終調整に入った。これに対し、中国メディアは一斉に「華僑系の民主党員が内閣入り」と報じている。
鳩山内閣は4月に副大臣級3人、政務官級12人の計15人を増員する方針で、蓮舫議員は行政刷新担当として事業仕分け第2弾を担うことになる。
鳩山首相と小沢幹事長の献金問題によって支持率低下に直面している鳩山内閣は、事業仕分けと公務員制度改革を通じて支持率回復を狙っており、事業仕分けのシンボル的存在であった蓮舫議員を副大臣に起用することで、支持率回復のための起爆剤とする考えだ。
蓮舫議員は台湾人の父と日本人の母を持ち、18歳時に日本国籍を取得。青山学院大学在学中にクラリオンガールに選ばれ、芸能界デビュー、その後、2004年7月に民主党から東京都選挙区の参議院議員選挙に出馬し、当選した。(編集担当:畠山栄)
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蓮舫議員は、昨年9月の民主党政権組閣の時にも、実は入閣が噂されていました。
中国ではしばしば、欧米各国の高官に中国系人が就任したとのニュースが報道されます。「中国にとって有利とはかぎらない」としながらも、好意的に受け止められることが一般的なのですが、昨年9月の時点で、蓮舫議員の入閣の可能性について寄せられたコメントでは、否定的な意見が圧倒的に多くなっていました。
蓮舫議員の父親が台湾人であるため、台湾に敵意を示す書き込みもみられるようです。
中国人ブロガーのコメントの一部
「どっちみち中国人ではない。華僑系といっても、わが国のために何かしてくれるわけじゃない」
「中国系で外国国籍をとった人間は、誰よりも強烈に中国に反対する」
「日本で高官になり、われわれを侵略した国のために仕事をするのか。いやだなあ」
「民族の負け犬め」
「台湾人だろ。華僑系じゃないよ。われわれ中国を侮辱するな」
「劣等な南の島の人間」