学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

若手の企業家たち

2016-01-20 21:20:13 | 仕事
最近読んでいる本が『起業のリアル』(プレジデント社)です。田原総一朗さんと若手の企業家たち16名との対談集になります。

私は学芸員である前に、1人の社会人であって、こうした若手企業家たちの社会に対する考え方や新しい技術を生み出す発想力、リーダーとしてのあるべき姿などに学ぶべきことがたくさんあります。私が美術館で働いていたとき、「経営」という視点も持っていないと仕事がまわらなくなることを何度も経験しました。企業家たちの言葉は、そうした問題を切り抜けるためのヒントとして読めると思うのです。

この本の聞き手である田原さんは、相手が誰であろうと遠慮せずにバシバシ質問を浴びせることで物事の核心に迫っていきます。でも、決して感情的な迫り方はしないで、経済の状況、消費者のニーズ、他企業との比較など論理的に進めながら、企業家たちから様々な話を引き出してくる。まだ読了したわけではないのですが、自分のなかで取り入れられそうなところをメモしながら読み進めています。

企業家たちが語るさまざまな夢、アグレッシブだなあと思います。そういえば、私にはあまり「夢」がないのですよね…。ちょっと悩みました。
コメント
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