私が勤める美術館は年々予算が減らされていて、来年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあって、さらに厳しくなる予定。今までは厳しいながらもなんとかやりくりをし、最後の本丸である企画展の事業費だけはキープしてきたのですが、それすらも危うい感じ。
この解決のために、シンプルに考えるならば、美術館の収入を増やすしかない。入館料を上げる、入館者数を増やす、新しいグッズを販売する、グッズを委託販売してもらうなどでしょうか。あるいは作品の貸出料を取るのも手かもしれません。補助金も考えましたが、これは根本的な解決にはなりませんね。きっと色々な方法があるのだろうと思いますが、いかんせん、そのあたり、私自身も民間企業に居た経験がありませんし、限られた学芸員の数で日々の業務を回すのが手いっぱいでなかなか頭が回らないのが現状です。いっそ、いくつかの民間企業にスポンサーになってもらい、美術館を資金面で応援していただくのはどうか…もちろん民間企業にとってもメリットになる何かを用意して…しかし、あまりにもご都合主義で甘い考えですね。
調査研究、そして展覧会の立ち上げをこなしつつ、こうした運営の部分も考えていかなければならないというのはなかなかにしんどいことです。もとい、やりがいのあることです。こういうことを考えるから自律神経がダメになってしまうのかな(苦笑)。学芸員やほかのスタッフの全員の知恵を絞り、あるいは他館からも情報を得ながら、今日の課題について考える毎日です。
この解決のために、シンプルに考えるならば、美術館の収入を増やすしかない。入館料を上げる、入館者数を増やす、新しいグッズを販売する、グッズを委託販売してもらうなどでしょうか。あるいは作品の貸出料を取るのも手かもしれません。補助金も考えましたが、これは根本的な解決にはなりませんね。きっと色々な方法があるのだろうと思いますが、いかんせん、そのあたり、私自身も民間企業に居た経験がありませんし、限られた学芸員の数で日々の業務を回すのが手いっぱいでなかなか頭が回らないのが現状です。いっそ、いくつかの民間企業にスポンサーになってもらい、美術館を資金面で応援していただくのはどうか…もちろん民間企業にとってもメリットになる何かを用意して…しかし、あまりにもご都合主義で甘い考えですね。
調査研究、そして展覧会の立ち上げをこなしつつ、こうした運営の部分も考えていかなければならないというのはなかなかにしんどいことです。もとい、やりがいのあることです。こういうことを考えるから自律神経がダメになってしまうのかな(苦笑)。学芸員やほかのスタッフの全員の知恵を絞り、あるいは他館からも情報を得ながら、今日の課題について考える毎日です。