学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

Walking Tokyo 4

2011-11-07 19:44:26 | その他
東京ぶらりの旅は4回目で、今日が最終回。




浅草へ行く前に、浜離宮の茶屋で食べたおでんです。だんだん、おでんの美味しい季節になってきました(笑)外で食べるおでんはまた格別。ダシもしっかり具にしみていましたし、芥子は練り芥子でした。また食べたい味です。




いざ、浅草へ。浅草寺の雷門です。見事な迫力!実は私が浅草寺へ行くのは、学生時代の修学旅行以来なので、もう随分になります。当時、まだ若々しかった私たちは、浅草寺付近でお昼を食べました。冷やし中華だったんですね。あのとき食べたお店は残っているだろうかと探したところ…ありました!懐かしさ、ひとしおです。




こちらはスカイツリー。浅草寺境内を東側に臨むと見えます。伝統的な浅草の提灯と、現代のスカイツリーの組み合わせが面白いかなと思って撮影してみました。スカイツリーは、どこまでも天に延びてゆくような感じのする建物でした。


このあと浅草寺のおみくじを引いたら…「小吉」でした。

・身の行いが道理にかなっていれば、何事もまず成功するでしょう。
・けれども最初のうちは、まず悲しみや苦しみが多いことでしょう。
・その後、望むところの財宝は心のままに集まって来るでしょう。
・先の災事もやがて幸福へと変わり、繁盛して来るでしょう。

おみくじに書いてあった言葉を読むと、何かいいことがあるらしい。うん、何かいいことがあって欲しいなあ(笑)その前には努力と行動が必要なのだと思うけれど。

いいことがあることを願って…日々頑張っていきましょう!

Walking Tokyo 3

2011-11-06 22:04:18 | その他
さて、今日は浜離宮で見かけた不思議な木々のご紹介。

…私は特に木が好きなわけでも、木の名前や特徴に詳しいわけでもないのですが、面白い木々があったので撮影してみた次第です(笑)




バッとはじけるような、とても力強い木。相当な巨木でしたので、江戸時代からあったのでしょう。関東大震災や太平洋戦争の戦火からも逃れたのだと思います。とても歴史の重みを感じる木でした。(ちなみに何の木なのかは、とんとわかりません…)




浜離宮には沢山の松がありましたが、これは…!

松の根元付近が折れるように直角になっていて、松の枝が海水に浸かっています。どうして、こんな風に木の根元付近が折れるようになったのかは謎です。それにしても、枝が海水に浸かっているのに、そこが枯れないのが不思議。松はやっぱり潮に強いのでしょうか?




木がねじれていて、まるで揺りかごのようになっています。これもまたスゴい…。夜に見るとおどろおどろしい感じにも見えそうです。これは老木なのでしょうね。


あっという間の不思議な木々の紹介でしたが、いかがでしたでしょうか(笑)

浜離宮は海の景色も良いですけれど、庭園のなかを色々と歩いてみると、なかなか気がつきにくい面白さが隠れているのではないかと思います。


明日は場所を移して浅草へ行って見ましょう!

Walking Tokyo 2

2011-11-05 21:27:49 | その他
昨日の続きで、浜離宮の写真です。



撮影は浜離宮の東側の灯台跡から。写っているのは、浅草から浜離宮(最終地点は日の出桟橋)を行き来している水上バス。優雅に隅田川を渡ってくるんですね。私が撮影した水上バスは回送だったようで人が乗っていませんでした。私も水上バスに乗って、海側から浜離宮を撮影できればよかったのですが、私は乗り物に弱いので断念…(泣)




大きな石の階段。こちらは「将軍の上がり場」。将軍はどうも海側から浜離宮に入ってきたようです。なんでも昭和20年代の台風で階段は一部崩壊したそうですが、今でも割合しっかりと残っています。先日NHKのテレビ番組「ブラタモリ」で、ここからタモリさんたちが浜離宮に上陸した場面が放送されていましたが、ここがまさにそう!ちょっとしたところですが、歴史の重みを感じるところです。




「将軍の上がり場」の拡大。なにやら丸い穴が見えます。「将軍の上がり場」は、今はただ古めかしい石の階段があるだけなのですが、江戸時代には、もしかしたらここに木の杭をはめ込んで立て、複数の木の杭を土台として、ちょっとした門を付けていたのかも知れません。こんなことでも想像するだけで楽しいですね。


明日は私が見た浜離宮の不思議な木々?をご紹介しましょう。

Walking Tokyo 1

2011-11-04 21:29:22 | その他
今日は東京でぶらりと散歩。東京都中央区にある「浜離宮恩賜庭園」に行ってきました。浜離宮は海沿いにある徳川将軍家の庭園。ここは鴨場(かもば)、つまり鴨の猟が行われていた場所だったそうです。将軍たちの憩いの場としても機能しており、私が訪れた時も、どこか庭園全体に安らぐ雰囲気が漂っていました。



浜離宮の入り口にある石柱です。




この写真は、浜離宮の入り口にかかる橋。モダンなデザインで、バスも上を走れるくらいの大きさです。この橋は江戸時代以後に架けられたものなのでしょう。江戸時代の頃は、おそらく木の橋。当時はどんな橋が架かっていたのか、つい妄想してしまいます(笑)奥には高層ビルが見えますね。今では周りをビルに囲まれた庭園です。まさに都会のオアシス!




浜離宮の特徴は、潮入の池があること。つまり、庭園のなかの池は海水なのです。なんだか不思議な感じがしますよね。写真の真ん中あたりに写っている鳥は「鵜」(う)です。私は初めて見ました。鵜は、ずいぶん羽をばたつかせて、高い声で鳴いていました。ときどき水の中に潜って、しばらく出てこないと思ったら、あらぬ方向から浮き上がってくる。魚を取っていたんでしょう。魚取りの様子は写真に取れませんでしたが、とても印象に残る場面でした。


…と、もう少し写真を撮ってきたのですが、私のブログは一度に3枚しか画像が掲載できないようなので、また明日にでも続きをご紹介したいと思います!

手帳と15分ルール

2011-11-02 21:10:02 | 仕事
私が仕事をするうえで、工夫しているのが「15分ルール」。これは、ある仕事をこなすときに「15分以内で終わらせる」という自分だけの締め切り時間。これを設けておくと、15分以内で仕事を終わらせなくてはという意識が働いて、仕事のスピードが速くなります。どうしてもダラダラとなりやすい、午後には特に効果ありです。

仕事を進めるうえでのスキルは、ビジネス書や雑誌の特集を真似して自分のなかに取り入れる場合が多いのですが、先日は手帳による時間管理の特集を取り上げた雑誌が書店に売っていました。そういえば、もう年末近し。書店にも来年の手帳がずらりと並んでいます。さて、どれを買おうか。毎年手帳選びでは悩みます(笑)

私がいつも使っているのは、月ごとに俯瞰的に見られる書き込み式のカレンダーと、毎日時間ごとに区切られている管理表が入っているもの。予定が入れやすく、わかりやすいのが特徴です。アナログな私は、携帯電話やipadなどのデジタル機器に予定を入れるというのはどうも苦手。手帳に手書きのほうが早く書き込めますし、付箋を貼ったり、用事ごとに色を変えて管理できるので、そちらのほうが楽なのです。

こうした手帳に、15分刻みに予定が入っているわけで…やっぱりかなり細かくて汚くなる(笑)今年はどんなデザインの手帳を買いましょうか。今からとても楽しみです。

11月の夜空

2011-11-01 21:44:48 | 仕事
今日から11月がスタート。今年もあと2ヶ月を残すばかり。

11月に入ったのに、気温は暖かし。今日の日中は、長袖をまくってみても寒くない陽気でした。寒いのが苦手な私としては、とてもうれしい。うれしいけれども、やっぱり地球の環境から見れば、この暖かさは少しおかしいのかもしれない。

先日の夜。私は横浜に居たのですが、午後6時くらいに街中を歩いて居ると、どこからともなく虫の鳴き声。まさか都会のど真ん中で秋の音色が聞こえるとは思わず、ちょっと感動!一見、住処がまったくなさそうに見える都会の中でも、こうして何も変わらず鳴き続けるのですから、虫というのはたくましいものです。ビル街から見える月も美しい。昨日はとても綺麗な夜空でした。

そうして今。私はいつもの場所へ戻ってきて、やっぱり月を眺めています。横浜とは違って、この場所は空をさえぎるものがないから、月は辺り一面の星に囲まれて見える。横浜から見る月も、ここから見える月も、どちらも同じ月なのですが、趣がちょっとだけ異なります。



月あがり 懐かしき夜は 浜の風 蟋蟀唄う 銀のしらべを



横浜の月は忘れられそうにありません。

さて、明日からまた頑張りますか!