出る杭は打たれる？

今日は、ちょっとひっかかることが・・・。

美術館で行う事業は、館内だけで決議を取る
わけではなく、本庁へも報告に行かねばなりません。
私はいつものように、ある事業の結果報告をするために、
本庁にいる上司のもとへ行きました。

上司からは、美術館の広報活動に対して色々と指示をいただいたのですが、
その話のなかで、広報活動に関して、私はこういう理由から
こうした方が効果的ではないかと思います、と自分の意見を述べたところ、
とてもいやな顔をされました。
もちろん上司に逆らうようなつもりで言ったわけではありませんし、
その意見も的を外れたものとは思えなかったのですが・・・。
自分の意見を言ったのはまずかったのかな、と帰宅する車の
なかで考えていました。

そこでふと思い出した先輩の一言。
「役所では、出る杭は打たれるぜ。」
意見を言わねば、最近の人は意見が全然ないねといわれるし、
言えば言ったで、不機嫌な顔をされるのだから、何だかよくわからない世界です。

きちんとお給料をもらっている仕事なのだから、責任という意味でも、
より高いレベルの仕事を目指すためにも上司であろうと、自分の意見は
きっちり言うべきだと思ったのですけれども。

今日はそんなことがあった一日でした。

休暇を下さい！

ようやく帰宅できました。
疲れた・・・。

今日は小・中学生のコンクール審査。
私が審査するわけではないのですが、先生の補助にあたったり、
約2,000点近い作品をチェックするのに、大忙しでした。
それに加え、今日から始まった展覧会の取材の対応に
追われ、美術館と審査会場を行ったり来たり。
ああ、もう疲れた！

選ばれた作品は、どれも生き生きとした作品！
具体的に書きたいところですが、もはや体力はゼロ。
明日も出勤で、休みが取れない日がしばらく続いています。
もう、頼むから休ませて！
そんな？一日でした。
今夜はぐっすり眠れそう・・・。

月曜日に展示替え

昨日は帰宅してから、晩御飯を食したあと、
ソファーで横になっていたら、眠り込んでしまいました。
ふと目が覚めると、窓の外ではしとしとと雨の音。
私にとって雨の雫が流れる音は、子守唄の如し。
再び寝入ってしまったのでした。

今日は休日出勤で、展示替え作業。
私の勤務する美術館は、なるべく展示替え休館を
しないように、月曜日に出勤して作業を行うのです。

展示はあらかじめプランを立てておいて、
それに基づき作品の配置やパネルを設置していきます
ところが、もちろんトラブルだってあるわけで。
今回は作家の意向で急遽作品が追加になってしまったため、
プランは白紙・・・。作品配置の練り直し、印刷物の追加発注に
終われて、もうくたくたです。
でも、苦労したかいがあって、いい展覧会になりそうな予感。
汗をかいた分、いい仕事ができるんだ！
と、前の上司に言われた言葉を思い出しました。

明日は、またまた大忙し。
小・中学生の作品審査が入っています。
頑張らなくては！

就寝、一歩手前

一日中、暖かな陽気でした。
ニュースを見ると、この冬は世界各地で暖かい日が
続いているのだそうです。
地球の温暖化が少しずつ進行しているのでしょうか。

暖かいせいか、今日はいつもよりもお客さんに
多く入っていただけました。
ありがとうございます！

こんな暖かい天気なのに、私はずっとパソコンと
にらめっこ。
4月からの展覧会開催につき、出品作品をデータに
まとめていたのです。
目が痛くなってしまいますね。

帰宅してから、新聞を読んでいると、
明日からウィンドウズ・ビスタが発売になるとのこと。
どんどんパソコンは進化を遂げるのですね。
うちの職場にようやくXPが入ったと思ったら・・・。

今はお茶を飲みながら、ブログを更新しています。
なんだか眠くて、今にも倒れそうです。
そのせいか、なんだかまったりとしたブログになりましたね。

また明日も仕事。
明日は美術館から出て、他の収蔵庫で作業をするので、
ちょっと忙しくなりそうな予感。

仕事が十分はかどることを祈って、今日はおやすみなさい。

奨励賞受賞！

今日は嬉しいことがありました。
私が執筆した教育普及の企画書が県の奨励賞を取り、
金一封をいただくことになりました！

金一封！
なんて響きがいいんでしょう（笑）
もちろん、このお金は企画を成功させるための
軍資金となります。

気になるその企画書ですが、簡潔に述べると
これまでやっていた木版画の教室をもっと充実させる
ために、ただ単に版画の指導に終始するのではなく、
指導の対象となる小学校へ作品を持っていき
作品鑑賞の場を提供する、いわば出張美術館の企画です。

奨励賞を取ったからには、一定の成果を挙げねばならない
プレッシャーも感じますが、成功となるように
一生懸命頑張りたいと思います！

博物館実習の思い出

「そちらでは博物館実習の受け入れをしていますか？」
今日、大学生からこんな問い合わせを受けました。

学芸員の資格を取るには博物館実習が必須科目にあたります。
私も大学生の時分には、当然のことながら受講しました。
ところが実習内容は、あまり記憶にありません。
拓本の取り方、掛け軸の取扱、写真撮影の技術などでしょうか。
正直に申せば、実習で学んだことは今の業務にほとんど役に立っていない・・・
気がします。（失礼！先生、ごめんなさい）

私は学芸員になって、たった１度だけ博物館実習を担当させて
もらったことがあります。指導したのは２名の大学生。
私はとにかく楽しく学んでもらおう！を第一に考えて、
子供たちの作品展の展示作業、収蔵庫の整理、講演会の準備と参加、
ギャラリートークなど、指導というよりは、学芸員並にあらゆることを
やってもらいました。
ここで学んだことは、きっと学芸員になっても活きるはず！と期待して。

あのとき、指導した学生は今どうしているかな？
学芸員の夢がかなっていると嬉しいのだけれど。

一本の電話から、こんなことを思い出しました。

マイセンの湯のみ

家から帰宅すると、洋食器のお店から
安売りの案内が届いていました。

私は一時期、洋食器を好んで買っていたことがあり、
そのときに仲良くなった店員さんが安売りのたびに
案内を送って下さるのです。

案内を広げてみて、おや？
なんと、マイセンが急須や湯のみを販売していたのです。
マイセンといえば、長い歴史を誇るブランドですが、
意外に柔軟なところがあるのだな、と思いました。
むろん、あのブルーオニオンが描かれています。
それが妙にマッチしているから面白い。
でも急須は使いずらそう（笑）

案内を見ていると、欲しいものがいくつか・・・。
私はウェッジウッド社製のカップが使いやすくて、
よく購入していました。とても丈夫で、手にしっくりくるのです。
その日の気分次第で、自分の好きなカップを使い紅茶やコーヒーを
飲む贅沢！
ちょっとしたことですが、幸福に感じるひとときです。

日光へゆく

今日は数年ぶりに栃木県の日光へ行きました。

天気は快晴。
朝早く出かけたので、あまり混雑にも巻き込まれずに
行くことが出来ました。

まずは逍遥園。
江戸初期に小堀遠州が作ったという回廊型の庭園です。
庭内の池は部分的に凍っており、小さな滝の音だけが
心地よい音を奏でていました。
苔がびっしりと生えた岩の１つ１つにも何か深い歴史が
感じられます。

三猿を見たあと、東照宮へ。
相変わらず煌びやかな建物です。
徳川将軍家の威厳が感じられます。
東照宮では、たくさんの観光客が記念撮影をしていました。
さすが世界遺産ですね！
私は、というとそのすぐそばにある伊達政宗が奉納した
南蛮鉄灯篭（とうろう）に目がいきました。
あれ？前に来たときあったっけ？
灯篭に伊達の家紋と月型文様などがデザインされていて、
ちょっと変わった趣でした。面白い！

次に神橋。
これといった感想もないのですが（すいません！）、
綺麗だったので撮影してきました。

今回は次回展覧会の取材をかねて行きましたが、
次はゆっくりと見てきたいものです。
そして朝早く行くのはやめようと思いました。
一日中、眠くてさ（笑）

月曜日が休日

今日も引き続き休暇でした。
私の場合、美術館の休館に伴って、月曜日は基本的に休みです。

毎週月曜日が休日。他の方から見てどうでしょう？
家族からは、人が働いているときに休んでいるのだから、
うらやましい？と言われます。
私から言わせれば、土日、人が休んでいるときに働いているんだから、
しょうがないさ、と思うのですが（笑）

月曜日は当然、他の博物館・美術館も休館ですので、
展示を見に行くこともできず。
結局買い物へ出かけて、あとは家で炊事洗濯をして
一日が終わってしまいます。
今日もそんな一日でした。

毎回思うのですが、休日は時間が過ぎるのは早いですね。
明日も一応休みですが、次回展覧会の取材があるので、
また外出になりそうです。

明日の天気が良いことを祈ります！

笠間へゆく

今日は煮物を入れる器を買いに、
茨城県の笠間へ行ってきました。
天気が良くて、いいドライブ日和でした。

共販センターには、沢山の器がずらり。
どれも欲しい、でも予算がない（泣）
色や形を見て、好みの器を何点か選んだあと、
実際にふれてみて、しっくりくるものを買いました。

焼物は使えば使うほど味が出てくるのが魅力の１つです。
何年も使うと愛着も湧いてきますしね。
本物の価値とは、こういうところにあるのではないでしょうか。

今夜の晩御飯に早速煮物をよそってみましたが、
買うときに思い描いたイメージにぴったりで
とても満足のいく器でした。