てのひらに太陽を

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「子や孫に読み聞かせたい論語」25

2012年02月11日 07時02分02秒 | Weblog


  人つき合いは柔軟に

  子貢、友を問う。
  子曰わく、
  「忠(まめ)やかに告げて善く之を道(みちび)き、
   不可(ふか)なれば則ち止(や)む。
   自(みずか)ら辱(はずかし)めらるること無かれ。

                     顔淵十二―23

  安岡定子先生
   子貢が友人とのつき合い方を質問した。
   孔子先生はおっしゃった。
   「もし友人に間違いがあれば、真心を込めて
    その間違えを告げて、親切に善い方へ導いて
    あげるのが友情である。
    しかしどうしてもうまくいかない時には、
    やめておく。
    しつこくしないことも大切である。
    自分がかえって恥をかくようなことはしない方がいい」

   これは人づき合いの極意とも言える章句です。
   どんなに仲のよい友人でも、間違いを指摘するのには
   ためらいがあります。

   でも批判するのではなく、心を込めて話し、正しい方へ
   導くのが本当の友情である、と言っています。

   でもうまくいかなかったら、もうそこでやめておく。
   しつこくてはいけない、とも言ってます。

   その引き際が難しいですね。

   自分が注意されたら、どんな気持ちになるか想像してみます。
   素直に聞き入れられるかどうか自信がありません。
   ・・・・
   相手も自分も傷つかない、程々のところでやめておくことが
   大切なようですね。
   ・・・・
   人は機械ではありません。マニュアル通りにはいきません。
   押したり引いたり、柔軟なつき合い方が必要です。

   (ポカポカ地蔵)

    相手が間違っているなと思っても
    相手が正しいことをやっていると思っている間は
    さっさと止めておくのが一番

    かえって相手が意固地になるだけで
    こちらが反対に辱められるのが実情ですね

    こんな言葉がある。

    釈尊はお話をされる時、必ず三つのことに留意されたという。

    第一は、そのことが真実であるかどうかを確かめる。
    第二は、そのことを相手に伝えて相手のプラスになるかどうかを確かめる。
    第三に、それを伝える時を択ぶ。


    これを間違えると、余計な世話と思われるだけじゃ~
    お節介もののレッテルを貼られてしまう。

    真実であるか
    相手のプラスになるか
    いまが言うべき時か


    これじゃね