てのひらに太陽を

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「子や孫に読み聞かせたい論語」27

2012年02月14日 05時24分37秒 | Weblog


  本気の愛情

  子曰わく、
  之を愛しては、能(よ)く労(ろう)すること
  勿(な)からんや。
  焉(これ)に忠(ちゅう)にしては、
  能(よ)く誨(おし)うること勿(な)からんや。

                 憲問十四―8

  安岡定子先生
   孔子先生はおっしゃった。
   「人を愛したならば、その人をどうして労(ねぎら)い
    励まさずにいられるだろうか。
    人に対して真心があるならば、その人をどうして
    教え導かずにいられるだろうか」

  人は愛する人のことは、気になって仕方ありません。
  その人のためなら何でもしてあげたいと思います。

  それが親子・師弟であればなおさらです。
  親は子のために、師は弟子のために。

  愛しているからこそ、思いも強くなり、
  口を出したくなります。

  困難にぶつかれば、無事に乗り越えられるように
  願い、励まします。
  ・・・・
  この章句は、孔子先生の熱血先生ぶりが出ています。
  時にはうっとうしいと感じても、相手の真剣さが
  伝わってくると心動かされます。

  本気で愛してくれる人に出会えたら幸せです。

  (ポカポカ地蔵)

   物いはぬ 四方(よも)のけだもの
          すらだにも
    あはれなるかなや
         親の子を思う
           源 実朝

  愛という言葉は、ちょっと気恥ずかしい感じがする。
  私にとっては「想い」かな~

  愛という言葉を一度も使わずに
  愛ということが伝えたらいいなあと思う