ふたたび経済は下降する？

新年が明け、経済のニュースとなるともっぱら株価の下落。日経平均株価だけではなくて、世界的に株価が落ちています。原因のひとつとされるのが、中国の経済指標の悪化で、投資家たちはリスクを回避するために株を売り始めたらしい。それに加えて、サウジアラビアとイランが国交を断絶したり、北朝鮮が水爆実験（成功したのかは不明だけれど）をしたことにより、さらに拍車がかかっているようです。

さて、ずいぶん前のことになりますが、距離のあるところへ美術梱包車に乗って作品を借用に行った帰りのこと。休憩中にドライバーさんと世間話をしたのですが、ひょんなことから経済の話になりました。そのドライバーさんが曰く、リーマンショックのときはひどかったと。前日まで仕事がありすぎて大忙しだったのに、次の日に来てみたら仕事がまったくゼロになって、自宅待機になってしまったとのことでした。バブル崩壊は少しずつ忍び寄ってきたが、リーマンショックのときは極端だったと漏らされていました。

新年早々、経済に関してはあまり良くないニュースが続きます。恐慌が戦争を誘発する、ということも歴史上ありますので、どうか穏便になって欲しいものです。