学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

Jリーグ開幕が楽しみ

2011-02-28 21:31:25 | その他
冬に逆戻りしたような寒い一日でした…。雨が降ったおかげで、花粉症はひどくありませんでしたが、さすがに2月末にこの寒さは閉口します。

さて、先週土曜日にゼロックススーパーカップが開催されたましたが、今週土曜日にはいよいよJリーグが開幕します。私はサッカーを見るのが好きですが、ここ数年はもっぱら日本代表の試合だけしか見ておらず(しかもテレビで)、Jリーグとはちょっと疎遠になっていました。

Jリーグの個人的な思い出といえば…Jリーグ元年(おそらく)に仙台で行われたヴェルディ川崎対ジェフ市原の試合を見に行ったこと。雨が降る寒い日だったことを覚えています。前半終了間際、ジェフ市原のリトバルスキーがペナルティエリアの手前から直接フリーキックを決めたのを目の前で見られて、とても感激!!後半にヴェルディ川崎が逆転してジェフ市原は敗れてしまいましたが、あのフリーキックは今でも鮮烈に記憶に残っています。Jリーグの試合を直に見たのは、それ以来ありません…。

今年は十数年ぶりにJリーグをスタジアムで見たいと思っています。アジアカップでの日本代表の健闘に私のサッカー熱が再び燃えてきた感じでしょうか(笑)3月5日は仕事なので行けませんが、近いうちにぜひ行ってみたいですね!

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レコードを聴きながら

2011-02-27 21:00:57 | その他
今日は仕事が早く終わったので、いつものお店でお酒を飲んできました。

店内に入ると、オーナーから「レコードプレーヤーを買ったので何か聞いてみませんか?」とオススメされたので、曲はおまかせで音楽を聞かせてもらいました。レコード、いいですね…低音が強く出ていて、とても気持ちがいいものでした。また、レコードが回るのを見ると、やはり懐かしくて涙が出そうになる(笑)今日はレコードを聴きながら、ウイスキーを楽しんできました。ぜいたくな時間…。

レコードプレーヤー、欲しくなってしまいました。家であの音色を楽しめたらなあと。私は物に飽きっぽい性格ですから、あと3日間我慢して、それでも欲しい気持ちに変わりがなかったら買うことにしましょうか(笑)
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キーマカレー

2011-02-26 22:07:35 | その他
今日は晴れていましたが、風はとても冷たし。いつもの2月の空気に戻ったようです。ただ、今まではっきりと見えていた遠くの山々が、だんだんぼんやりとしか見えなくなってきたので、それだけ空気の澄みかた、というものが変わってきたのかもしれません。

今夜はキーマカレーを作ってみました。カレーにはさまざまな種類があれど、私はひき肉を使ったキーマカレーが一番好きです。しかもとびきり辛いもの!カレーがあれば、ご飯は何杯でも食べられます。今夜は二合、ご飯を食べてしまいました。絶対に太りますね…(苦笑)

明日、顔がむくんでいないことを祈って、今夜は眠ることにいたします。
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花粉がいよいよ飛べり

2011-02-25 21:31:31 | その他
今日も暖かい一日でしたが、2月末なのに、こんなに暖かくていいのでしょうか・・・?朝は口から白い息が出るほどの寒さでしたが、しだいに暖かくなりだし、マフラーもコートもいらない陽気になりました。

暖かくなると怖いのが花粉。私は花粉症です。そろそろ飛び始めたのでしょうか。少しだけ鼻がむずむずして、くしゃみをします。美術館のスタッフのなかにも、今日からマスクを付け始めた人があり。さあ、いよいよ花粉症の季節…。

私の場合、仕事にさしつかえが出るほど症状がひどいので…。特に作品を扱っている時に花粉症の症状が出ると、仕事にならない(泣)マスクをしっかりして、仕事をするしかないようですね。早く花粉が飛び終わって欲しい!
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疲れたときには甘いものでも

2011-02-24 20:27:41 | 仕事
一日の仕事の進め方。

私の場合は、午前中に創造的な仕事をします。たとえば、論文や作品解説の原稿を書いたり、パンフレットやポスターなどのデザインを考えること。朝は頭がスッキリしているので、文章やレイアウトをうまく組みやすい。もちろん、日頃、頭の中である程度の案を組み立てておいて、職場で実行に移すことが多く、時間のロスもなくテキパキと進んでいきます。

そうして午後。問題が午後です(苦笑)お昼を食べるとやや頭がぼーとするので、なるべく机から離れて身体を使うような仕事をします。展示室で展示レイアウトを考えたり、パネルやキャプションを作ったりします。これらの仕事は文章やデザインを考えるほどに頭を悩ますものではないので、とまらずに進んでいける仕事です。

毎日、このように上手くいくわけではありません。急な仕事が入ることもありますし、午後のぼんやりする時間のときに原稿を書かねばならないときもあります。けれども、私の場合は、なるべく上記のようなことを意識して仕事をすると、はかどることが多いようです。

それと…最近、始めたこと。午後3時に5分間だけ中休みを取ります。この5分間ですることは、コーヒーを飲みながら、チョコレートをひとかけら食べること。疲労が驚くほど取れます。しかも、コーヒーとチョコレートが良く合う(笑)疲れたときには甘いものを食べると良いようです。ぜひオススメです♪
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本との別れ

2011-02-23 22:24:37 | 仕事
今日は仕事が終わった後に本を売却してきました。文庫、単行本など20数冊。もったいないような、そうでないような、揺れる気持ちの中で本と別れを告げました。きっと私の本棚に置かれているよりは、ほかのたくさんの人に読まれてこそ本は活きてくるのだろうと思いながら。

本を売却したあとの本棚を見るほど、寂しきものはなし。満杯だったところに、ところどころ穴が開いて、そこから風でも吹いてくるような気がする。

私は休日のたびに書店へ行って、本を買い込んできます。時間が有り余るほどあれば、図書館で本をずっと読んでいたいくらい本を読むのが好きなのです。ですから、私の部屋にある本には一冊一冊に実に愛着があって!

少し暗い話になりました。世に永遠なものなどはなし。人間も例にもれず。

今日は本との別れの話でした。
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父の誕生日プレゼント

2011-02-22 21:30:56 | その他
今日も暖かい一日でした。暖かくなると、気持ちも良くなりますね。例年だと私はすでに花粉症で大変なことになっているのですが、いまだ症状は出ず、このまま花粉症にはならずに春を迎えたいところです。かなわぬ願いのような気もしますけれど(笑)

先日、父が誕生日を迎えましたので、プレゼントに芋焼酎を送りました。電話越しで、「もったいなくて飲めない」と笑っていましたが、父は元来がお酒好き。私は学生時代の頃、まったくといっていいほどお酒が飲めず。ちょっと飲むとすぐに気持ちが悪くなって、げんなりしたものでした。「父親がお酒好きなら、息子の君もきっと酒はいける口だろう」とよくわからないことを言われて、よく先輩からお酒を勧められたものです。

さて、学生時代からすでに時は経ち、私はやはりお酒を飲むようになりました(笑)量はそれほど飲めませんので、ちょびちょびと少しずつお酒を飲んで楽しみます。この頃はウイスキーを飲みます。ウイスキーはストレートで飲むととても美味しくて、チーズやチョコレートがとても合う。ほろよい気分で一日が終わり、そんな何気ないことなのですが、幸せを感じる(笑)飲みすぎには気をつけたいものですけれど。

お酒はほどよく飲んで、父には長く元気に居てもらいたし。今日は個人的なお酒の話でした。
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国立新美術館「シュルレアリスム展」

2011-02-21 20:24:47 | 展覧会感想
今日は暖かな陽気です。春がだんだん近づいてきましたね。暖かな陽気となったら、家にじっとしてはいられない(笑)ドライブをして楽しんだ一日でした。

久しぶりの展覧会感想を書きます。国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」です。展覧会は5部構成で、ダダからアンドレ・ブルトンの死の前後までを紹介しています。つまりシュルレアリスム全般の流れを紹介した内容ということですね。5部構成だとボリュームが多くて見るのに疲れる…と思われるかもしれませんが、部と部の間に照度を落した小さな部屋を設け、そこでブルトンの『シュルレアリスム宣言』などの書籍を紹介したり、シュルレアリスムの映画を上映したりしており、適度に気分をクリアにしてくれるので、鑑賞者としての疲労もそれほどなく見ることが出来ました。展示の工夫は深し、ですね。

展示作品はアンドレ・マッソンの作品が多く見られます。全般的な作品のジャンルは油彩画、ドローイング、オブジェ、写真など多種多様。私が好きなのは、ルネ・マグリットの《秘密の分身》。マグリットらしい絵だなあと(笑)男性の顔を割ったら、何か機械のようなものがうごめいている。そうして彼の背後には広くて不穏な海が広がる…。人間のもろさや社会への不審、そんなものが感じられます。ユーモアがあったのは、ヴィクトル・ブローネルの《狼-テーブル》です。自分の尻尾を見て、歯を立てて怒る狼のオブジェです。漫画を見ているようで笑えました。

昨日のブログにも書きましたが、シュルレアリスムの絵画を見るときは、初見の印象を大切にし、堅苦しく考えないで見ていくと面白く楽しめるのではないでしょうか。確かにこの絵にはこういう意味があって…と考える鑑賞方法もありますが、シュルレアリスムの絵をそういう見方で見ると、非常に肩が凝ります。美術館へ足を運ぶのは絵を楽しみたいからであって、肩を凝るためにいくのではなし。シュルレアリスム展では、思わず笑ってしまいたくなるような絵画もありますから、ぜひ肩肘張らずにご覧下さい。


今日はいつもよりも長いブログとなりました。…明日から仕事なのですが、当館は今が忙しさのピーク。3月中旬までほぼ休みなしで働く予定です。身体を壊さないように、明日からまた頑張ります。
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シュルレアリスム展へ、その前に…

2011-02-20 20:27:03 | 仕事
現在、東京の国立新美術館では「シュルレアリスム展」を開催しています。先日、展覧会を見てきましたが、とても見ごたえのある内容でした。展示方法も面白く、まるで映画館のなかを歩いて居るよう。展覧会ではシュルレアリスムの作家のなかでもアンドレ・マッソンの作品が多く、それに続いてフランシス・ピカビア、ルネ・マグリット、マックス・エルンストらの作品があります。もちろん、ダリやミロの絵も。シュルレアリスムは、この絵に○○の意味が込められている、と考えてゆくよりも、自分が画面から受ける印象を大切にして、シンプルに見ていくと楽しめるのではないかと思います。私も初めはメモを取りながら鑑賞していたのですが、シュルレアリスムでメモを取ると、どうも肩が凝る(苦笑)

シュルレアリスム展を見る前に、入門書をご紹介します。

『シュルレアリスムとは何か』巌谷國士著 ちくま学芸文庫 2002年
『シュルレアリスム』酒井健著 中公新書 2011年

シュルレアリスムは難解なイメージがありますが、これらの2冊は入門書としてとても面白く読むことができます。巌谷氏はシュルレアリスムの考え方について、酒井氏はシュルレアリスムの背景や流れを記載しています。

逆にオススメしにくいもの。

『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』アンドレ・ブルトン著
 巌谷國士訳 岩波文庫 1992年

この本は美術史において重要な著作であることは間違いない。けれども、これが相当に難解です…。同じブルトンなら『ナジャ』(岩波文庫)のほうが話の中身がわかりやすい。まずは先に挙げた2冊を読み、シュルレアリスムについて理解した後に、チャレンジしてみると良いかもしれません。

今日はオススメのシュルレアリスムについて書かれた本をご紹介しました。明日は展覧会の感想を書きます。
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街をぶらりと歩く

2011-02-19 22:03:50 | その他
今日は仕事がお休みでした。日中、天気がとてもよかったので、自宅近くをぐるりと散歩してきました。ちょうど今は梅が見ごろ。道中で梅の木に出会わないかな、と思ったのですが、残念ながら梅の木には出会わず。けれども、遠くの山々まで綺麗に見渡すことのできる高台まで登り、素晴らしい眺めにとても気持ちが良くなりました。

それから少し車で遠出して街を散策。今日は美術館へは行かず、ぶらりと街歩きに徹して、お土産に「焼まんじゅう」なるものを買ってきました。まんじゅう、と言っても、中身にあんこはなく、蒸かしたまんじゅうに特性のみそだれをつけて食べるというもの。これがとても美味しいのです。いくらでもいけそう!また太りそうだけれど…(苦笑)

街を巡って、美味しいものを食べて、また明日から仕事を頑張ります!
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