幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

Pray for JAPAN

 

日本をもう一度、洗濯いたしたく候。

2010年02月05日 | 民主党政権
 民主党の小沢一郎幹事長は5日、政治資金規正法違反事件での不起訴を受け、党務を本格的に再開しました。

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(以下、産経新聞2月5日より)

 民主党の平田健二参院国対委員長は5日の定例会見で、政治資金規正法違反事件で不起訴処分となった小沢一郎幹事長の進退について「幹事長を退く必要はさらさらない」と述べ、小沢氏の幹事長続投を支持した。さらに「ぜひ、参院選の先頭に立って勝利に導いてほしい」とも語り、小沢氏を中心に今夏の参院選に臨むことを強調した。

 平田氏はまた、自民党が国会での小沢氏の証人喚問を要求していることについて「何度も記者会見で説明している。これ以上何を調べるのか。国会の場で議論する必要はない」と述べ、証人喚問には応じない方針を示した。



  ◆ ◆ ◆

「小沢一郎さん、あなたは、もう、ほんとに何百年に一人の逸材で、何百年に一人、出るか出ないかの大政治家だ。あなたは、日本の“国家主席”になったらええ。あなた一人で政治をやりなさい。あとは、もう、大臣や国会議員なんか要りませんわ。あなた一人だけいたらええ。だから、小沢主席を選出して、あとは、みんな任せましょう。みなさん、あとは、もう金儲けに走りましょう」と言ったら、ほめ殺しだ、一種のな。

 だけど、これはこたえるよ。あの人(※小沢一郎)のやりたいことは、ほんとは、そういうことだからな。まあ、中国の国家主席にあこがれてる。金正日にあこがれとる。自分も、あんなふうになってみたいんだ。「鶴の一声」で全軍を動かして戦をやりたくてしょうがない。まあ、そういう人だろ。
 
 で、自民党も潰したいんでしょうね。一党独裁にしたいんやろ? 国家主席になりたいんだ。全体主義国家の長になりたいんだ。ヒトラーになりたいんだ。なあ。もうちょっとかっこよく言うたら、ナポレオンになりたいんだ。(坂本龍馬)

  ◆

 そんなもの(※小沢一郎)に、この日本が、一時的であれ、支配されてるってことは、恥ずかしいことだよ。それは国民にとっても恥ずかしいことだよ。こんなものに頼らなければ国が運営できないということは、恥ずかしいことだよ。(坂本龍馬)

  ◆

 (※小沢一郎は)心のなかは残忍な思いでいっぱいさ。だから、人間なんか、みんな餌にしか見えてないと思うよ。「あれも食ってやろ。これも食ってやろ」と思って、人を食って生きているんだよ、これな。そういうふうにしか見えてない。人なんか、みんな、そら、自分の餌にしか思ってないと思うな。人の幸福なんて考えてないよ。


今回の餌となった石川代議士

 これに日本が牛耳られる時間が長きゃ長いほど、国民の汚染度は進むと思わなきゃいけないね。
 (略)

 だから、生きてるうちに反省させてやりたいが、そういう宗教的反省の境地に入るためには、やはり、この世で惨めに敗北したほうがいいと思う。人間は、惨めに敗北して、初めて宗教心が出てくるんだ。反省を強いられるようになるんだね。

 小沢は第二の闇将軍になろうとしているんでしょうけども、反省していただくつもりだ。われらは、そのつもりでおります。これには、この国は任せません。(坂本龍馬)

  ◆

「日本を、もう一度、洗濯いたしたく候。お掃除いたしたく候」っていうとこだな、ちょっとこれ、お掃除したほうがいい。だから、別にあんたら(※幸福実現党)が当選して活躍せんでもええと思うんだ。まあ、洗濯したら、十分な仕事だな。もう、台風みたいにパーンと吹き払って、きれいに洗濯したほうがええな。(坂本龍馬)

(以上、『龍馬降臨』(幸福の科学出版)より引用。画像および(※)内註釈は当ブログ管理人による)

幸福実現党・応援団長龍馬が語る「日本再生ビジョン」坂本龍馬の180分ロングインタビュー(霊言)を緊急収録。・民主党政権とマスコミに言いたいこと・アメリカ、中国と、どうつき合うべきか?・NHK大河ドラマ「龍馬伝」への感想は・・そして“龍馬暗殺の真相”までを語り尽くす「幸福維新せないかんぜよ」



民主党、その詐欺の手口

2010年02月05日 | 民主党政権


『正論』2010年3月号 P.50
「民主党、その詐欺の手口」(八木秀次)より

 結婚詐欺にしろ、振り込め詐欺にしろ、詐欺にあった被害者はなかなか自分が騙されていることを認めたがらない心理を持っているという。いや、自分は騙されていない、あの人はそんな悪い人ではないはずだと思いながら、さらに騙されるというわけだ。これは騙された自分を認めたがらないという心理でもある。

 要するに、昨年夏の総選挙で民主党に投票した人々は詐欺被害にあったといっていいのだが、自分が詐欺に引っかかったということを、まだまだ認めたがらないということなのだ。そこに訳知り顔の学者が「あれは市民革命なのだ。現在の混乱は歴史の転換点における一時的なものに過ぎない。もっと歴史を大局的に見るべきであって、金の問題などという小さなことに目を奪われてはならない。旧体制の人々の最後の抵抗だ」などと囁き、そうか、やはり自分たちの判断は正しかったのだ、騙されてはいないのだと納得するというわけだ。国民は一刻も早く民主党の詐欺の手口に気付くべきだ。




【新刊情報】『龍馬降臨』 2/5発売

2010年02月05日 | 書籍・新刊情報
幸福実現党・応援団長龍馬が語る「日本再生ビジョン」
坂本龍馬の180分ロングインタビュー(霊言)を緊急収録。
・民主党政権とマスコミに言いたいこと
・アメリカ、中国と、どうつき合うべきか?
・NHK大河ドラマ「龍馬伝」への感想は・
・そして“龍馬暗殺の真相”までを語り尽くす

「幸福維新せないかんぜよ」


 驚きであろう。衝撃であろう。今、話題の坂本龍馬が降臨して3時間も公開の場で霊言したというのだから。しかも、日本という国を根本的に再生させるべく応援しているというのだから。
 しかし、事実は事実、真実は真実。日本最大級の宗教団体の総裁が、公開の場で「坂本龍馬の新霊言」をしたのであるから、相当のリスクを伴う不退転の覚悟があった事実は揺るがない。私もまた、勇気の人でありたい。
 龍馬さんが語ることは実に痛快である。しかし、底には深い愛が流れている。「日本」という近代国家をデザインした人の、国家再生法にじっくりと耳を傾けてほしい。

2010年1月14日 大川隆法
(『龍馬降臨』まえがきより)


<霊言の前に>

大川:
 昨年の幸福実現党の草創期より、坂本龍馬は、指導例の一人として活躍し、特に「応援団長」的役割で牽引車になっていたと思います。
 さぞかし、現在の実情に、縷々、不満があるのではないかと思われます。
 このあと、いかなる言葉が出てきても、大川隆法個人は責任を取れませんので、質問者は各自で受けとめていただきたいと考えます。
 霊言を全部土佐弁でやると、会話が成立しませんので、そういう言葉も一部は出ると思いますが、やや関西なまりや東京弁も使って、会話が成立するレベルにしたいと思います。(略)中には一部、失礼に当たる言葉や、おそらくは放送コードに引っかかるような言葉も出るのではないかと予想されますが、“ストーリー”が今のところ読めません。肉体なき人の言葉なので、そのままお伝えしますが、どうか、あまり憤慨したり怒ったりしないようにしてくだし。「何らかの教訓を含んでいるものだ」というようにお考えくだされば幸いです。


「Fuji Sankei Business i.」 木村党首のコラム連載開始!

2010年02月05日 | 幸福実現党
本日から木村党首の「木村智重のMirai Vision」、連載開始です。
こんなに大きな枠だとは思いませんでした。\(◎o◎)/!




もちろん、Webでも読めます。 

 SankeiBiz HP「木村智重のMirai Vision」

数十年後の日本に必要な「理想」
 幸福実現党の党首、木村智重です。幸福実現党は、昨年5月に立党し、衆院選に比例と小選挙区合わせて337人が立候補して戦いました。結果はご存じの通り、全敗でした。今年の参院選でも、懲りずに全国すべての選挙区に候補者を立てます。そんな非常識とも思える挑戦に、皆さんはあきれておられるかもしれません。

 「なぜ宗教が政治に突然出てきて、無謀な戦いを続けるのか」「宗教の宣伝のためにやっているのだろう」-。多くの方は、そう思っていることでしょう。しかし、私たちは、真正面から宗教政党を名乗り、過激といわれる政策を打ち出しています。これでは物議をかもすだけで、PRにはなりません。宗教の宣伝のためならば、「宗教」に対する反発を最小限にし、常識的な聞こえのいい政策で支持を得ることもできます。あえてそうしないのは、いま日本が見舞われている「国難」を、国民の意識を大きく変えるような突き抜けた「理想」を掲げなければ、克服できないと考えるからです。

◆経済、国防、教育の危機

 国難の第1は、深刻化する不況です。鳩山内閣の予算案を見ても、バラマキ政策中心で、この国を社会主義国家のような「大きな政府、重税国家」にしようとしています。

 2つ目の国難は、国防上の危機です。私たちは先の衆院選で、「民主党政権になれば、米国と距離を取り、国防上の危機になる」と警鐘を鳴らしました。それが今、まさに起こっています。普天間基地問題がこじれ、もし米軍が沖縄から出ていくようなことがあれば、日本独自では、中国や北朝鮮の軍事的脅威から、国民の生命・安全・財産を守ることができません。

 3つ目の国難は、公教育の衰退です。私たちは民主党政権になれば、「日教組の影響が強くなり、ゆとり教育が復活する」と主張してきました。実際、教師の指導力アップに役立っていた全国学力テストも抽出方式に切り替わります。このままでは、日本の子供の学力は落ち、国際競争力を失っていきます。

◆「過激な政策」を訴え続けます
 幸福実現党は、こうした「国難」に対し、「新しい富国」「新しい強兵」「新・学問のすすめ」という3つの政策の柱を打ち出しています。

 1つ目の「新しい富国」は、国内総生産(GDP)世界一を目指す経済成長戦略です。米国が「普通の国」になろうとしている中で、リーダーとなる国家が必要です。

 2つ目の「新しい強兵」は、中国や北朝鮮の脅威に対して、日米同盟を基軸としつつも、独自の防衛体制を築くことです。軍需産業も興していかなければなりません。

 3つ目の「新・学問のすすめ」は、公立学校の復活です。ゆとり教育を完全にストップし、塾に頼らない公教育を実現します。そのために、教員免許がなくても優秀な人材が教壇に立てるようにしたり、公立学校の民営化も図ります。

 こうしたやや過激な政策に違和感や反発を感じる方も多いかもしれませんが、私たちは、票集めのために迎合するつもりは一切ありません。10年後や数十年後の日本と世界にとって必要な政策を訴え続けます。

 これから毎週、そんな「未来ビジョン」に関して、お話しできればと考えています。私たちのこれからの挑戦に注目してください。

                   ◇
【プロフィル】木村智重

 きむら・ともしげ 1958年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒、米国エール大学経営大学院修了(MBA)。東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)ニューヨーク支店などに勤務。94年、宗教法人幸福の科学に入局。理事長、国際本部長などを経て、2009年9月、幸福実現党党首に就任。妻、長男、二男の4人家族。趣味は森林浴と街ブラ。

小沢氏の不起訴「不服」 市民団体、検察審に申し立てへ

2010年02月05日 | 民主党政権
朝日新聞2月5日より)

 陸山会の土地取引事件で、小沢氏本人を政治資金規正法違反(虚偽記載など)の容疑で刑事告発していた市民団体は4日、朝日新聞の取材に対し、不起訴処分を不服として検察審査会に審査の申し立てをする方針を明らかにした。審査会が2度「起訴すべきだ」と議決すれば、小沢氏は強制的に起訴されることになる。

 事件をめぐっては1月、行政書士や元新聞記者らでつくる東京都内の市民団体が、特捜部に告発状を提出していた。

 市民団体から申し立てがあれば、審査会は事件を審査。起訴して裁判にかけるべきだと判断すれば「起訴相当」の議決を出す。特捜部は再捜査し、原則3カ月以内に起訴するかどうかを判断。起訴しなかった場合は審査会は自動的に審査に入り、あらためて「起訴議決」をすると小沢氏は強制的に起訴される。その際は裁判所が指定する弁護士が検察官に代わり、起訴したり公判で立証したりする。

 政治家の政治資金規正法違反事件を審査した元検察審査員によると、「政治家の調書などを読み込んでいると、審査会のような限られた場でなく、公開の法廷で裁判官に判断してもらってはどうか、という気持ちになる」という。

 「政治家から十分な話が聞けているか」「他の関係者の調書や物証と矛盾がないか」が審査のポイントで、このままの証拠で有罪判決が得られそうだと思えば「起訴相当」を選ぶという。

 兵庫県明石市で2001年にあった歩道橋事故では、神戸地検が不起訴処分とした明石署の元副署長に対して「起訴すべきだ」と議決。強制的に起訴する初めてのケースとなった。

Happiness Letter58〔龍馬の壮大な夢 by『龍馬降臨』〕

2010年02月05日 | 幸福実現党
本日2月5日、全国の書店にて、日本人全員必読の書『龍馬降臨』(大川隆法著、幸福の科学出版)が発刊されます!!
本日は本書について、やない筆勝総務会長より「未来ビジョン」をテーマにお届け致します!

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【やない筆勝総務会長寄稿】

 本日発刊の『龍馬降臨』は、幸福実現党の応援団長もされているあの世の坂本龍馬先生より、「霊言」を通じて、150年ぶりに日本の大掃除をなすべく賜った驚天動地のメッセージです。



 本書で龍馬先生は「まあ、わしは軍事についても言ってるけど、それは、ここ五十年ぐらいの問題だと、わしは思うとるんで、五十年ぐらいしたら、それは、そんなに要らんやろう」と述べられています。

 公開霊言で、この言葉を伺って、私は2060年までに「軍事の無い世界」を築くことが、私たち幸福実現党の使命であり、大目標であると確信しました。そのためには「中国・北朝鮮の民主化」を果たし、東アジアの「冷戦構造」を終わらせることが大前提となります。

 私は昨年10月1日、「中国建国60周年記念軍事パレード」を視察すべく北京に飛びました。確かに中国の軍拡は脅威でしたが、同時に、その脅威から日本やアジアの国々を守るためには、日本には「大きな使命」があると感得しました。

 その「使命」とは、中国の民主化・自由化を実現し、平和裡に全体主義から中国人民を解放し、同時に日本やアジアの国々を中国の軍事的脅威から救うことです。

 意外かもしれませんが、中国にとって日本は非常に「大きな国」なのです。中国にとって、実は日本は最も影響力が大きな国なのです。その証拠に、中国は江沢民以来、なぜ「反日教育」を強化して来たのかというと、日本を悪玉に仕立て、おとしめなければ、国民の政治に対する不満が高まり、中国共産党の正統性を維持することができないからです。

 逆に言えば、日本はダイレクトに中国の未来に大きな影響を与えるポジションにあるのです。

 中国と日本の関係は、今、「いじめっ子」と「いじめられっ子」の関係に例えられます。
日本は良いように利用され、いじめられ、恐喝されています(ODA6兆円)が、日本が「いじめられっ子国家」から脱出し、「毅然たる国家」に生まれ変わった時、中国は変わらざるを得ないのです。

 私は「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」代表を2年間務めて参りましたが、いじめられっ子が、いじめから脱出する唯一の方法は「毅然たる態度」で相手に対峙することしかありません。

 それは言葉や肉体的な反撃もありますし、学校の先生や校長、教育委員会等に相談して味方を増やすことも大事です。国家で言えば、防衛力を強化したり、強国の同盟国を増やしていくことです。

 今後、日本が中国の脅威に対峙できる国家となるためには、幸福実現党の政策を実現し、「毅然たる国家」としての政治力、外交力、防衛力、それを支える経済力、そして気概ある国民を生み出す教育力を確立すべきです。

 これが確立した時、日本は中国の脅威から脱し、逆に、その光で中国を照射し、中国の民主化を促すことができるのです。

 その結果、日本を守るだけではなく、中国13億人の人々、更にはアジア、アフリカの人々を戦争や弾圧、恐怖支配から守ることができるのです。

 全世界レベルでの平和の実現、軍事のない世界。

 これこそが「幸福維新」の目指す理想であり、龍馬先生が幸福実現党にかけておられる「壮大な夢」なのではないでしょうか。


やない 筆勝

さて、今朝の社説は。

2010年02月05日 | 民主党政権
読売新聞
小沢氏不起訴 重大な政治責任は免れない

 小沢氏は「嫌疑不十分」で不起訴となった。しかし、自らの政治資金をめぐる事件で、元秘書ら3人が刑事責任を問われたことを厳しく受け止めねばならない。政治責任は重大である。

小沢氏は不起訴処分について、「公平公正な捜査の結果だ」と語った。そう言う以上、不起訴理由が「嫌疑不十分」で、いわば“灰色”とされたことも、謙虚に認めるべきだろう。
 小沢氏は従来、「捜査中」を理由に事実関係を十分説明してこなかった。捜査が終結した今、国民に対して、より詳細な説明を行う責任がある。

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毎日新聞
小沢民主党幹事長 説明欠く続投は許さぬ

党の要である小沢氏自身の疑惑が側近議員らの逮捕に発展したことは、さきの衆院選で国民が民主党に与えた信任を揺るがしかねない深刻な状況である。鳩山由紀夫首相は「小沢氏を信じている」と述べ、続投を了承した。このため、事件の推移が首相の政治責任と直結する構図となってきた。

 事件をめぐる小沢氏のこれまでの説明は説得力に乏しく不十分であり、このまま幹事長職にとどまろうとしても、国民の理解は得られまい。潔白を主張するのであれば、国会などの場で自ら進んで説明する責任をまずは最低限、果たすべきである。

 もともと次期参院選に向けた決起大会と位置づけられていた党大会は現職議員逮捕の衝撃で、異様なものとなった。小沢氏は検察当局とのあくなき対決姿勢と闘争心をあらわにし、「党大会に合わせたかのように逮捕が行われ、到底、容認できない」とまで言い切った。一方で、首相も早々に小沢氏の続投支持を大会で表明した。政治的に小沢氏と運命を共にする意向を示したにも等しい、重い発言である。

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朝日新聞
小沢氏不起訴―このまま続投は通らない

今後、この捜査が国民の代表からなる検察審査会で検証されれば、今回の処分が見直される可能性もある。問題がなお、尾をひくことは間違いない。

 今回、刑事責任こそ問われなかったとはいえ、小沢氏が負うべき責任は極めて重い。

 まず果たすべきなのは、国民への事実の説明である。

 土地購入の原資についての小沢氏の説明は二転三転した。巨額の資金を長期間、タンス預金していたことにも不自然さが残る。小沢氏周辺では、他にも収支報告書に記載のない巨額の資金移動の疑いが持たれている。

 不起訴が決まった以上、「捜査中」を理由に野党が求める参考人招致を拒むのはつじつまが合わない。国会の場で堂々と疑問に答えてもらいたい。
このままでは、政権交代そのものへの幻滅さえ招きかねない。政治改革の進展も、それを通じた民主主義の前進も台無しになりかねない。

 小沢氏がこれらの責任を果たすことができないのであれば、潔く幹事長を辞任するべきである。

 政治の局面を転換し、建設的な政策論争の場を国会に取り戻すためには、それしかない。不起訴だからというだけでは、とても続投の理由にはならない。

◆ ◆ ◆
産経新聞
小沢幹事長不起訴 政治責任を改めて問う 国会は証人喚問で疑惑解明を

政治のありようを示す言葉に「信なくば立たず」(論語)がある。信頼がなければ政治はやっていけない-という意味だ。
 鳩山政権の最高実力者である小沢一郎民主党幹事長は、現元秘書3人が政治資金規正法違反の罪で起訴された事実に伴う、自らの政治的・道義的責任がいかに大きいかを見据え、出処進退を決めなくてはならない。
 自らが不起訴処分になったとはいえ、国民の「信」を失いつつあることを認識すれば、幹事長続投はありえないだろう。だが、小沢氏は続投を表明した。
 小沢氏は1月25日の記者会見で「もし誤ったことをしたとすれば私の(資金管理団体の)代表者としての責任ももちろんある」と述べている。収支報告書の虚偽記載の監督責任が存在することを認めたものだが、石川知裕容疑者らの起訴で責任は明確になった。
 最低限のけじめもつけようとしないのは情けない。秘書に責任を押し付けて逃げ切ろうとしているようにもみえる。
小沢氏は国会で自ら進んで疑惑について説明しなければならない。政治倫理審査会での弁明にとどまらず、証人喚問なども必要だろう。今こそ立法府としての自浄能力を、最大限に発揮すべきである。石川被告への辞職勧告決議案は早急に可決すべきだ。

国政のトップに立つものが社会規範を破って省みないようでは、信は成り立たない。納税意識などにも悪影響を与えかねない。国民に広く道徳心を求めることなどもできまい。
 小沢氏はかつて著書「日本改造計画」の中で「政治腐敗防止制度を確立すべきだ」として、違反者の公民権停止や連座制強化の必要性を指摘するとともに、「自分自身を厳しく律する自律・自浄の措置」を訴えた。記述したことと、行ってきたことがまったく違っている。民主党はこうした“豹変(ひょうへん)”に異論も唱えないのか。

小沢ニヤリ、検察大敗北で早くも“剛腕”モード突入!?

2010年02月05日 | 民主党政権
今日のニュースのトップは、「あの人」の辞任会見ではなく
朝青龍の引退会見でした。
いやいや、我々が見たかったのは、あなたの引責辞任じゃないのよ…(-_-;)

小沢一郎は「政界の鬼」として、もうしばらく居座ることになりそうです。
今後の展開ですが、

(1)検察審査会の動向

小沢氏は刑事告発されているため、告発人の市民団体が小沢氏の不起訴処分に対して検察審査会に不服を申し立てる可能性があるのだ。昨年の法改正で審査会が2度「起訴相当」の議決をすれば、強制的に起訴されることになった。「小沢氏不起訴」とした検察当局の判断が、国民の手でひっくり返る可能性もはらんでいるわけだ。 (zakzak2月4日より)


(2)小沢氏は、参院選に一番有利なタイミングで辞任するのでは?

 幹事長続投は、かえって内閣支持率の低下に拍車をかける可能性があります。「党内世論よりも国民の声が心配。幹事長続投が裏目にでなければいいが…」(民主中堅)との声も。
 「政治屋」小沢一郎は、おそらくそこら辺もしっかり計算づくのはず。参院選投票日から逆算して、最も効果的な時期に辞任し、「クリーンな民主党」のイメージを作りあげ、闇将軍として参院選を戦おうとしているのかもしれません。

昨年3月、西松建設違法献金事件で公設第一秘書が逮捕、起訴されても小沢代は代表に居座ったが、総選挙を控えた5月に突然、辞任を表明した。事件の引責辞任ではなく、あくまで総選挙に向けた挙党態勢構築が辞任理由だったが、代表交代をきっかけに、党の支持率は上昇。その勢いで政権交代を果たした成功体験がある。
zakzak2月4日より)