もう一ヵ月「自粛」の生活が続くんだねえ~~~
池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」24巻を読み終え
次は他の本をとも思ったが、書棚を見ると「真田太平記」18巻が
目に留まり、今度はこれだと思いまた池波ワールドになった
池波正太郎さんの小説はどの小説にも共通した一本の強い「生」と
同居する「死」というテーマが横たわっていると思う
誰にも「死」は必ずやってくる、それを「しか」と思い
今日の「生」を存分に生きる、それを知ってわきまえて行動する
これが一番の自分の人生のテーマであると、どの小説の主人公や
登場人物に言わせているねえ~~~
「生の証(あかし)」を鮮やかに生きることの清々しさを
あなたも生きてごらんなさいよと言われている~~
自分の「分」に合った清々しい生き方をね!!
こういう所に私は胸打たれ、引き込まれるように
読み続けてしまう、そしてまた痛快でもあり面白いのである
テレビを点ければ「新生活スタイル」とか「変容」という
聞きなれないフレーズを誰彼となく口をそろえては言う
私は、「変化・変態」という言葉は知っていた
そしてこの二つの言葉を仕事に当てはめて行動していた
「変化」は松尾芭蕉も俳句を作る時の秘訣を尋ねられて言った
「不易流行」という言葉がある。
「不易」とは変えてはいけないもの、会社で言えば「社是」だろう
「流行」というは、世の変化を機敏に察して行動すること
俳句の世界で言えば「不易」は季語、「流行」はその時に自分の
直感に渦巻く自分の正体を花を見、蝉の声を聴き、蛙飛び込む「音」に
託す表現を言われたのだろうと思うが「変容」とは「面妖」な・・・
「容(かたち)」を変えることなんだろうが、聞きなれぬ言葉ではある
この言葉から「新生活様式」、容(カタチ)を変える生活行動になったのかね??
どうもまだピンと来ない生活行動で、まだ判然としないねえ~~
私は、本を読み、自然の中をゆっくりを歩き、空の雲や路地の名も知れない
草花と語り合う生活のほうが、私には合っているような気がする~~~
そして、宮島にも行ってみたいねえ~~~
みささん、どうしているだろうか????
でも、まだ「自粛」かあ~~
「格子のない牢獄」とまでは言わないが、弾みたいね!!